2014年4月21日 月曜日
新緑がまぶしい気持ちの良い季節になり、園庭を裸足で遊ぶ子ども達が多くなってきました。
自然に近い三葉っ子たち。裸足といえば砂場です。
慣らし保育に来たひよこぐみのK君も新入園児の年少さんたちも、そして年中さん、年長さん・・・色々な帽子が混じりあって遊んでいました。
そんな中ふと見ると・・・
年中組のJ君とB君が、2本の竹を長くつないで水を流して遊んでいました。年少のときに遊んだ経験から高さをつけて水が流れるようにしていましたが、竹と竹のつなぎ目から水が漏れていることに気づきました。
あわてて入れ物を持ってきて、水を受け取ることにしましたが・・・。
「どうしたらうまく水を流す事ができるのだろうか。」とみんなで話し合っていたところへ、砂場経験が長い年長児のK君とY君がやってきました。
そしてすぐに「こうしたらいいよ」と竹のつなぎ目、上下を入れ替えたのです。
そして水を流してみるとどうでしょう。
水は漏れることなく流れたのです。それをみていた年少さん、年中さんたちは思わずパチパチ!大きな拍手が起こりました。
嬉しくなった年少さんたちは次々とお鍋やコップにお水を入れて流していました。そして、その水が流れてくるところにいたひよこぐみのK君も嬉しそうにそこで穴を掘っていました。
そして、次なる年長児たちへの課題は、「水の流れるスピードを上げるにはどうしたらいいかな」ということでした。
さすが、そこは遊びの先輩たちです。高さをかえたらいいという答えがすぐに返ってきました。そして鍋やパイプ、ボールなど、そこにあるものを集めてきて、高さを作っていきました。
そのやりとりが楽しく興味深い光景だったため、気が付くと大勢のこどもたちが集まってきていました。
砂場は色々な年齢の子ども達が集まって遊びを共有し、共感できる楽しい場所です。
遊びの経験の違った子ども達が集まり、小さい子は大きい子の真似をして遊び、大きい子はより深く知恵を出し合い、お互いに学びあって遊ぶ姿が見られます。
まさに遊びは学びの世界です。
こんな風に毎日、遊びの中での発見や感動を見つけていきたいなと思います。
★本日の給食メニュー★
「にんじんパン、具だくさんみそ汁、キャベツの即席漬け、りんご」です。
きょうのランチルームでは、年長のぞうぐみさんとくまぐみさんが具だくさん味噌汁に入っているたくさんの野菜の名前をあてっこしながら楽しそうに食べていました。
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