2014年11月24日 月曜日
作品展で絵を描く絵の楽しさを知った子ども達は、いつも楽しそうに何かを描いて遊んでいます。所持品の片づけが終わり、遊戯室へ移動した1歳児のEちゃんDちゃんは2歳児のAちゃん・Bちゃん・Cちゃんがクレヨンが置かれているテーブルに座り、保育士から紙を貰っている様子を見て、さっそくテーブルの空いている場所を見つけて座ると紙を貰い絵を描き始めました。
保育士から片面が波型になっているダンボールの紙を貰ったAちゃん・Bちゃん・Cちゃんは、最初は凹凸のない面に自分の好きな色で絵を描いているだけでしたが、途中でAちゃんが面を反対にして凹凸側にクレヨンを動かすと色が付かない部分があるのに気がつき、手の動きを変えながら夢中になって描いていました。横に座っていたBちゃんもそれを真似て、面を変えて同じように描き始めました。凹凸側に書いているのに気がづいた保育士が、「見ててね」と凹凸の上に紙を置き、クレヨンで色を写して模様を出していきました。模様がどんどん付いていくのを見て「私もする!」とAちゃん・Bちゃんは持っていたクレヨンを動かしました。途中で、Fくんも加わり同じように色が浮き出てきた事を喜び何度も色を変えながら楽しんでいました。
普段は、普通の紙に絵を描いていましたが、少し面に違いのあるものを使うことで楽しみが変化していっているのを感じることができました。凹凸面や浮き出しをしていると1歳児達も興味を示し、一緒にやってみようとする姿がみられました。遊びの場所を共有することで幼児なりに刺激を受けて学んでいる様子に、そのような環境に入る機会を持ちたいと思いました。
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