2014年5月27日 火曜日
バスで子ども達を迎えに行くと年少児からも「おはようございます。」の声が聞かれるようになりました。又、シートベルトも自分でつけられるようになっていて驚かされました。それもそのはず、年長児の教え方がとても上手なのです。今日も年長児A君は、年少児が乗ってくると「H君こっちよ。」と誘うと、さりげなくシートベルトの差込口を支え、差しやすいように手助けしていました。なかなかできなくても見守ってあげる姿に教師も見習うべき姿がありました。憧れのお兄ちゃんお姉ちゃんを見て真似をする年少児、いいところを見せようと張り切る年中児、年長児。お互い成長していけるように見守っていきたいと思います。
今日、園庭では様々な絵の具を使った遊びを楽しんでいました。以前から楽しんでいるスタンプコーナーの横には、野菜を使った版画をしていました。キャベツなどの野菜に色を塗り紙をあてて写すと野菜の模様がつき、その模様を見て「顔見たい!」とイメージをふくらませていました。
また、絵の具のコーナーを出すと初めて絵の具を使う年少児は新聞紙にただただ塗ることを楽しんでいました。その横では、年中、年長児が細かい絵を描いていました。これまでに副園長から聞いたビワやイチゴ、そら豆の話が印象に残っていたBちゃんは紙いっぱいにビワやイチゴ、そら豆を描いていました。また、こすりだし(葉っぱの上に紙をあてて、パステルでこすると葉の模様や形が浮き出る遊び)を毎日していたYちゃんは、こすりだしで耳をイメージすると一日1匹、ウサギを描き、大きな紙に3羽貼ると絵の具でウサギを一匹ずつ囲みお家を描きました。今、様々な表現を楽しんでいる子ども達、大人にない子どもならではの柔軟な発想やイメージを見つけていきたいと思います。
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