幼稚園の日記(ブログ)

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2014年3月13日 木曜日

「三葉幼稚園の遊びは、地球を助けることなんだって」という話を昨日の卒園式の練習の中で、副園長から聞いた年長児のK君はどんなことをなのか考えていました。なんと今日、愛媛県環境局の方の取材がくるというのです。

廃材遊びはもちろんのこと、頂いた野菜を使ってのままごと、木工、包装紙やポスターを使ったお絵描きや壁面、そしてこんなところにも・・・エコがありました。

廊下に飾ってあるおひなさまは保護者から頂いたものです。そしてそこに敷いてある畳も使っていたベットの畳を張り替えたたものです。

ここでひよこぐみのNちゃんは、この2週間毎日ここでおひなさまの歌を歌っています。

その姿があまりにもかわいくて、先生達の間で評判になっています。

今日は副園長に声をかけてもらっておひなさまに飾ってあるお花やあられを作り始めました。朝早く来ていた年長さんからひよこぐみさんまで皆が集まり、それぞれの学年が自然に役割をもって、ひしもちやお花を考えながら作っていました。

年長さんはお互いに助け合いながら、形をとってひしもちを作ったり折り紙で桜の花を作ったりしていました。

そこには、ひよこぐみさんも仲間入りして「あられ作り」をしていました。

その「あられ」を飾る時、手が届かないと年長さんがそっと手助けして、おいてくれました。

         

ところで環境局の方が取材が来たころ、子ども達は・・・

ひよこぐみでは、先日調理で使ったかまぼこの板と四角の木片を積み木にして遊んでいました。ひとりひとりが自分のおうちを作ったり、どこまで高く積み上げられるか友達と競い合ったりしながら遊んでいました。頭に広告のリボンをつけたYちゃんが取材の人たちに人懐っこい笑顔で声をかけていました。

   

また、年長さんでは大きなダンボールを使って協同で大きなロケットを作っているところでした。ロケットの頭には、なんと発表会の劇で使っていた大道具の一部のくまさんの顔が使われていました。ひとつのものが二度そして三度と生まれ変わって使われている。

これこそが子ども達の生きていく力につながっていくのだと思いました。

三葉幼稚園では、ひよこ・年少組から廃材遊びを経験し、想像力や、なかったら何かを利用するという柔軟な頭が育っていくのだということを改めて感じました。

         

          ★ロケット★                                 ★バス★

廃材遊びでは、廃材を切ったり合わせたりしながら頭も手も使ってそれが創造力となり、左右対称、高さなど自分で考え、足りないものは、代わりになるものを自分で探し、利用したら生きていけること、子ども達が何かを自分でつかみとることが願いです。

いろいろな手段を身体で覚え、経験が生きていく力となるのです。

「ムダは節約の始まり」セロハンテープの使い方も学んでいくのです。

記者の方が、貼っているポスターをみておっしゃっていました。

「このポスターもいずれは裏に子どもたちが絵を描いてくれてまた新たに生きるのですね」と。

      

   ★縄で作ったブランコ★     ★作ったカメラで「にこにこにー♪はい、パチリ」

●●●三つ葉幼稚園の教師と子ども達の代表のエコ活宣言●●●

「私達は、20年後、50年後に生きる子ども達のために 僕達は、自分の未来のために 手と足と頭と体、そして心を使って地球を守ります。」    年長児が、 取材の方の前で誓いました。

      

今日は、赤コース・ひよこの今年度最後の手作り給食でした。ししゃもの天ぷらの頭からもりもりと食べ、野菜サラダもおかわりする姿を見てやっぱり、三葉パワーの原点はここにあるのだなとそんな子供たちの姿が、誇らしく、嬉しく、思いました。

★今日のメニュー★

・ししゃもの天ぷら・野菜サラダ・厚揚げときのこのソテー・バナナ・五分付きご飯

   

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