幼稚園の日記(ブログ)

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2014年11月11日 火曜日

昨日の午後、土粘土の遊び方を教師達で話し合い、今日は副園長に指導を受けながら環境を整えることにしました。まず土粘土を作るために、たくさんの力が入った方がよいので、広い板の上でこねていき、子ども達が作品を作りやすいように小台の上で作ることにしました。先日、教師が指導した時には、一人が手にする量が少なく、ダイナミックな作品を作ることができていませんでした。そこで今日は見本として包丁ままごとで使っている陶器のお皿や、教師が作った動物などをならべました。子ども達も土粘土の量は自由で水を使いながらならしていくと、つないだ部分がなめらかになり、はずれにくくなります。今日作った子ども達は幼稚園を作ったり、お皿やコップを作ったりしていました。年長児は砥部焼きに行った経験を思い出しながら手際よく、進めていく姿が見られました。年少のAちゃんも指をなめらかに使ってお皿を作っていました。先日とは子ども達の意欲が全く違い、出来た作品もダイナミックで活気に満ちていました。せっかくいい素材があっても、出し方や教師の声のかけ方でそれを生かすことができなかったことをとても反省しました。今日の子ども達の姿を見てもう一度、計画を立てて子どもたちの目線にに合った環境づくりをしていきたいなと思います。

そして園庭の木々も少しずつ赤、黄色に移り変わりつつあります。今朝2、3日休んでいた満三歳のCくんが、登園して門を入った瞬間、「あそこの木の色が違う」と砂場の奥の木を指さしたのには驚きました。また、少しずつ朝落ちている赤や黄色の葉っぱを拾い集める子どもの姿も見られ、年中のAくんはそれをお皿にのせてままごと遊びをしていました。こうして子どもの遊びの環境にも季節の変化が見られるのが日本のよさです。

また今日は運動会の競技に使った年少のおみこしを教師達は片付けようとしていましたが、副園長に「せっかく子ども達が共同で作ったのに、おみこしを作品展で飾ったらどうか」とアドバイスをしてもらいました。このおみこしは、各クラスの子ども達がそれぞれ思いを込めて作りました。今度の作品展でどこかに飾ってありますので、ぜひ楽しみにしていてください。

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