幼稚園の日記(ブログ)

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2014年4月23日 水曜日

 ぽかぽか陽気で、園内の小動物達の動きも活発になってきています。子ども達と事務所の玄関にいるザリガニの水槽を掃除しました。春休み中に頂いたザリガニの赤ちゃんもすっかり大きくなっていて、今ではあまり見かけなくなったザリガニに子ども達も大はしゃぎでした。恐る恐るザリガニをバケツに移すと、友達と一緒に協力して水槽を洗ったり水を換えたりしました。ザリガニと一緒にドジョウの水替えもすると、初めてドジョウを見た年少児達が、「先生、これウナギ?」と首をかしげていました。「これは、どんぐりころころに出てくるドジョウだよ。」と教えてあげると、驚いた様子の年少児でした。これからも、ウサギの世話やザリガニ・ドジョウの飼育、虫取りなどを通して、命の大切さを考えたり子ども達の気付きや発見につなげたりしていきたいと思います。

         

 包丁を使ったままごとのコーナーには、今日も色とりどりの野菜が並んでいました。キャベツ・レタス・人参・大根など、子ども達はどれを使って料理をしようかとわくわくしていました。たくさんの野菜の中から、菜の花をみつけて料理をしていた年長児のMちゃんは、「この野菜、幼稚園にもあるよね!」と友達と話をしていました。幼稚園の畑では、大根葉や春菊などの菜っ葉類を育てていましたが、菜の花はありませんでした。しかし、ままごとのコーナーの傍の畑に植えていた小松菜が花を咲かせていたのです。4月の初めに収穫をし、子ども達に小松菜の花を見せてあげたいという教師の思いから残っていた小松菜に、子ども達が気付いてくれていたのです。そして、Mちゃん達は、図鑑を持ってきて何の花なのかを調べ始めました。教師も嬉しくなって一緒に調べていると、菜の花と小松菜は同じアブラナ科であることがわかりました。「名前は違うけれど、友達なんやね!」と、新しい発見に目をキラキラさせていました。

         

 今週から始まった年長児の英語と習字ですが、今日はきりん組の習字の様子を覗いてみました。菅野先生から1つ1つ道具の名前や使い方、置き方を教えてもらって子ども達もその話を真剣に聞いていました。「書く時は、背筋を伸ばしてお腹に握り拳が1つ入るくらい机と間をあけましょう。筆は立てて力を入れすぎないように書こうね。」菅野先生の話を聞いた子ども達は、忠実にそれをやってのけました。約1時間の習字の時間は、集中力や文字を書く技術など総合的に子ども達を伸ばしてくれる活動だと感じました。1年を通して50音を覚えるのはもちろんのこと、より多くのことを学べるよう、教師も援助していきたいと思います。

         

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