2014年4月14日 月曜日
「なんだかチューリップがお話ししてるみたい。」と年中児のAちゃんがとても嬉しそうにチューリップに話しかけていました。開いたチューリップを見ると、どのチューリップも朝日が昇る方に花を向けていました。手でチューリップの形を作って歌い始める子、中には話が広がってハチの話が弾んでいるグループもあり、様々な表現の仕方や興味の持ち方に驚かされました。 春の暖かさをいち早く感じ、今日は裸足になって遊ぶ子どもの姿も多く見られました。そして、「踊りしよう。エビカニクスかけて。」と元気いっぱい踊ったり、砂場でダイナミックに遊んだりしていました。新しいクラスにまだ慣れていない子も、年少の時の友達を見つけると一安心。たくさんの色の帽子がまじりあって遊んでいました。
今日は新しく、絵の具を使った浸し染めのコーナーを出していると、教師が作った浸し染めに色がたくさん混じっているのを見て、「ワァー!きれい!。あれやってみたい。」と何人もの子が興味を持って集まってきました。色と色がつながっていくまで我慢できず角々に別々の色がぶちのようになってしまい、「あれー?」と残念がっていた子が、何度かしていくうちに色が混じってしまい、今度は黒っぽい色になってしまっていました。これから毎日していく中で子ども達が色の変化やにじみ方など様々な事に気づき、色の不思議さや組み合わせによる違いなどを学習していく様子を楽しみにしながら、教師も共感したり、発見したりできるようにしていきたいと思います。
今日は今年度初めての給食がありました。朝から調理室からいい匂いがしてきて、何度も「先生、お腹すいた。」「早く給食食べたい。」と子ども達からせかされました。中には「古森先生が野菜採ってたよ。給食に入れてくれるんかな。」としっかり観察している子どももいました。そして、「いただきます。」と言うと、同時に「おいしー!」とたくさん食べ、用意されたお代わりの分のすぐになくなってしまいました。
職員紹介(年中組)
☆ ぱんだ組・りす組 ☆ ☆ ひつじ組・うさぎ組 ☆
うえだありさ・やまだみわ こうのひろなり・とみたみずほ
2014年4月13日 日曜日
4月入園の幼児達も保育士とスキンシップをとりながら少しずつ落ち着いてきました。ピアノから曲が流れると不思議そうに周囲をきょろきょろ見まわしています。「トントントンひげじいさん」の曲が始まると2歳児のAちゃんは自分の顔にアンパンマンやしょくパンマンを作り、最後にはアンパンチと手を高く挙げました。Bちゃんもそれを見て友達を見ながら同じように真似をしていました。次に「むすんでひらいて」になると歌詞に合わせて両手を上げてお日さまきらきらと手をゆらしていました。又ちょうちょに変身したBちゃんは両手を横にのばし部屋の中をゆっくり動きながら飛んでいました。その様子を見た幼児達も次々に手をのばし、ちょうちょに変身していきました。そして窓に貼っているちょうちよを指さして「同じ!」と言っていました。
そして最後は大好きな「てをたたきましょ」の曲です。AちゃんとBちゃんは向かい合って座わり顔を見ながら手をたたいていました。「笑いましょ」の歌詞になると両手を顔の横にあてて大きな声で「ワッ八ッ八ッ」と笑っていましたが友達の顔が面白かったのか、そのあともハッハッハッと笑いが止まらないようでした。「おこりましょ」の歌詞になるとCちゃん、DちゃんEくんがほっぺをふくらませ保育士の近くにやってきました。保育士がそのほっぺをさわってあげると満足そうに戻っていきました。泣く場面では本当に悲しそうに目に手をあてて泣いている表情を見せてくれました。新入園児はその様子を保育士のひざの上で目をきょろきょろさせながら見ていました。まだ歌詞はわからないけれど進級児の楽しそうな姿をしっかりと見ていました。歌を毎日うたうことで幼児達は表現したり感情を表したりすることができるようになります。保育所の中で1歳児、2歳児が楽しんでいる様子を見て新入園児達も真似ながら色々なこと身につけていく様子がみられることがとても楽しみです。
2014年4月11日 金曜日
今日は春風が吹くたびに、最後まで残っていた桜の花びらがヒラヒラと空を舞っていました。それを見て、年長児は手を広げて花びらを集めていました。
今日から、新学期の始まりです。みんな新しい帽子をかぶり、進入児は制服を着て元気に笑顔で登園してくれました。門を入ってすぐの所に、職員の写真を貼っていると、バスから降りた子ども達が立ち止り、自分のクラスの担任を指さしたり、たまたま通った先生を見て、「らいおん組の先生やったね。」と色々なクラスの先生を見ていました。
ままごとや砂遊び、ブランコやすべり台では年長児が年少児をリードしながら遊んでいました。進入児のAちゃんは、未就園児保育で色水をしたことが楽しかったようで、登園するとすぐに「お花すりすりしたいんよ。」と言って色水の所に一目散に行って、きれいな色水を作っていました。ままごとコーナーでは、野菜を好きな形に切ると、コップ一杯に詰めました。そのコップをもって、うさぎ小屋に行くと、一つひとつを穴からエサにしてあげていました。
年長、年少児が二人乗り自転車に乗り、園庭をぐるっと回って楽しんでいました。すべり台では、トンネルを作ってもらって「すごいすごい!!トンネルや。」と、とても喜んで滑る姿が見られました。慣れてくると、年少さんも自分のしたい遊びを見つけて、片付けの時間まで楽しそうに遊んでいました。
降園準備も、自分たちですることが出来る子もたくさん見られました。ひまわり組のS君は、バス乗ると「あー♪楽しかった♪」とニコニコの笑顔で話してくれました。バスから降りると、すぐにお母さんに「今日は楽しかった♪」と抱きつく姿を見て、とてもうれしくなりました。
来週からは通常保育が始まり、給食も始まります。月曜日から元気いっぱいの子ども達に会えるのがとても楽しみです。
職員紹介(年長組)
★らいおん組・きりん組★ ★ぞう組・くま組・くじら組★
みずきよしみ・むらたあさみ・みよしみさこ いのうえさき・まるやまとしお・じんおかえり
2014年4月10日 木曜日
春の暖かい風が吹く中、平成26年度の入園式を行いました。幼稚園の制服を着て、緊張ぎみの子ども達でしたが話しかけると笑顔になり、新しいお道具箱をお父さんやお母さんと一緒にロッカーに入れていました。
入園式では、新年長・年中・年少児が初めて参加する式に緊張しながらも、前にいる教師の話おうをしっかり聞いたり、手遊びをしたりすることができていました。今年は、各クラスの担任紹介で各教師が子ども達が幼稚園に来るのがもっともっと楽しみになるような言葉かけをしていきました。「給食がおいしいよ!先生は、カレーが大好き!」「先生は、廃材遊びが大好き」「幼稚園では、包丁ままごとができるよ」などたくさん楽しいことがあることを聞いた子ども達は、ワクワクしているようでした。中には、「今日カレーが食べられる?」と勘違いして楽しみにしている子もいました。副園長の話の中では、本物のちゅうりっぷやすみれ、たんぽぽ組の帽子の色と同じ白いたんぽぽ、さくらを見せてもらいました。ひまわり組のひまわりは、暑くなってきたら大きなお花が咲くということを話してもらいました。自分のクラスの花を見た子ども達は「かわいいね!」と言って喜んでいました。朝は、副園長が探して持ってきた時は、元気のなかったたんぽぽの花、式中には、元気になり、きれいな白色の花を咲かせていました。長い時間でしたが、子ども達はお行儀よく座ることができ、これも未就園児保育で園生活を経験したおかげだと感心しました。年長のお兄さん、お姉さんの踊りでは、お兄ちゃんを見つけて嬉しそうに手を振る新入園児の姿も見られ、とても可愛く思いました。
お部屋では、新しいシール帳をもらい、嬉しそうにひろげていました。お土産のお菓子も返事をしてもらうことができ、中を覗いて見ては、嬉しそうにリボンをゆらゆらさせて大切に持って帰っていました。明日は、入園して初めての一人登園です。短い時間ですが、子ども達が楽しんで帰れるようにしていきたいと思います。
★すみれ組★ ★ちゅうりっぷ組★ ★たんぽぽ組★
★さくら組★ ★ひまわり組★
★年長組★ ★年中組★
職員紹介(プレ年少・年少組)
★ちゅうりっぷ組★ ★すみれ組★ ★ひまわり組★
すがまゆみ・おさきゆか にのみやえいみ・えびすもりまどか はまもとかほ・ひのみゆき
★さくら組★ ★たんぽぽ組★ ★ひよこ組★
ふるえゆきな・たけもとあかね いまがわみき・なかやまい たまいあいり・よしもとたえこ・すずきあみ
2014年4月9日 水曜日
新しい色の帽子と名札をつけて、誰先生になるのかわくわくしながら登園してきた子ども達は同じ色の帽子と名札をつけている教師を見つけると嬉しそうに「〇〇先生だ!」「よろしくお願いします」と言って走り寄って来ました。教師の膝に座って、帽子に名前を書いてもらうと、一回脱いで名前を確認して「ニコッ」と笑って遊びに出かけていきました。
子ども達がままごとの材料の中から見つけたみかんをしぼってオレンジジュースを作って透明のグラスに入れると副園長がお店で出てくるジュースのように、みかんの皮を星型に切って飾ったり、みかんの皮をお椀のようにしてしぼりカスを入れ、お花を乗せてスイーツを作ったりする様子を見て、自分で考えて見よう見真似で作り始めました。三葉っ子のすごい所は、人の様子を見ていてイメージして同じように作ることができることです。又、A君はなすの中心をくり抜いて筒状にし、そこに花を飾っていました。そこでも副園長のヒントでなすの底をまっすぐに切って立てる方法も気が付いてしていました。
色水のコーナーも子ども達は楽しんでいました。ちゅうりっぷや園の周りでとれてよく色が出ると副園長が教えてくれたよもぎも使ってきれいな色水を作って遊んでいました。
始園式では、初めの挨拶も元気いっぱい桜の花がふき飛んでしまうくらい大きな声で教師達は驚かされました。そして、新しいクラスの名前が呼ばれると張り切って手を挙げていました。教師の紹介では、子ども達に「さあ、この先生の名前は?」と聞かれると、フルネームで答えられる子がたくさんいました。教師だけでなく、給食を作ってくれる調理師さんにも親しみを持って名前を呼んでいました。ここでも子ども達は幼稚園で自分達にかかわってくれている人達全てを覚えていてとても嬉しくなりました。在園児の代表の子達は新入児に見せる踊りの練習をしました。
明日は入園式です。新入園児の皆さんが三葉幼稚園にきてくれることを在園児、教師一同首をながーくして待っています。
2014年4月5日 土曜日
3月末から暖かい日が続き、先週つぼみだった桜の花もあっと思う程、早くピンクの花を咲かせ満開になりました。今朝は、昨夜の雨に耐えた花びらが、風に吹かれてハラハラと散り花びらのじゅうたんになり、その所々に水たまりが風に波立って、花びらを寄せていました。そんな花びらを拾って、ままごとの茶碗に集めていたRちゃん。また、目の高さに桜のつぼみを見つけたYちゃんは、「おはな!?」と言って指さしました。それを聞いて近くにいた子ども達も集まって来たので「桜の花よ!」「上にも たくさん咲いて、きれいでしょ!」と話しかけると「さくら、きれいね!」と上に咲いている桜の花を見上げていました。
さて、4月に入ると3歳になった お姉さん達は、幼稚園に入園するため来なくなりましたが、入れ替わりに ぴよぴよにも新しい小さいお友達がたくさん入ってきました。一時預かりで時々、登園してきた子はすぐに玩具で遊んいましたが、初めて登園した子もいてとてもにぎやかになりました。その小さい友達のために今まで下の段に荷物を入れていたロッカーも上に移動になった進級児ですが、すぐ覚え自分で所持品を入れていました。また、新しい出席ノートやシールを渡すと嬉しそうにページをめくったり全部シールの絵が違うことに気付き、選んで貼っていました。 食事の時も新しい席に変わったり乳児用机付き椅子に座っていた子もテーブルに座ったりと今までとは違う友達と食事をとるようになり嬉しそうでした。
進級した子ども達は、新しい友達に興味津々で玩具など「小さいお友達に貸してあげて!」と伝えると同じ年齢の友達には、なかなか貸してあげれなかった子が、貸してあげられたり玩具棚から取って来てくれたりする姿がみられます。新しい小さい友達が増えたことで、進級児は少しずつ お兄さん お姉さんになってくれるようで楽しみです。
コメント (「チューリップが咲いたよ。」 ひつじ組 河野拓成 はコメントを受け付けていません)