2014年4月30日 水曜日
休み明けの今日も、いつものように登園して来るとかけっこをしたり、風車作りをしたりなど好きな遊びを楽しんでいました。風車作りをした、くじら組のA君はなかなか風が吹かないのでドームの上にあがったり門のところへ行ったりして風が吹くのをいまかいまかと待っていました。かけっこでは、年長児に混じって年少児も仲良しの年中児と手をつないで並び、トラック一周を最後まで走っていました。
そんな中、ちゅうりっぷ組の女の子が庭に植えているいちごが一個赤くなっているのを見つけました。たった一個のいちご、初めて実って赤くなったいちごを見せたいと子ども達を呼び集めました。そのそばに緑色の実をつけているびわの木もありました。そして、マーガレット、パンジー、桜草などたくさんの花もきれいに咲いていました。その花の周りには、小さな蜂やちょうちょが集まってきています。そこで古森先生が蜂やちょうちょがお花の中の甘い蜜を吸いに行って、体に黄色い花粉でお化粧をしてきて別のお花にお化粧をしてあげること、そのお化粧をしてもらうことでいちごの実やびわの実やお花の種ができることを話してくれました。さて、問題は赤くなった一個のいちごをどうするかです。創価学会の屋根の上から、どうやらカラスも狙っているようです。すみれ組の女の子が「大勢で分けるけん、足りないねー」とささやき合っていました。すると年長さんが言いました。「一個しかないから、今日は年少さんが食べて、次は年中さん、そして年長さんが食べたらいいよ」しっかりと年長児としての自覚がでてきていました。
砂場には、藤の花がきれいに咲いています。私が砂場で遊んでいると、ぱんだ組の男の子が「この花、藤の花っていうんよ。昨日見たよ!」と教えてくれました。昨日、どこかへ出かけて藤の花を見たのでしょう、花の名前をよく知っていて驚きました。
たんぽぽ組では、一人一つ作った浸し染めのこいのぼりにパステルで目をかきました。「このこいのぼりには、目がないからみんなで描いてあげようね」と話すと好きな色で丁寧に描いていました。親子運動会には、みんなのこいのぼりが空いっぱいに泳ぐことでしょう。
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