幼稚園の日記(ブログ)

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2014年6月30日 月曜日

先週のブログで園内の田んぼのカブトエビが紹介されていましたが、先週の金曜日に新しい生き物をくま組の男の子達が捕まえていました。捕まえた生き物は、魚のような尻尾があって、お腹にはエビのような足がたくさんありました。また、泳ぎ方も変わっていてお腹を仰向けにして泳いでいたのです。子ども達は興味津々で、急いで図書館にある図鑑を調べ始めました。しかし、いくら探しても見つからず、金曜日は降園することとなりました。そして今朝、男の子の中でも1番張り切っていたKくんが、「先生!わかったよー!」と駆け寄ってきて、ポケットから小さな手紙を出して言いました。「あの生き物、ホウネンエビっていうんよ!かつお節を食べるけん、持ってきたよ!」と自慢気です。Kくんの呼び掛けに男の子達が集まってきて、かつお節に寄って来るホウネンエビを嬉しそうに眺めていました。子ども達は日々、新しい発見や気づきがあり、そのことを楽しみにして幼稚園にやって来ます。図鑑で調べることは探究心へとつながり、こうした過程が小学校の学習の芽を育てていくのです。

今日は、プール開きの日でした。日中はぐんぐん気温が上がって最高のプール日和になりました。戸外で子ども達が普段よく踊っている「エビカニクス」等の曲を元気いっぱい踊りました。火照った体にプールの水はとても心地よくて、子ども達は存分にプール遊びを楽しみました。プール遊びでは、水遊びを楽しむ以外にも、たくさん学ぶことがあります。プールでのルールを守って安全に楽しむのはもちろんのこと、楽しむのは自分一人だけではなく、周りの人のことも考えながら楽しむことが大事なのです。例えば、体を拭くタオルを掛けることですが、タオルを大きく広げたまま掛けると、みんなのタオルを掛けることができません。そこで、タオルを細く折って掛け、みんなが掛けられるように工夫するのです。水に親しんで友達と水遊びを楽しむ以外にも、周りの人への心遣いも育っていくのです。昼食は、役員さん手作りのコロッケでした。役員さんの愛情がたっぷり詰まったコロッケは、とてもおいしくて2つともぺろりと食べてしまいました。その他にも夏野菜を使った料理も添えられて、心も体も大満足の子ども達でした。さすが三葉幼稚園の役員さん方、手際よくてきぱきと進めて下さって、子ども達は大喜びでした。

午前中に、サニーマート衣山店の店長さんが素敵なプレゼントを届けて下さいました。それは、お客さんが買い物袋を節約して下さったお金で、購入して頂いた絵本でした。店長さんから、その話を聞いた子ども達は、「うちのお母さんもしよったよ!」と、少しずつ無駄を省いていくことで新しい物が買えることを理解したようでした。物が溢れかえる現代には、こうした節約する取り組みや経験が未来を生きる子ども達には、とても重要なのだと感じました。

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コメント (「今日はプール開き!」 くま組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)

2014年6月29日 日曜日

ぬいぐるみで遊ぶのが大好きな好きな子ども達は、お気に入りの動物のぬいぐるみを探してくると、お友達の遊びを真似しながら抱っこしたり、トントンしたりして遊ぶ姿が見られます。

2歳児のAちゃんは、バンダナでおんぶしました。すると、Bちゃん・Cちゃんもその姿を見て、バンダナとぬいぐるみを自分で探してきて、保育士のところへやってきました。そして、「おんぶして!」と言ってAちゃんと同じようにぬいぐるみをおんぶして遊び始めました。楽しそうに遊んでいるお友達の様子を見て、他の子も次々にぬいぐるみを持ってきて同じように、遊び始めていました。

保育士が「この子は赤ちゃん?」と聞くと、背負っていたぬいぐるみをトントンしたりピョンピョンはねたりしながら友達と顔を見合わせて笑いながら「うん、赤ちゃんなんよ」と教えてくれました。その後も、ぬいぐるみをおんぶし、お部屋の中を歩いたり、友達や保育士に「赤ちゃんなの」と嬉しそうに話したりしていました。しばらくすると「あのね、赤ちゃん病院行ってくるね」「注射してくるね」と自分たちが経験したことを遊びの中に取り入れ始めました。保育士が「お腹もしもし、してもらった?」と声をかけるとAちゃんは、「してもらってなかった」と話してくれました。Bちゃんは「注射もしなくっちゃ」と実際、自分が経験したことをやりとりしながら遊ぶ姿が見られました。

普段は、マットや畳にぬいぐるみを寝かし、バンダナを布団にして寝かしつける姿が見られていましたが、一つの小さなきっかけで、2歳児一人一人が小さなお母さんとなり、自分の経験したことを取り入れながら遊ぶ姿に大きな成長を感じることができました。

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コメント (「お世話大好き」  ぴよぴよ 松浦万実 はコメントを受け付けていません)

2014年6月28日 土曜日

今日のフリースクールは「夏野菜について考えよう!」でした。登園した人から受付を済ませて会議室に上がると先生達の劇「夏野菜パワー」が始まりました。夏野菜の効用をいつもの劇で伝えようと教師達は必死です。「きゅうり・なす・トマト・ゴーヤ・じゃがいも」の役に分かれて効用を競います。きゅうりやなすは身体を冷やす効果があり、トマトにはビタミンが沢山入っていて、ゴーヤは血がサラサラになることと、じゃがいもには風邪の予防になることを様々な表現で伝えていきました。

いよいよ夏野菜を使った料理の時間です。それぞれに班に分かれて早速エプロンを着た子ども達はじゃがいもやなすを切っていきました。年長児が自分で包丁を使ってゆっくり丁寧に切っていく様子を優しく見守る保護者やお父さんとお兄ちゃんが切っているのを「がんばれー!」応援している子ども達の姿が見られました。みんなで切った野菜は台所に運ばれておいしい料理に大変身します!!料理が出来上がるまで各グループに分かれて各お部屋で食育カルタ、野菜クイズ、ビンゴゲームをしました。

食育カルタでは保護者の白熱の戦いをみることができました。読み札が読まれると大人達のずばやい動きに子ども達も楽しんでいました。これから保育でもこのカルタを使っていきたいと思います。

りす組でが野菜クイズとビンゴゲームをしました。表に自分の好きな野菜の名前を書いていき、年長児や小学生は絵も描いていました。野菜の花クイズではちょっぴり難しかったけど、野菜の中にも仲間があることが分かりました。

戸外の浸し染めコーナーではさくら組のAくんのおばあちゃんは家からポロシャツを持ってきて「懐かしい染物だね。」と言って楽しまれていました。また、毎年参加している保護者は初年玉ねぎの皮で染めて給食のナフキンを染め直したい言って持ってこられていました。染め直してまた今年一年使われるとのことでした。このように利用して楽しんでくださっていることをとても嬉しく思いました。

野菜スタンプでは園でもしていたので子ども達は慣れた手つきで押していました、卒園生も久しぶりのスタンプにとても喜んでいました。

みんなで切った野菜を今日はバイキング形式にしておいしくいただきました。今日のメニューは「ゴーヤチップス・じゃがいもコロコロ・なすの天ぷら・ニラすみそきゅうり・大根ときゅうりのサラダ・しょうがちりめんご飯・トマト」でした。ニラみそきゅうりは今日は酢を少し入れました。子どもたちにも大人気で「これがおいしい!」と喜んで食べていました。卒園生は「ゴーヤチップス大好き!」と喜んでお皿に乗せていました。ボリュームたっぷりのメニューでみんなとても喜んでくれました。

今日は夏野菜についての久しぶりのフリースクールでしたが、たくさんの方に参加していただきありがとうごさいました!!

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コメント (「夏野菜について考えよう!」  すみれ組二宮永実 はコメントを受け付けていません)

2014年6月27日 金曜日

雨の予報を心配していた今日は、曇り空にとどまり、外でたくさん遊べる1日になりました。そのおかげもあって参観日最終日の今日は保護者が一緒に遊びを盛り上げて下さっていました。

 

かけっこでは、くじら組のHちゃんがお父さんを誘いました。お父さんが入るということで一緒に走る子どもたちもやる気満々になり、張り切ってかけっこをしました。そして、ゴールをすると子どもたちはとても嬉しそうでした。それを見たりす組のMちゃんのお父さんも一緒に走って下さいました。Mちゃんはいないチームに入り、父さんに負けないようにと子どもたちを応援して下さる保護者の方もたくさんおり、楽しい時間になりました。走り終わったあとも一緒に遊んでと言わんばかりにそのお父さんの周りには子どもたちがたくさん集まっていました。

子どもたちと一緒になって全力で走って遊ぶ保護者のように、私も全力で遊んで子どもたちと関わっていきたいと思いました。ありがとうございました。

 

昨日大きいプールに足をつけて水遊びをした子どもたちは、今日も水遊びを楽しみに登園してきました。しかし、大きいプールの水換えができておらず、待ちきれなくなったぞう組のAちゃんとBちゃんは年少児が遊んでいた丸いプールの所へやってくると「一緒に入れてー」と入ってきました。年少児用で水かさも少ないと思ったAちゃんは立て膝になって「みてーここまでつけちゃった」と言って笑っていました。「えーいいのー」と言いながら真似をしてBちゃんも膝まで水に浸かりました。そんな姿を見てプール開きが待ち遠しくてたまらない気持ちになりました。月曜日のプール開きがとても楽しみです。

 

又、今日は青コースが手作り給食をいただきました。先週赤コースが頂いたメニューでした。年少では給食を注文していた保護者も子どもたちと一緒に並んで配膳をしました。保護者がみているだけでも嬉しい子どもたちは、一緒に並んで同じお皿に盛り付けられた食事で「同じだね」とニコニコで食事をしていました。保護者の方も積極的におかわりして下さり、すぐに完食しました。

 

片付けや歯磨きも順序よく張り切ってする子どもたちの姿に、入園して3ヶ月でこんなにも立派になるのだと思いました。お母さんが後ろにいても泣いていた4月。この3ヶ月の子どもたちのそれぞれの姿からの成長を参観日を通して改めて感じました。

☆今日のメニュー☆ 厚揚げと湯通しした豚肉といんげんのあんかけ、ふきの煮物、春雨サラダ、黒豆ごはん

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コメント (「とっても楽しい参観日」            ひまわり組 濱本果穂 はコメントを受け付けていません)

2014年6月26日 木曜日

 今朝、魚釣りをしていた年長さんたちに 副園長が、「お魚釣りのお魚がすごく少なくて困っているんだって」と話しかけるとそこにいた子ども達が口々に「さかな作れるよ!作るよ!」と反応のよい返事が返ってきました。

しばらく遊んでいる様子を見ていた副園長は、「ガムテープで貼っているさかなは、水につかるとだめだよね」と言うと「そうだね」「ほんと!」と子ども達。「ガムテープがだめなら、どうしたらいいかな」と問いかけると、さすが年長児のY君!「ひもでむすんだらいいんよ」という答えがさらっと返ってきました。

遊びの名人のY君の引き出しの中には、いっぱい知恵が詰まっています。すごいものですね!

      

さて、来週の月曜日はプールびらきです。

気温が上がり暑くなってきた6月中旬より水くみ遊びや簡易プールで水遊びを楽しんできました。

   

そして今日は登園してきた子ども達から足首程の水かさのプールに入って遊びました。

副園長に「入っていいよ」と声をかけてもらった年長さん達は大喜び!歓声をあげながら「足だけプール遊び」を楽しみ、開放感を味わっていました。

規制がないから、一方のプールへ入った後、もう一方の「プールへ入ろう!」とまるでジャングル風呂のように左右のプールを交互に入る子ども達もいました。

9時から英語があったくじらぐみさんも「ちょっとでも入りたい!」と英語が始まる前に大歓声をあげながら遊んでいました。

ほんのわずかな時間でしたがこの一瞬の楽しい時間を過ごす事ができたおかげでくじらぐみさんは、何をするのも楽しく、やる気満々で今日一日を過ごす事ができたと大喜びでした。

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実はこんな風に楽しめた陰には、私達教師の大きな反省がありました。プール開き前ということで、クラス単位で時間を決めて入ろうとしていたのです。

「そんな入り方は楽しくない」「私だったら嫌だ」と副園長に指導を受け、本日のうきうきと心がはずむ遊び方となったのです。こんな生き生きとした子ども達の姿を見て、大きな感動と同時に大きな反省をしたのです。

また、今日は歯科検診がありました。

初めて受けるぴよぴよさん年少さんたちもアンパンマンの「あ」の口、カバさんの口と、大きな口をあけて歯医者さんに診てもらっていました。

年中さんや年長さんはさすがです。大きな声で名前やお礼を言う事ができていました。

ひよこぐみさんも泣かずに堂々と見てもらう事ができ、「歯みがきしないとバイキンマンが来るよね」としっかり歯磨きをしているかわいい姿が見られました。

         

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コメント (「ジャングル風呂  楽しいね」               ひよこ組  吉本多恵子 はコメントを受け付けていません)

2014年6月25日 水曜日

梅雨の中の晴れ間の今日、登園してくる子ども達は、自分達で田植えをした泥舟やバケツの田んぼの中を毎日、覗いていました。するとそこには、小さなカブトエビの姿がありました。ひつじ組のY君は、「先生、おったよ」とカブトエビを発見したことを喜んでいました。子ども達は、明日から田んぼを覗く楽しみがまた増えました。

 

一方、砂場では、りす組の女児が中心となって山作りをしていました。「すごいね、みんなで山を作っているの?」と声を掛けるとMちゃんが「ここに大きな山を作るんよ、みんなで力を合わせて作るんよ。」と張り切って言いました。その言葉を聞いたひつじ組のSちゃんは、「ここに穴を掘って水を溜めよう」Oちゃんは、「穴が出来たらりすさんの山とつなげよう」と言いました。はじめは、数人でしていた、山作りや穴作りは、いつの間にか沢山の子ども達が集まって進めていました。子ども達と一緒に山作りを進めていると色々な声が沢山、聞かれ私もとても嬉しくなりました。Mちゃんは、スコップで一生懸命、水路作りをしていましたが思うように水が流れず「どうしても水が流れん、なんでやろう」と考えました。するとR君が「そこは、斜めになるように掘ったらいいんよ」と声を掛けました。早速、斜めに掘ると水が流れ始め、みんなで「ヤッター」と大喜びです。そんな声を聞きながら、色々な所で水路作りが始まり、水路を作る人、水を汲んで流す人、パイプをつないで新しい道を作る人等、いつの間にか役割分担が出来ました。それを見ていたひつじ組のT君は、「すごーい、砂場がすごすぎる」と驚き、仲良しの友達を呼んできて「見て、砂場が面白いんよ」と説明していました。いつの間にか砂場の周りには、大勢の子ども達が集まってきました。すると山作りをしていたR君が「ここをやまびこむらにしよう」と提案しました。友達からも「そうしよう」と賛同してもらい、こうして出来た「やまびこむら」は、みんなの大切な場所になりました。

 

子ども達の遊んでいる姿を見ているとここは、小さな社会です。情報交換をしたり、人間関係を確立したりと学びの多い場になっていました。遊びの中で子ども達は、沢山のことを学んでいます。又、友達とかかわりながら刺激を受け合い、色々な方向へ発展させています。子ども達の遊びを見ると副園長の「遊びは科学」という言葉が頭をよぎりました。教師が一番の環境になるので私自身が責任を持って一日、一日の保育を大切にしたいと思います。

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コメント (「やまびこむらができたよ!」  りす組  山田美和 はコメントを受け付けていません)

2014年6月24日 火曜日

自由参観日2日目。友達のお父さん、お母さんに親しみをもって声をかけている子どもの姿がたくさん見られました。「見よってね」とつりかん、ジャングルジム、太鼓橋など新たに出来るようになった遊びを得意気に見せている子どもたちの表情は、とても生き生きとしていて、傍で見ていた私も「出来てよかったね!」と心から思いました。

今日も朝から天気が良く、子どもたちは汗びっしょりになりながら戸外の様々な環境で遊んでいました。その中でも人気があったのは魚釣りです。丸いプールを出すと次々と子ども達が釣竿を持って集まってきて水が溜まるのを待っていました。そして廃材で作った魚を浮かべると始まりです。1人で集中して1匹ずつ着実に釣っていく子、数人で何匹釣ることができるか勝負している子など遊び方は様々でしたが、全ての子どもが自分たちの遊びを楽しんでいました。夢中になって競争していた、ぱんだ組のS君、H君は、自分たちの後ろで待っていた年少さんに気付くと、すぐに「どうぞ」と言って釣竿を渡し、また後ろに並んで順番を待っていました。そんな優しい姿にとても胸が熱くなりました。

そして今日は年長組による赤コース青コース対抗の盆踊り大会が開かれ「もんじゃってなんじゃ」と古森先生と子ども達で作詞作曲した「そらまめ音頭」で対決しました。年中組は審査員として参加してもらい、どちらのコースが良かったか手を挙げて勝敗を決めた結果、見事青コースが勝利しました。惜しくも負けてしまった赤コースの子ども達は「次は勝つけんね!」「秘密練習またしよう!」など次回に向けて気持ちを切り替えていました。

ちゅうりっぷ組では多くの子ども達が色々な虫に興味を持っています。先週捕まえた3匹のツマグロヒョウモンの幼虫の一匹がサナギになっている事を知らせると「早くちょうちょになってほしいね」など子ども同士会話していました。幼虫から成虫に成長していく過程を子どもたちと一緒に見て行き、命の大切さなど感じていけるようにしたいと思います。

明日の保育参観は休みです。尚、13時40分から始まる、あそびのおへやは参観可能となっております。

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コメント (「お外でたくさん遊んだよ」  ちゅうりっぷ組 尾崎優香 はコメントを受け付けていません)