2014年6月23日 月曜日
今日から一週間の自由参観日が始まりました。新しい学年・クラスになって子ども達がどのような園生活を送っているのか見ていただければと思います。
今日、きりん組では、クラスで飼っていたカタツムリの卵が孵化していて、小さな小さな「カタツムリの赤ちゃん」が産まれていました。登園してきた子ども達はいつものように所持品の始末を終えてカタツムリさんの様子を見に行ってみると…「あれ?」なんだかいつもと様子が違います。不思議に思った子ども達がよーく飼育ケースの中を覗いてみると、たくさんの「カタツムリの赤ちゃん」を見つけました。小さな体なのに目玉もつのも、そして殻もあることに気付いた子ども達はすごく驚いていました。この小さな命がこれからどうやって成長していくのか楽しみです。
今日は避難訓練がありました。地震が起こってから調理室で火事が起こったということを想定して実施しました。避難してから副園長の話があり、火事の時には「煙」が恐いということを話してくれました。煙がくるのでハンカチをするということ、そして煙は上の方にくるのでしゃがんで小さくなって逃げることを分かりやすく話してくれ、子ども達もよく理解していました。今回はすべり台を使った避難の仕方や、参観日ということで保護者の方への誘導の仕方などについて反省が残りました。次回からの訓練にいかしていきたいと思います。
2014年6月23日 月曜日
6月からぴよぴよの月極に新たな友達が増え、より一層にぎやかになりました。保育士が机とクレパスを出すと幼児たちは、「今から何が始まるのかな?」と机の周りに集まってきました。2歳のAちゃんは、さっそく自分の好きな色のクレパスを手に持つと、白い紙に力強く色をぬり始めました。片方の手でしっかりと紙をおさえて紙いっぱい夢中になって描いていました。Aちゃんはお絵描きに満足すると、嬉しそうに両手で持ち「これカエルさん!」と言って保育士に見せました。「カエルさんぴょんぴょんとんでるねー。」と保育士が声をかけると、Aちゃんは「雨も降っとるんよ。」と目を輝かせながら保育士に話していました。
Aちゃんがお絵描きをしている様子を見ていた1歳児のBくんも、小さな手で紙をおさえごしごしとクレパスを動かし始めました。すると1歳児のCちゃんもクレパスを手に取り、紙の上をとんとんしてみたり、上下や左右に動かし色がつくのを試してみたりしていました。他の幼児たちも次々と机の周りに座り順番が来るのを待っています。1歳児のDくんが『どの色で描こうかな。』というように迷っている様子に2歳児のAちゃんは、「Dくん!どうぞ」と優しくクレパスを手渡しました。Dくんは、初め恐る恐るクレパスを動かしていましたが、紙に色がつくと楽しくなって両手にクレパスを持ち、自分の思うように動かして楽しんでいました。
毎日の保育の中で、幼児たちの些細な行動の中に見られる成長の過程を見逃さず、できたことの喜びを共有していきたいと改めて感じました。
2014年6月21日 土曜日
天気予報では雨が予想された今日、神様が三葉っ子の味方をしてくれたのでしょう。子どもたちが集まった頃には雨もやみ、晴れ間のもとで卒業生たちを迎えることができました。
バスで登園する子どもたちは、久しぶりの幼稚園バスに少し照れくさそうにしながらも笑顔で乗っていました。みんな、すっかり体が大きくなって、幼稚園のときは3人、4人掛けで乗っていた座席も2人ずつ座りました。園に着くと、久しぶりに会う友達や教師を見つけては「久しぶり!」「ただいま!」「おかえり!」という声があちこちから聞こえてきました。早速、懐かしい遊具や砂場、三輪車で遊びだした子どもたちの表情を見ると、とても楽しそうでなんだか胸がいっぱいになりました。
思いっきり園庭で遊んだ子どもたちは集まって副園長の話を聞いた後、学年ごとに写真撮影をしました。そのあと、学年ごとに別れて自己紹介をしたり、ゲームをしたりして楽しく過ごしました。3、4年生は園庭でリレーをしました。「先生!裸足になっていい?」と聞く子もいたり、何も言わずにあたりまえかのように靴下を脱ぐ子もいたりと、さすが三葉っこだなと感心しました。リレーが始まるとどの子もみんな目の色が変わり真剣な表情になりました。久しぶりに集まっても「がんばれ!!」「いけ?!!」と応援しあう姿を見て幼稚園で過ごした3年間の絆って素敵だなと思いました。
2年生はじゃんけん列車が大盛り上がりでした。優勝者には幼稚園のとき誕生日にもらっていた勲章のプレゼントがありました。Kくんは「これがいい!!」と大喜びで幼稚園児に戻ったようなあどけない姿に教師も嬉しく思いました。
1年生は3か月ぶりの幼稚園でしたが、「先生、あいうえお全部ならって書けるようになったよ!」「今ね、もうプールしてるよ!」と嬉しそうに小学校の話をしてくれました。本日写した写真を入れるための封筒に書く名前もきれいに書けていて、驚きました。
今日は久しぶりに卒園児たちに会えてとてもうれしかったです。7月19日の夕涼み会のチケットもお渡ししています。夕涼み会にぜひ来てください。待っています!
2014年6月20日 金曜日
今日はとても暑かったので水遊び用プールを出しておくと朝から水遊びをして遊んでいる子の姿がたくさん見られました。
カップを使ってペットボトルやマヨネーズなどの廃材に水を入れて遊ぶのですが、この単純な作業が子ども達には楽しい
ようです。年長児や年中児の中には分からない小さい組の友達に教えてあげている子もいて感心しました。水が入ると
今度は、友達にかからないように飛ばして遊んでいました。年少児は、水を捨てたり入れたりすることが楽しかったようで
何回も水を捨てたり入れたりを繰り返して遊んでいました。これから年長児や年中児の様子を見て年少児たちが
どのような遊びをしていくのか、とても楽しみです。
そして、今日たんぽぽ組では昨日約束していたしゃぼん玉遊びをしました。前日に「しゃぼん玉をするから
石けん持って来てね。」と伝えると、ちゃんと石けんを持って来ている子がたくさんいて「持って来たよ!」
と見せてくれ、しっかり伝えることができているんだと成長を感じることができました。
しゃぼん玉の液は自分たちで作ります。子どもたちの小さな手で力いっぱい石けんを細かく削っていき、
そこにぬるま湯を入れてまぜると完成です。子どもたちは教師の説明を聞いてから5人ずつ順番に始めました。
削る所では初めてなのでなかなか上手に削ることができないH君は、みんながしゃぼん玉で楽しく遊んでいる中で
止めずに一生懸命最後まで削って嬉しそうに友達としゃぼん玉をして遊ぶ姿が見られました。入園してから2ヶ月で
こんなに成長するんだと驚きました。ひよこ組も一緒にしゃぼん玉で遊びました。飛んでいったしゃぼん玉を笑顔で
おいかけている姿はとても可愛いかったです。「おっきいの作ってみて」と声をかけると「いくよ!」と
ゆっくりゆっくり息をはいてとても大きなしゃぼん玉を作ることができました。色々な経験を重ね、1日1日できること、
やりたいことを夢中になってする姿は、さすが三葉っ子だなと毎日感心しています。まだまだこれからたくさんの事を
経験して、たくさんのことを身に付けていってほしいなと思います。
今日の手作り給食では、青コースの年長さんは田植えでお腹ペコペコで帰ってくると豚丼を
ものすごい勢いで食べていました。動いた後の食事は格別だったのでしょう。
2014年6月19日 木曜日
昨日の雨が嘘のように晴れ渡った今日、年長児達は新田高校の新生祭への招待を受けて参加しました。幼稚園から遠くない新田高校まで行くには、車の往来が激しい三差路と踏み切りがあります。みんなで事故のないように気を付けて無事高校まで到着すると、門にはL2Fの高校生の皆さんが看板を持って大歓迎で迎えてくれました。みんなお揃いの黒色のTシャツを着ていました。この日のためにみんなで揃えたTシャツの後ろには、クラス全員の名前が入っていて、とても素敵でした。子ども達も、少し緊張していたようでしたが「こんにちは。」「可愛いね。」と声を掛けて、ハイタッチをしてもらってとても嬉しそうでした。各グループに分かれて、担当のお兄さんお姉さんにこれからの流れを話してもらい、お財布に入れて持って来た50円を渡してチケットをもらいました。高校生が話してくれている間もみんな真剣に聞き、グループの目印で腕につけてもらったリボンや鈴をとても喜んでいました。
”フワフワみきゃん”では、自分たちの順番が回ってくると、一目散に中に入り楽しそうに飛び跳ねていました。お兄さんやお姉さんと手を繋いで跳んだり、お兄さんに抱っこしてもらって跳んだりと、みんなキャッキャ言いながら楽しんでいました。交代の時間になり、中から出てくる子ども達はみんな満足そうでした。
校内のお店では、事前に高校生がプランを考えてくれ、ドーナツやクレープ、ヨーヨーや金魚すくいなどみんなで手をつなぎ回ってそれぞれのグループごとにチケットでお買い物を楽しみました。途中、「のどが渇いたー。」という子どもの声を聞きジュースの所に連れて行ってくれたり、ヨーヨーを見つけて「やりたい!」と走って行った子に、「チケットをお姉さんに渡してね。」と優しく声を掛けてくれていました。そして、チケットについていたホッチキスの針に気付いて、「危ないからのけとくね。」と取ってくれるそんな姿に、少しの心遣いがとても嬉しい気持ちになりました。
ヨーヨーのコーナでは、一人一個ということでしたが、夢中になった子ども達は、3つ4つ取り、とても集中して真剣に取っていました。子ども達が嬉しそうに遊んでいるので、高校生や先生が「3つでもいいよ。いっぱい取れたね。」と言ってもらい、両手にヨーヨーを持って大喜びでした。その上、とても素敵な景品までもらってまたまた大喜びしていました。
ドーナツのコーナーでは、かわいいトッピングのついたドーナツを売っていました。子ども達はどれにしようかとすごく悩んだ末決めると、すぐにパクリと食べてしまいました。Aちゃんは、初めて食べるトッピングが食べれないと言っていましたが、自分で高校生に「上のやつは食べれんけん、のけてください。」とお願いすることができ、みんなと一緒に美味しいドーナツを食べることができました。
一人三枚もらった券を全部使ったK君は、どうしてもフランクフルトが食べたくて、自分から「券がないんやけど、フランクフルト食べたいです。」と言いに行き、「いいよ。かわいいから1本でも2本でもあげる。」とお姉さんにサービスしてもらっていました。
又、チケットを使いきれず、お財布に1枚残っていたCちゃんは、「お姉ちゃんとお兄ちゃんが作ってくれたチケットやけん持って帰って見せてあげるんよ。」と大事そうにお財布に入れて持って帰っていました。
後半のコースは、最後に高校生が1列に並んでくれ、笑顔でハイタッチをしてくれ、先生も一緒に見送ってくださいました。門に向っている途中で、仮装した別のお兄さんお姉さんが来てくれ、子ども達を囲んで風船のプレゼントをしてくれました。少し本物みたいな”カオナシ”には、子ども達も少し驚いていましたが、最後の最後まで心もこもったかかわりをして下さり、とても嬉しかったです。今日までに券を手作りしたり、他のコーナーの係りの人達にも連携をはかったり、様々な心配りをしたり、これだけの大変な計画をクラスで団結して、子ども達の為にしてくれた高校生はとても素敵で輝いていました。子ども達も社会の中での貴重な体験が出来、自分の思いを伝えることも出来ていました。新田高校のL2Fの皆さん、新田高校の先生方、高校生の皆さんありがとうございました。今後も、このような機会があれば地域にも出掛け触れ合い、素晴らしい体験が出来ればと思います。
☆★L2Fのみなさんとみきゃんの前で記念撮影★☆
2014年6月18日 水曜日
夕涼み会のうちわ作りで野菜スタンプをしようとテラスに準備を始めると、「何するの?してみたい」と興味津々でSちゃんがやって来ました。副園長からアクリル絵の具を使ってスタンプをしたらぬれた手で触っても大丈夫と教わったのでアクリル絵の具でやってみました。絵の具の中に野菜を置いているのを見て、「お風呂みたい」とつぶやいたSくん。そこから一つ気に入った野菜を握ると力強く押していました。断面の跡を全部付けようと左手で上から「ぎゅっぎゅっ」と押さえたりくるくるくると回して大きな丸にしようとしたりしていました。またTくんは少し横にすべらせて絵の具をのばしてそれが羽みたいになったよと嬉しそうに見せてくれました。Kくんはゴーヤの丸の形を押していった後に、オクラを真ん中に押して「丸がたくさん」と笑っていました。友達が「お花みたい」というと、ますます楽しくなって押していました。
友達が押す様子をしばらくながめていたMちゃんも早く押したくてうちわを持ってくると、「どれにしようかな?」とウキウキしながら色んな野菜を触ってみました。「これにしよう」と決めてからは一つずつ押していきました。押し終わると、満足そうな表情で作り終わった友達と「楽しかったね」と話をしながら見せ合っていました。野菜スタンプを押し終わった後に、Y君は昆虫がたくさん出てくる絵本を探してきました。パラパラとページをめくって「あ、これ丸が同じ」とてんとう虫が出てくるページを開きました。うちわにたくさん押した丸い形はてんとう虫の模様と同じだと気付いて嬉しくて友達にも見せていました。1つ1つの活動や経験から、更にイメージがふくらみ次々と遊びや興味が深まっていく様子は私達にとって驚きと感動そして喜びです。
2014年6月17日 火曜日
今日も元気いっぱい登園してきたひつじ組の子ども達がバスから降りて一番に向かった先は、昨日植えた稲の前でした。子ども達が気になるのは稲の様子はもちろんですが、一番はカエルや虫が来ていないかでした。というのも、実は、昨日田植えをする前、図鑑を見たS君は田んぼにはカエルがいるはずだと知り、「おらんのよ、どこにもおらんのよ。」と探していました。そしてその後の副園長の話の中にも「田んぼの水は本当は暖かくて、オタマジャクシやカエルもいるんだよ。今日は先生たちが日陰に置いてたから冷たいけどね。」と教えてもらっていたのです。そして、今日水を触ってみると「昨日よりも冷たい。これはカエルさんこれんね。」と残念がっていました。稲の生長だけでなく田んぼの生き物も観察していきたいと思います。
また、先週から野菜スタンプで物語を作っていたAちゃんは、「副園長から絵本にしたら楽しいね。」とアドバイスをもらい、絵に字も書いていき1冊の絵本が完成しました。出来上がると「小さい子に見せてあげたい。」と言ってひよこ組さんに読みに行きました。テーブルに絵本を置き、周りにひよこ組さんが集まると、少し照れながら自分の考えたストーリーを読んでいきました。ひよこ組さんたちは蛇が出ると「わーへびだぁー!」と喜んでくれ、Aちゃんもとても満足げでした。Aちゃんが作っている絵本見て、周りの子ども達も「私も作りたい。」と張り切っています。これからもどんな物語ができるか楽しみです。
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