幼稚園の日記(ブログ)

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2014年6月10日 火曜日

 今朝は、早く登園した年長の子ども達で、いちごの苗の植かえをしました。今年もおいしい実がなって、子ども達と数を数えて、全学年で分け合って食べることができました。その苗を丁寧に植えていると、つるが伸びていました。親の苗からつるが伸びて、途中に小さな苗が出ているのが子どもの苗、その次の2つ目が、孫の苗です。その孫の苗を見て、「へそのおみたい!」と、気付く子がいました。その孫の苗を植えると、来年おいしい実がなるのです。

      

           

 一方、きりん組とらいおん組は、合歓の木を訪問しました。行きのバスの中で、副園長から、今日は先生に頼らず次は何をするか覚えているはずだから、自分達で考えてどんどん進めていくことを課題にもらいました。そこで、教師はなるべく手を貸さずに見守っていくようにしました。副園長の言葉を聞いた子ども達は、重たいデッキやテーブルなどを手分けして運んでエレベーターに乗って4階に上がりました。その時の表情は、”ぼくたちにまかせて!”と、言っているかのような、やる気に満ちた顔をしていました。踊りを踊った後の触れ合い遊びでは、自己紹介をしたり、自由に会話を楽しんだりしました。好きな乗り物や昆虫など、色々な質問をすることができていました。また、昨日、副園長から茶摘みの話を聞いて手遊びをも覚えたばかりでしたが、とても盛り上がり、お年寄りも笑顔で、「上手やのー」と言って下さっていました。

      

                

 そして、子ども達が一番見せたかった”そらまめのたび”の紙芝居は、場面が変わると、「おー!すごいなあ」と、つぶやいて下さる方がいて、大変嬉しく感じました。その後も自分達で片付けたり、荷物を持ったりする姿が見られ、与えられた課題を意識して行動する子ども達の姿が見られ、とても大切な一日になったと思いました。

      

 園に帰ると、Aちゃんが、「ひつじ組に紙芝居見せに行きたい!」と言って、河野先生と約束していたことを思い出し、友達を集めて呼びかけ、紙芝居を持って行くことになりました。自分たちの力で作った自慢の紙芝居を色々な人に見てもらうことで、子ども達に欠けている自信と積極性が見られるようになってきました。この経験を大切に、今後も子ども達が考えて自分達で進めていくことができるような活動を提供していきたいと思いました。

      

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