幼稚園の日記(ブログ)

 Home /幼稚園の日記(ブログ)

2014年1月16日 木曜日

 昨日、霜がおりてバケツの水が凍っていたので、こうした自然現象を子ども達に気付かせたいと思ったT先生は、昨日の夕方にままごとの容器に水を入れて帰りました。すると、今朝も思った通り霜がおりて見事に凍っていました。朝一番に登園してきた年中児達に氷が張った容器を見せると、「わぁー!すごい!凍っとる!」と驚いていました。他にも氷が張っていないかと園庭を探し始めた子ども達は、カーポートの下に置いているバケツの水は、凍っていないことに気付きました。すると、「なぜ、凍っている水と凍っていない水があるのか?」と考え始めた子ども達は、「屋根の下はさ寒くないから」「バケツの中の水はたくさんあったから」など、子ども達なりに自然科学の不思議を考えているようでした。

             

 今年に入って、ぺんぎん組の子ども達が何度も挑戦している遊びが「こままわし」です。こまのコーナーを覗いてみると、様々な学年の子ども達が集まっていました。幼稚園には手で回す大きなこま、指で回す小さなこま、糸を引くことで回るこまなど、色々な種類のこまを出しています。年長児ともなると、自分でこまに糸を巻いて上手に回すことができます。その姿を見て、年中・年少の子ども達も糸を巻くのですが、糸を巻く力の加減や糸の引き方が上手くいかず崩れてしまいます。それでも、何度も挑戦する姿を見て、こうした経験の積み重ねが手先の器用さや集中力を育むことへとつながるのだろうと感じました。

             

 幼稚園の自然や遊びの中には、知識や体力、技術など総合的な教育の種がたくさんあるのです。それを、教師は見逃さずに子ども達の成長へとつないでいきたいと思います。

 今日は赤コースの子ども達の手作り給食の日でした。メニューは、「胚芽米・豆腐ハンバーグ・ニラもやし炒め・大根サラダ・りんご」でした。各クラスに小さなハンバーグのおかわりがあり、大喜びでおかわりをしていた子ども達でした。青コースの子ども達は、「明日は自分達の手作り給食の日だ!」と言って楽しみにしていました。

               

 水・金コースのこあら保育の子ども達も、笑顔で登園することができました。教師に荷物の片付けの仕方を教えてもらうと、自分で進んで片付けることができました。又、おやつのお皿も自分達で片付けて、こあら保育の教師達はとても驚いたようです。お外でたくさん遊んだ水・金コースのこあら保育の子ども達は、また幼稚園に来ることを楽しみにしていました。

             

トラックバック
コメント (「幼稚園には科学の不思議がいっぱい!」 ぺんぎん組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)

2014年1月15日 水曜日

今日も朝からとても寒く、霜で園庭の花々も凍えているかに見えました。昨日たまたま置いていいたバケツの水も少しだけ氷が張っていました。毎朝早くから登園しているちゅうりっぷ組のAくんは、いつも遊んでいるビックボスを触ってみると絵が描けることに気が付いていました。そして「子どもは風の子」という言葉がぴったりの三葉っこ達は、バスから降りると「いいな、ぼくもサッカーしたいな。」と喜んで部屋まで走っていました。

今日も園庭では、正月遊びやサッカー、砂場で盛んに遊んでいました。どのコーナーも大人気であっという間に園庭には元気な子ども達の姿でいっぱいになりました。かんぽっくりに挑戦していたAくんはなかなかうまく進みません。しかし一歩ずつゆっくりと繰り返していく内に二歩、三歩と進めるようになりました。それを見ていた年少のBちゃんは自分もやってみたいと、一生懸命挑戦していました。いつもはおとなしいBちゃんが何度転んでも、泣かずに挑戦している姿を見てとても嬉しくなりました。また、ボールでうさぎの箱に投げて遊んでいた数人の子ども達は「おにはそと。」「ふくはーうち。」と言いながら投げて遊んでいました。もうすぐ節分が近づいているのをこども達は気付いているのでしょうか。

そこで、今日はお弁当を食べた後、おにのぬりえをしました。三つある顔の中から好きな顔を選んで、好きなパステルで塗りました。塗り終わると、今度は自由画帳に自分達でおにの絵を描き初めました。動物のように可愛い耳を描いたり、大きな口やにっこり笑っているおにを描いたりして楽しんでいました。おには怖いイメージなのかと思っていましたが、子ども達が描いたおにはどれもとても優しそうな顔をしていました。子ども達の絵を見ると楽しくてこんな可愛いおにがいたらいいなと思いました。

 

今日はこあら組の子ども達が一人登園をしてきました。バスに乗る時にはちょっぴり泣いていた子も、戸外で楽しそうに遊んでいるお兄さんや、お姉さんと一緒にアヒルに乗ったり、すべり台を滑ったりして遊びはじめていました。年長さんや年中さん達はバスから降りると、一緒に靴箱を探してあげていました。こあらさんもとても落ち着いていて中には砂場の片付けを手伝ってくれる子もいました。明日はこあらさんの木コースの子ども達が登園してきます。子ども達が楽しく活動できるように環境を作っていきたいと思います。

 

今日テラスに置いているチューリップを見ると、少しだけ芽が出ていました。「何かでてる。」と気が付いたAくんは「もうすぐ花が咲くのかな。」「なんだか寒そうだね。」と話していました。春に真っ赤なチューリップが咲くまでみんなで世話をしながら観察してきたいです。

トラックバック
コメント (「おにを描いたよ。」  ちゅりっぷ組二宮永実 はコメントを受け付けていません)

2014年1月14日 火曜日

 連休明けの今日も子ども達は、寒さに負けず元気いっぱい登園してきました。

園庭ではねつきをしていた年中さんは、色々なはねがあることに気づき、「どのはねがよくとぶのかな」と試している姿も見られました。また、まつぼっくりやビー玉の手作りのはねでは、「音が違うね」「いい音だね」と言いながら、はごいたに、はねがあたる心地よい音を楽しんでいました。ひよこ組のT君とMちゃんは、お姉ちゃんがする様子を見ながらはねつきの真似っこをして、やっとのことではねが板にあたるようになって喜んでいました。

      

さて、3学期になり、誕生日を迎えて待ちに待った入園の日を迎えたお友達を加えてひよこ組は、とてもにぎやかになりました。

順に入園してくるひよこ組さんたちは、まるで兄弟のように育ち合っています。友達がバスから降りてくるのを待ちかねて「おはよう!」と言って抱き合う姿が見られたり、入園したばかりの友達が泣いていると頭をさすって涙をハンカチで拭いてあげたりする姿も見られます。

またこんなこともありました。

野菜が、なかなか食べられなかった仲良しのR君とA君。R君はお餅つきの日の給食の切り干し大根を美味く食べたことがきっかけで、嘘のようにもりもりと食べるようになったのです。その姿を横目で見ていたA君は、「僕も頑張る!」と言ってライバル意識が芽生え、苦手なものも少しずつ食べるようになってきています。

また今日は、園庭で手をつないで歩いているK君とMちゃんを見かけました。今までは一緒にいる姿を見かけたことのない二人でしたが、今日は何やら話しながら歩いていたのです。

しばらくするとK君がMちゃんを自転車の後ろに乗せてペダルをこいでいました。その姿はとてもほほえましく、たまらなく可愛い姿でした。

満三歳児なりにこんな風に育ちあう姿が見られて、とても嬉しいなと思います。

          

   

さて今日はワクワクドキドキ発表会の座席のくじ引きの日でした。役員の方に見守っていただく中、厳正なるくじ引きが行われました。副園長に「皆が引いたくじがおうちの人の席になるんだよ。くじを引いたら大きな声でお名前を言おうね」と話してもらい、子ども達はひとりずつくじを引くと、しっかりと名前を言うことが出来ていました。兄弟で一緒にくじを引く子どもたちは、それぞれ話し合い、納得しあって参加していました。年中さんのお兄ちゃんお姉ちゃんは「年長になったら自分が引くから今回は弟・妹に引かせてあげる」と言って弟や妹にくじを引かせてあげていました。役員さんが、くじの紙に自分の名前を書いてくださっているのを見届けていた子ども達は、きっと今日おうちの方に「席が決まったよ」と満足そうに報告することでしょう。ワクワクドキドキですが、子ども達が心をこめて引いた席です。どうか楽しみにしていてください。

      

   

      

トラックバック
コメント (ともだちっていいな       ひよこぐみ    吉本多恵子 はコメントを受け付けていません)

2014年1月12日 日曜日

年末年始を家で過ごした子ども達が登園してきて、ぴよぴよのへやにも にぎやかな声が戻ってきました。久しぶりの登園で涙ぐんだり様子をうかがったりする子もいましたが、次第に園生活を思い出し、所持品の始末をした後、自分の好きな玩具を出して友達と遊ぶ姿がみられるようになってきました。

ぴよぴよでは、時々、保育室やその前のスペースを使い、いつもは出していない玩具や遊具を出して遊ばせています。水曜日には、保育室に大きいブロックやレゴブロック・すべり台、保育室の前のスペースには手押し車を出しました。手押し車は、人気で月齢の低い子も我先に乗って遊んでいます。

大きいブロックコーナーで、横にどんどんくっつけ長い道のようなものを作っていたAくんは、長くなって場所が足りず畳の下までのびていきました。それでも、くっつけていき、壊れると今度は縦に並べてくっつけ一人で集中して遊んでいました。

Bちゃんは、数個を横にくっつけて すぐ縦にも数個くっつけると穴からのぞいて「カメラ!」と言って「カチャ」と上の方の出ているブロックを押していました。そこで、細長いブロックを持ってポーズを決めていたCくんを写してもらうことにしました。それを見ていたDちゃんもやってきて横でカメラを作ると「Cちゃん!」と呼んで穴をのぞき、二人でCちゃんの撮影開始です。その後やってきたDちゃんは、ブロックが足りないことに気付き、手で両目に丸い形を作りカメラにしました。すると、自分も写してもらおうとEちゃんとFちゃんもやってきてポーズを決めました。


また、レゴブロックでは、台になる四角い形の平たいブロックを見つけると、小さい正方形のブロックを台に沿って1つずつ並べていたGちゃん。1段、きれいに並べると2段目も並べ満足して見せてくれました。それを見ていたAちゃんも同じように並べ、レゴ人形を探してきて、その上にのせて遊んでいました。子ども達は、自分の好きな遊びをしながらも友達の遊びをよく見て真似をしたり仲間に入って遊ぼうとします。1つの遊びでも小さい子なりに、どんどん遊びを広げていく様子が見られました。

いつもは、端に置いている室内すべり台を今日は、中央に出してみました。すると、嬉しそうにあがり始め、時々、階段の横からあがろうとする子もいますが「じゅんばんよ!」と言うと「じゅんばん!」と言って並びます。月齢の低い子は、すべる方からあがろうとしますが、みんなが階段の方に並んでいるのを見て階段の方にまわって ゆっくりあがっていく姿がみられます。始めの頃は、階段をあがれなかった子も繰り返し行うことでしっかりとあがれるようになり得意気にすべっています。戸外でも幼稚園のお兄さん達が、大きいすべり台で遊んでいるとしたくて一目散に走っていき階段をあがろうとする子ども達です。


毎日、目と耳を働かせ、いろいろな刺激を受けながら成長している ぴよぴよの子ども達は、時には集中して真剣に、また、時には友達とおしゃべりをしながら楽しく生活しています。

トラックバック
コメント (「楽しいことをして遊んでいるよ!」 ぴよぴよ 政所恵美 はコメントを受け付けていません)

2014年1月10日 金曜日

今朝は、足元から冷え込みとても寒い一日の始まりでした。まだ夜が明けきっていないかのような暗い7時過ぎ、雪がちらちらと降ってきました。そして、子ども達の登園を待っていたかのように大降りになってきました。ひまわり組のHちゃんは、「雪だー」と言ってお部屋から飛び出してきました。ぱんだ組のG君とS君は、「雪やー、キャッチしよう」と言って手のひらを合わせて園庭中を走り回っていました。

普段、ほとんど雪に触れることのない子ども達にとって、とても嬉しい一日の始まりになりました。やがて、しんしんと降っていた雪は、いつの間にか園庭にある遊具を次々と真っ白に染めていきました。次々と登園してくる子ども達は、寒さを吹き飛ばさんばかりの満面な笑顔で「雪がすごい降っとるね」と喜んでいました。遊具に積もっている雪をかき集めて雪だるまを作ったり、雪の団子を作ったりして楽しみました。子ども達のそんな姿を応援するかのようにしんしんと降っていた雪は、吹雪のように降り始め、やがて園庭を真っ白にした後、あっという間に幼稚園全体を包み込みました。銀世界に近い一瞬も子ども達にとってとても良い経験になりました。

雪に触れながら沢山遊んだ子ども達を温かい給食で副園長が迎えてくれました。今日のメニューは、8種類の野菜が入った栄養たっぷりのお粥です。本当は、七草粥を予定していましたが七草が集まらなかったので、さつま芋、大根、人参、ニラ、春菊、大根葉、白菜、椎茸が入ったお粥になりました。お正月にご馳走を沢山食べたお腹を休める為に、そして元気に過ごすために食べるという由来もある七草粥です。野菜粥の他には、シシャモフライ、肉じゃが、干し柿、みかんです、年長、年中組は、グループに分かれてみんなでみかんを分けて食べました。これからも寒い日が続きますが子ども達に色々なことを経験、体験できるように私達教師も一日一日を大切にしたいです。

トラックバック
コメント (「雪が降ってきた!」  ぱんだ組 山田美和 はコメントを受け付けていません)

2014年1月9日 木曜日

 「あけましておめでとうございます!!」と元気な声が聞こえてきて、今日から三葉幼稚園の3学期が始まりました。久しぶりに子ども達の元気な姿や笑顔を見て、私たち教師も自然と笑顔になりました。

 今日は、お正月の遊びを楽しもうといろいろなコーナーを用意していました。凧あげのコーナーでは、新聞を使って簡単に作れる凧を作りました。4分の1と3分の1の折り方は、いつもお手紙を折っている時にしているので、ほとんどの子がすいすいと作っていました。そこへ、古森先生がやって来て今年は、いつもの凧に平行になるように支えの紙を貼ることで凧をうまく受け止めてよく飛ぶ方法を教えてくれました。凧が出来上がると、子ども達はすぐに園庭に飛び出してトラックを何周も走っていました。

      

 実は今日、私たち教師が羽根つきの準備を怠ってしまっていました。羽子板がないことに気付いた古森先生は、すぐに木片を組み合わせて手作りの羽子板を作ってくれました。そして、羽根は形も同じで重さのあるビー玉をナイロンに包んで作ってくれました。羽根をついてみると「コンッ!コンッ!」と良い音が聞こえ、子ども達の笑顔がみえました。古森先生が作って来てくれた時、「しまったー」と思いました。用意できていなかったことも、なかったらそこにある素材で作り出すことができていなかったことにも…環境による保育がどれだけ大切なのか分かっているはずなのに、その環境を作り出せていなかったことを反省しました。

    

 その後はみんなで始園式に参加しました。みんなで会うのが今日初めてということで「あけましておめでとうございます」と挨拶をすると、それに続き「今年もよろしくお願いします」と子ども達の方から元気な声が聞こえてきました。3学期は、年長児は1年生になる準備を、年中・年少そして、ひよこ組の子ども達は1つ上の学年になる準備をするということを話してもらい、子ども達は目をキラキラとさせていました。又、3学期は発表会があるけれど「自分達でいつでも練習をしていこう」と話してもらい、くま組の子ども達もやる気満々でした。

 また明日から子ども達のことを一番に考えて環境を用意していくようにしたいと思います。

トラックバック
コメント (「今日から3学期★」 くま組 神岡会里 はコメントを受け付けていません)

2014年1月6日 月曜日

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。

新年が明け、幼稚園の預かり保育も1月4日から始まりました。本日も子ども達の元気な声が、園内に響き、活気に満ちあふれております。

今年度も3月まで、一日一日を大切に悔いを残さないように楽しい保育を心掛けていきたいと思います。

トラックバック
コメント (「あけましておめでとうございます!」 はコメントを受け付けていません)