幼稚園の日記(ブログ)

 Home /幼稚園の日記(ブログ)

2014年5月13日 火曜日

 今日、ぞう組・くじら組が年長になって初めて老人施設合歓の木を訪問しました。昨日、副園長に練習を見てもらった時に「笑顔」で交流できるといいねということを話してくれていたので、今日は「笑顔」を合言葉に交流していきました。元気良く挨拶をして整列すると、子ども達は少し緊張した表情になっていましたが、「笑顔」とアイコンタクトを送ると、「うん」としっかりうなづいて笑顔ではじめの言葉を言うことができていました。踊り・ふれあい遊びをしていくうちに合歓の木の方も手と足を動かして笑顔で参加して下さっていました。それを見て子ども達もどんどん楽しく嬉しくなって、もっともっと笑顔になっていました。ジェスチャーゲームでは、子ども達が出す問題が当たると大喜びで声も大きくなって盛り上がりました。なかなか答えが分からない問題は、ヒントを次々と考えて出していくことで答えてもらうことができました。ぞう組のえびの問題では、なかなか答えが出ず、思わずR君が「エビフライ」にしたらおいしいと答えをポロっと言ってしまいましたが、みんな笑ってくださり、楽しくすすめることができました。帰りに握手をして帰る時、胸がいっぱいになって「ありがとう」と言いながら涙を流すおばあちゃんもいました。合歓の木の方にいろいろなことを学ばせてもらった一日になりました。

      

 帰ってからは、幼稚園のびわの木がおひさまによくあたる上の方がオレンジ色になってきているということを副園長が話してくれました。「おいしそうなびわはカラスが食べにくるかもね」と話してくれているところに、話を聞きつけたカラスが幼稚園の屋根のてっぺんにやってきてとまりました。まるでその話を聞いているようでした。すると、子ども達はすぐに「カラスが狙いに来た!」と大きな声をあげました。副園長が「食べちゃだめよ」とカラスに向かって言うと、「逃げろ!」と言わんばかりにみんなの頭の上を飛び越えてカラスが園庭の反対側の高い高い木の中に身を隠しました。「カラスは話が分かるんやね」「袋かぶせてびわ守らんといかんね」と子ども達は口々に話していました。いろいろなことに目を向け、たくさんの体験ができるよう、豊かな感性を持って生活していきたいと思っています。

    

トラックバック
コメント (「笑顔はすてきなパワーだよ」 くじら組 神岡会里 はコメントを受け付けていません)