幼稚園の日記(ブログ)

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2014年10月23日 木曜日

園庭の真ん中に絵描きコーナーが出ていることに気付いて集まってきた年長の子どもたちに、副園長が言いました。「もうすぐ作品展です。みんな好きな時に絵を描いておいてね。何枚でも描いて、自分が一番いいと思うのを出していいんだよ。」と話してもらいました。それを聞いた年長児は、早速自分の絵の具を持って来て描き始めました。そんな年長児が描いている絵を見て、「あ、ライオンもいたね!」「遠足楽しかったね!」と話している年中、年少児の姿がありました。「ぞうの所はカッパを着て歩いたよね」と言いながらカラフルなレインコート姿を描いているきりんぐみのAちゃんの絵を見て、りすぐみのB君も、「雨が降ってたよね!」と雨つぶを描いていました。友達と会話しながら様々なことに気付き視野が広がり、自分の体験にプラスされていき、その子にとってより大きな体験になるのです。このようにお互いに刺激し合って遊んでいくことが、子どもの知的発達や創造性を促していくのだそうです。

 

そして今日は、避難訓練がありました。地震の放送がなると、園庭で遊んでいた子どもたちは園庭の真ん中に集まり、室内で遊んでいた子どもたちは防災頭巾をかぶって机の下に隠れることができました。全員園庭に集まって下さいという放送で、室内にいた子どもたちも園庭に集まりました。副園長に「どうして靴を履くの?」と問いかけてもらうと、「地震の時は、ガラスが散らばってると危ないから。」と答えることができていました。「トイレにいたお友達はトイレでじっとしていると先生たちが来てくれるからね。トイレの方が個室で安全なんだよ」と教えてもらうなど、逃げ方を再確認した子どもたちです。その後は不審者が来た時の避難訓練をしました。教師のピーピーピーという笛の音が不審者の合図です。笛が鳴ると子どもたちはプールに逃げ込みました。何より子どもの命が守れるように、教師は動いていきたいと思います。

 

昨日の雨が嘘のように晴れた今日、年長、年中児はさんや市場へ、年少、ひよこの子どもたちは駐車場の畑へ散歩に行きました。明日のさつまいも堀りの下見です。「さつまいものつるは、あっちいったりこっちいったり長いんだね」「さつまいもどこにあるの?」と子どもたちは不思議そうにしていました。「手でおいもを掘るから手が真っ黒になるよ。虫がいるかもしれないけど大丈夫?」と聞くと、少し不安そうにしていましたが、思い直したように「大丈夫!たくさん掘るよ!」とはりきっていました。

さんや市場のさつまいもの畑の側には、じゃがいもが植えてありました。それを見た年中児が、さつまいもの葉っぱは虫に食べられているのに、じゃがいもの葉っぱは穴があいていないことに気付いていました。「なぜかな?」すると副園長が、「人間もさつまいもの葉っぱは食べるけどじゃがいもの葉っぱは食べないよ。じゃがいもの芽には毒があるからね。」と話してくれました。さすが三葉っ子です。周りの様子をしっかり観察し気付いていました。このような子どもたちの気付きに耳を傾けて、一緒に考えていきたいと思いました。明日のおいも掘りも楽しみです。

 

今日の給食は、胚芽米、肉団子、マカロニサラダ、ニラもやし炒め、柿でした。みんなでたくさんおかわりして、おいしく頂きました。

 

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