2014年5月22日 木曜日
今日の手作り給食で使う“そらまめ”を子ども達が皮を剥きました。皮を剥きながら、「あっ!皮の中フカフカしとるよ?。」「なんで、フカフカしとるんやろ?。」と話していると、らいおん組のK君が、「落ちた時に、ケガせんためかなぁ?。それとも、寒い時に育つけん、風邪ひいたらいかんけんフカフカの布団に包まれとんかなぁ?。」と楽しそうに話していました。
そこに、様子を見に来てくれた副園長が、近くにいたくじら組のM君とH君に「どうしてそらまめっていうか知ってる?」と聞くとM君が「空に向かって伸びるから!!」と答えました。そして、皮の内側のフカフカに気付くと、「この布団しめっとる。ここに栄養があるんかなぁ?。」と言って、豆と皮が繋がっていることにも気付いていました。また、H君は、「カイワレを育てた時に、底に敷いていた脱脂綿もフカフカだったことや、湿らせたことを思い出し「一緒やね。」と経験したことが繋がっていることに感心していました。そうしているうちに、戸外で遊んでいた子ども達も副園長が話してくれるということで、みんな集まってきました。
食べられないけど、砂場の藤にも豆ができることや、さやえんどう、グリンピースなども豆であること。これらは、重くなったら、下がっていくけど、“そらまめ”は、実が上に向かって大きくなるから“そらまめ”ということ、「お父さんは、自分の部屋はある?」と聞くと「ある?。」の声にそんなふうに、豆にもケンカやケガしないように1つ1つお部屋があって、豆と家がきちんと繋がっていること。みんなもお母さんのお腹にいた時におへそとおへそで繋がっていて、栄養ををもらっていたことなど、副園長の話をとっても真剣に聞いていました。そして、1つ皮を剥いて、子ども達に見せてくれ、豆が皮に全部繋がっていて、「これは、年中さんがしたくっつきむしくっつけみたいだね。」と言うと「ほんとだぁ?。」と年中さんもうなずいていました。自分たちが経験してきたことが、次々生活に…食育に繋がる話は子ども達にとって、とても分かりやすく、楽しんで聞いていました。
おいしく調理された“そらまめ”を子ども達は「おいし?」と言ってたくさんおかわりして食べていました。らいおん組の子ども達は、明日が手作り給食の日なのでそらまめが食べられることを、とっても楽しみにしながら帰っていきました。
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