2014年2月27日 木曜日
自由参観日4日目、今日も雨あがりの足元の悪い中沢山の保護者が来園してくださいました。空が徐々に明るくなって太陽が出てくるとすぐに子ども達がサッカーを始めて広いコートを行ったり来たりボールを追いかけていました。
ふと見るとその中にたんぽぽ組のMちゃんのお父さんの姿が見られました。Mちゃんのお父さんは今日は朝から子ども達と遊ぶつもりでジャージで来て下さったようで、子ども達に混じって遊んで下さっていました。水たまりでは泥んこ遊びやお団子作りをしたり、鉄棒に縄を掛けてブランコにして揺れたりと色々な場所で遊んで園庭中が活気に満ち溢れていました。
園庭の隅っこで何やら相談しているらいおん組の2人組の男の子達は製氷皿の四角一つひとつに草を入れて「明日の朝、固まっとるといいなぁー」とつぶやいていました。お料理コーナーではくま組の女の子達のお料理作りが盛んで、ブロッコリーを削ってふりかけを作るなど面白いアイディアも見られました。
参観のメイン活動では各クラス今日の活動のなかでこの一年間の子ども達の育ちが見て頂けるようにと考えていますが、子ども達の反応に教師が右往左往したり、手際が悪くて冷や汗をかきそうになったりする事もあります。しかし子ども達は普段と変わらずありのままの姿を見せてくれています。そんななかこの参観日中にも驚くような子どもの変化が見られました。
今まで人前で恥ずかしがって声を出せなかったAちゃんが突然大きな声で話をする事が出来るようになったり、引っ込み思案だった子が友達と意気投合しながら楽しそうに活動できたりしていました。 そしてそれはここ数日春を思わせるような自然の力も関係あるようで、厳しい寒さから解き放たれた心が躍るような気持ちがそうさせているとも思われました。
また、今日は赤コースの手作り給食で参観で給食を希望されていた保護者も一緒に食事をする事が分かると子ども達の方から「ここにどーぞ。」と座る場所を空けて準備していました。月曜日の食育講演会に参加されて今日も来られていた保護者の方は子ども達が食べる手作り給食の美味しいことに本当に感激されると共に胚芽の残ったパワーのある玄米ご飯としっかり下味のついたお肉の生姜焼きレタス添え(ボリュームたっぷり大きいお肉でした)ブロッコリーとキャベツのサラダ、もやし人参、玉ねぎの炒め物、りんごを残食なく食べておかわりを何度もする年少児にとても驚かれていました。
コメント (「心がウキウキするね。」 さくら組 日野美雪 はコメントを受け付けていません)