2014年10月29日 水曜日
今日も風のないさわやかな秋空の下。園庭の真ん中にお絵描きコーナーを出しました。年少・年中・年長が1カ所に集まって描いてると、上を飛行機が飛んでいました。それを見て、鼓笛隊でした『青い空に絵を描こう』の歌を口ずさむ子もいて、伸び伸びと楽しんで描いていました。
ままごとコーナーでは、ぞう組の男の子達が料理作りをしようとしていました。そして、まな板と包丁を用意すると、夢中になって作り始めました。さつまいもを吸って形を整えて【ハンバーグ】茄子と大根を小さく切ってご飯にして、上からすったかぼちゃをかけて【茄子のカレー】大根をすって丸めて【3色団子】パプリカの中をくり抜いて器にして【パプリカスープ】と2品3品とお皿が増え、とても素敵な料理が出来ました。お皿の盛り付けも、みんなで話し合いながらきれいに並べていました。男の子達が集まって作った今日の料理は、たくさんの数になりました。「料理の本を作りたい。」と張り切っていました。また明日は、どんな料理ができるのか楽しみです。
一方では、年中意を中心に前回の芋ほりの欠席者とひよこ組さんが秀野邸にさつまいも掘りに行きました。出発前、副園長が「スコップはこれだけ?」と気付いてくれました。秀野邸の畑は元々田んぼだったので粘土質で固いのです。そこで新しいピカピカのかわいいスコップお40本持って行っていいよ。と言って、しまってあった倉庫から出してくれました。副園長の「よろしくね!」の言葉を聞いて俄然やる気の出た子ども達。畑に着くとピカピカのスコップを手に取り早速掘り始めました。土は固くお芋も大きく大人でも掘るのが難しい程でしたが、子ども達はそんな事はおかまいなしに、更に目を輝かせてスコップや手で夢中になってお芋を掘りました。時間をかけて1株掘ると「次は?」「あれも掘ろう!」「一緒に掘ろう!」とまるで宝探しのように次々と、誰一人飽きることなく約2時間一生懸命お芋ほりをしました。大人の小指程の太さのミミズや幼虫を見つけたり、粘土質の土でお団子を作ったりと自然の中で楽しそうな表情が見られて教師も嬉しく思いました。ひよこさんは難しいかな…という教師の心配をよそに小さな手で大きなお芋を掘ることが出来ていました。そして、ちょっぴり疲れた時には、自分でシートの所に行って3,4人でお茶タイム!!自由でたくましいひよこさんの姿に思わず笑ってしまいました。園に帰り「ただいま帰りました。」のあいさつをしに子ども達は副園長の元に駆け寄りました。どの子も誇らしげな表情で真っ黒に汚れた手を嬉しそうに見せていました。「おつかれさまでした。」と副園長に行ってもらうと、照れながらも満足そうにお部屋に戻っていきました。そして、昼食後、りす組のH君が急いでひよこ組に降りていきました。「ごくろうさま。」と言ってもらえたことが嬉しくてひよこさんにも「よく頑張ったね。」と言いたくなったそうです。”ありがとう””よろしくね””おつかれさま”・・・相手を思ってかける言葉をこんなに素直に受け止め更に、伝えられるなんて素敵だなと思いました。
コメント (「年中さんひよこさんが大活躍!!」 ぞう組 井上沙紀 はコメントを受け付けていません)