2014年6月11日 水曜日
早く登園してきた年長児が花の種を植えました。花の種類によって種が違うことや植え方も違うことを知り、注意深く、ていねいに植えていました。植え終ると水をあげて、プランターを元の場所に戻す姿がみられました。
砂場の方ですごくにぎやかな声が聞こえてきたので、行ってみると「天然温泉作りよるんよ。入ってもいいよ」とひつじ組のH君が優しく声をかけてくれました。さくら組のMちゃんは「いいよ」と言ってもらえたことがとても嬉しくて目をキラキラ輝かせて入っていきました。「冷たいね」と中に入り、バシャバシャと水しぶきをたてながら歩いていると「ここ掘るの手伝って」と言われて手で一緒に落ちてくる砂を何度もすくっていました。また水が流れなくなると「どうしてかな?」「ここを掘ったら流れるよ」と自分達で全体を見まわしながら作り直していました。そんななかでYちゃんとKちゃんはおたまを持ってきて泥水をすくってはコップの中に入れて「出来たよ」と友達や教師にふるまってくれました。また、後からやってきたSちゃんは友達を誘って砂場の前に行くと、「入ってみたい」と言って嬉しそうな表情で中に入り、ぐるぐる回って楽しんでいました。すると「ここの水が足りないよ」と言ってあわてて蛇口のところに行き水をおさらやバケツややかんを使って年中さんが汲み入れ始めました。何度も何度もくり返し年中さんが運んでいるのを見ていたSちゃんも近くにあるものを手に取り運び満足そうでした。一方手で力いっぱい掘っているうちに自分の足元に土が山盛りになり「足がなくなった」と笑っている子の姿がみられました。その姿を見て近くにいたK君やMちゃんも足元を埋めて真似っこです。そして丸くなると「つぼみになりました」ぱっと立ち上がって「お花になりました」とお花ごっこが始まりました。幼稚園の遊びや活動のなかで楽しんだことがごっこ遊びにつながっていたのです。
また、年長さんはさつまいも植えに行きました。副園長からさつまいもは根っ子が栄養をいっぱい貯えて大きくなったものであることや、おいもが栄養を蓄えているのであまり肥料はいらないことや、みんなが育てているあさがおの仲間であることなど興味深く真剣に聞いていました。これからもさんや市場へ行って育っていく様子を見ていきたいと思います。
コメント (「みんなで温泉作ったよ」 さくら組 古江由貴奈 はコメントを受け付けていません)