幼稚園の日記(ブログ)

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2014年12月3日 水曜日

12月に入り本格的な寒さがやってきました。中には寒そうに鼻を少し赤くしながら登園してくる子もいました。そんな今日は最後の焼き芋を楽しみました。ぞう組のA君はお芋を洗った手が冷たいと言って手をこすりながら、副園長に伝えにいくと「ここにおいで。このたき火に手をあてたら暖かくなるよ。」と言ってお芋を焼くために燃やしているたき火のそばに連れて行ってくれました。手を少しずつ近づけると「あったかーい!!」と大喜びでした。そして「たきびの歌のたきびだや。」と言って「たきびだ  たきびた おちばたき」と歌いながら落ち葉をたき火にいれさせてもらいました。後から登園してきた他の年長児もたき火を目の前にして真剣な表情で落ち葉を火の回りに置いていました。それを見ていた年中、年少の子供たちもたき火の歌を歌いながら応援していました。

今の子ども達はたき火の歌を歌ってもそれがどんな歌かわかりません。たき火を見たことのない子が多く焼き芋をする機会も少なくなってきています。そんな中子ども達に少しでも家庭や身近なところではできなくなった経験をさせたいと副園長は一生懸命環境を準備し体験させてくれます。文明社会で何も不自由なく豊かな暮らしができるようになった今、失うことも多くなりました。「おちばたき」や昔の童謡の歌詞に込められている優しさや情感などに気付いて、その意味を感じる大切さを改めて学びました。

 

二階のテラスには先週から干し柿がつるしています。昼食後、りす組のAくんとAちゃんがやってきて「触りたい」と言ったので少し触ってみることにしました。「小さくなったね」「まだまだしぶいね」と話しをしていると、たんぽぽ組の子がやってきて「たんぽぽのあった」と嬉しそうに指さしました。そして、もう少ししたら手でもみもみすると、甘くなって食べられるようになることを教えてくれました。早く食べられるようになるのを楽しみにしています。

最近年長さんが「赤鼻のトナカイ」の手話を教えにいろんなクラスに来てくれます。それを年中、年少、ひよこ組さん達は楽しみに待っているのです。

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