2014年5月14日 水曜日
今朝、ぞう組のT君に誘われてままごとコーナーに行って見ると、美味しそうな「野菜団子と野菜スープ」が出来上がっていました。
「焼き鳥みたいなおだんご(つくね)だよ。だからこれから串を探してさすんだよ。」といっていました。
そのそばには、I君が作る過程をずっと見ていた年少組のT君とSちゃんが見よう見まねで野菜をすっていました。それも一種類ではありません。
お兄ちゃんと同じように大根、きゅうり、人参など何種類もの野菜をすって混ぜ合わせてお団子を作っていたのです。
鋭い観察力には驚きです!!
自分で作った野菜だんごを小さな手にのせると、にこにこと得意気に見せてくれました。
年長さんの遊びを真似て、こうやってどんどん遊びの輪が広がっていくのです。こういう姿を見ると本当にわくわく心が踊ります。
また、今日は、年長さんの始めての手話がありました。
私も覗きに行ってみると、山中先生のやさしい語り口調と柔らかな手の動きについ見とれてしまい、しばらく年長さんの手話の時間の中にひたっていました。
第一回目の今日は、年長さんのクラス名と年長さんの先生の名前、そして古森先生、実習生のの平岡先生、そこにいた私の名前も手話で教えてくださいました。
同じ「よし」でも「吉」と「好」では漢字の意味が違うので、手話の仕方も違うことや「手話にはひとつひとつ意味があるので、大切に表すんだよ」とひとつひとつの手話を丁寧に表現する大切さを話していただきました。
私自身も、手話というのは形だけでなく、人(相手に)心を伝える意味があるという事を実感し、深く心に響いてきて感動しました。
またお昼には、ランチルームに年中組のりすぐみさんとぱんだぐみさんがお弁当を食べにきてくれました。5月からひよこ組に入園したK君とS君もお母さんに作ってもらったお弁当を嬉しそうに広げて、ぱんだぐみのお姉ちゃんと一緒に食べていました。
今はまだひよこ組さんは2人ですが、お昼には年長さんや年中さんが入れかわり立ちかわり来てくれるので、楽しくにぎやかに食べる事ができるので、毎日とても楽しいです。
ひよこぐみの部屋からは、ほかの学年のいろいろな活動が見えるので、たくさんの刺激をもらったり、そばを通りかかる先生達がいつも声をかけてくれたりして、とても得をしている気分になります。
ちょっぴり泣いていたK君もにこにこで活動できるようになり、きょうも「こいのぼりができたー」とS君と喜んで、「やねより♪」とそれを持って歌いながら遊んでいました。
毎日、心の輪を広げて生きたいなと思います。
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