幼稚園の日記(ブログ)

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2014年12月2日 火曜日

今年も本格的な冬将軍がやってきました。

朝早く登園してきたひよこぐみのNちゃんは、「木にはっぱがひとつもなくなったね。」とつぶやいていました。3歳になったばかりの幼児が色々な変化にすぐに気がつきそれを言葉で伝えるということがまたすごいなぁと感心しました。

そんな寒々しい景色の反対側には、またすばらしい自然が広がっていました。大きないちょうの木の下には、銀色のじゅうたんが敷き詰められていました。

子ども達がそんなすてきな場所を見逃すはずもありません。まっしぐらにその場所に走っていきました。落ち葉を手に取ると皆で葉っぱのシャワーで遊んだ後、一輪車にいっぱいイチョウの葉っぱを乗せて「お届け物でーす」と配達をしに行く男の子達、お母さんにプレゼントと言って葉っぱの花束を作る子とそれぞれ思い思いの遊びが始まりました。

自然からのプレゼントを見事に自分達の遊びに取り入れるみつばっ子です。

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しばらくして、ひよこぐみのK君が「チューリップの絵を描いたから見て!」といって教師の手を引っ張って、砂場の横まで連れて行くと、木の枝で砂に描いたチューリップを見せてくれました。描けなかったチューリップの花びらのジグザグが描けるようになった事が、嬉しかったようです。

その後いもむし、ひこうき・・・と次々に楽しそうに書いているK君をみて、ひよこぐみさんが集まってきて、砂のお絵描きをはじめたのです。

リボン、車、だんご虫・・・と思い思いのものを描いていました。

頭を寄せ合って、砂に絵を描く姿をは、とてもかわいらしく、寒い日でしたが心温まる一場面でした。

 

 

さて今日はお昼に放送で副園長が、「力太郎」の読み聞かせをしてくました。ぴよぴよさんから年長さんまで、どのクラスも食事をしながら耳をすませて聞き入っていました。

なんと2歳児のぴよぴよさんも集まって最後まで話を聞いていたのには驚きです。

力太郎の劇をしようと考えているらいおんぐみさんでは、スピーカーのほうを向いて真剣に話を聞いていました。

その後、皆で印象に残った場面や、登場人物についての話をしていくうちに、力太郎をじゃまする役柄が増えたり、イメージに合った曲を考えたりしてどんどんイメージが膨らんでいったようです。

絵本や紙芝居では、絵を見て話を楽しみますが、視覚を取り払って耳で聴くとどんどん想像又はイメージが広がっていくのでしょうか。

らいおんぐみさんでは、その後M先生も、子ども達も、楽しくて楽しくて、時間を忘れるほどの話し合いが続いたようです。

本当にいつも子ども達の発想力と行動力には、驚かされ感動し、パワーをもらっている教師達です。

 

 

 

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