2013年12月26日 木曜日
朝久しぶりにソフトブロックを出してみました。すると早速Aくんがやってきました。最初はかごの中からソフトブロックを1つ1つ取り出していましたが、しばらくすると欲しい物が下の方にあるらしくかごから全部出すと目的の丸いブロックを見つけ、人形の型を乗せ「バイク、バイク」と言いながら走らせていました。2つのソフトブロックを組み合わせただけでしたが、Aくんのイメージ通りかっこいいバイクに変身していました。それを見ていたBちゃんも長いソフトブロックをマットの上に並べ始めました。そしてトーマスを持ってくるとその上を走らせていました。いつもは床の上を走らせているトーマスを今日は線路の上を走らせているのです。「線路の上を走っているね」と保育士が声をかけるとBちゃんはにっこりうなづきました。それを見ていた1歳児のCくんも隣にやってきてブロックをつなぎ合わそうと真剣です。1つつながるととても嬉しそうに手を伸ばして「これ見て」と得意気に見せてくれました。少し離れた所にいたDちゃんはソフトブロックを1つ持ってきて1歳児の友達に手渡していました。それをもらった1歳児も頭を下げて「ありがとう」をしていました。
いつも遊んでいる玩具でも出し方により幼児達はとても真剣に集中して遊ぶことができるのだなと思いました。簡単な型でも想像力をふくらませながら遊んでいる姿を見て私達も幼児のようにイメージをふくらませられるような素敵な発想力を持ちたいと思いました。来年も幼児達と楽しい毎日を過ごしていきたいと思います。
2013年12月21日 土曜日
笑顔で登園してきたAちゃんは、さっそく棚からブロックが入っているカゴを持ち出してきました。自分で気に入った形のブロックを探しそのブロックを組み合わせると「ヘリコプターが出来た」と嬉しそうに見せに来てくれました。そしてプロペラに見立てた長いブロックをくるくる回しながら飛ばして窓際まで行くと「プルルルル」と言いながらおもちゃの中から持ってきた車の横に並べて停車させました。そんな様子を見ていた、車が大好きなBくんもすぐにブロックをカゴの中から取り出してきて「ヘリコプター」を作りました。そして二人で顔を見合わせ嬉しそうに並んで今度は「ぴゅーん」と飛ばす真似をして遊んでいました。友達が楽しそうに遊んでいる姿を見ると、すぐに真似っこをして一緒に楽しむぴよぴよの幼児達です。
またCちゃんは黙々とブロックを組み合わせて「カバさんできた」と教えてくれました。周りの友達が「すごいね」と見てくれ得意気なCちゃんは「ガオー」と口をあける動きをしたり、「ドシンドシン」と歩かせたりして満足そうでした。それを見たDちゃんは「カバさんのお家作る」と張り切って作り始めました。友達と少しずつかかわりを持ち刺激を受けながら遊ぶことができるようになってきた幼児の姿を見ることが出来ました。遊びの中の小さな場面での友達同士のかかわりを大切に見守っていきたいと思います。
2013年12月20日 金曜日
昨日のお餅つきで持って帰ったお土産を、家に帰ってみんなで分けて食べたと、とても嬉しそうに話してくれた子ども達。「お父さんは仕事やったけん、一つ残しとるんよ。」とмちゃん。一つのお餅を、またちぎってお餅を丸めたYちゃん。「砂糖と醤油をつけて食べたよ。」とK君。家でも、みんなが丸めたお餅を分け合って食べたようでした。
早く登園した子ども達は、部屋に集まりかるた遊びをしました。年少の子ども達も、家でもかるたで遊んでいたようで、読み札を読むとすぐに見つけて「はい!」と言って札を取っていました。札がなくなるにつれてカードを早く取ろうとみんなが真ん中に集まってきて、真剣に遊んでいる姿がとても可愛いなと思いました。最後は、自分で取ったカードを並べて数を数え喜んでいました。
今日は、2学期最後の日、終園式です。ホールへ行くと、いつもと違う雰囲気で大きな舞台が並んでいました。副園長が舞台に立ち、端から端まで走り「先生達は、発表会が楽しみすぎて舞台を作ったんだって。この舞台は誰が使うの?」と聞くと、「年長さーん。」と子ども達が答えました。発表会は、年少さんも年中さんも踊りや、オペレッタをすることを話してもらい「こんなに広いけど頑張れる?」と聞かれると、「できるよー!!」ととても元気のいい返事が返ってきました。子ども達も3学期にある発表会を楽しみにしているようでした。そして、大きなカレンダーを子ども達のシール帳にして、冬休みについて話を聞きました。12月31日から1月1日になると、新しい年”2014年”になることを知り、「今年はヘビさんだったけれど、次に待っているのは馬さんだよ。」と教えてもらい、次は何年になるのかみんなで覚えました。
参観日中に作った干し柿は、まだ少しお日様のパワーが足りなかったようで、甘くなっていないものもありましたが、食べ頃の干し柿は、クラスのみんなで分けて食べました。子ども達は渋かった柿がとても甘くて美味しくなっているのにとても驚いていました。柿の皮チップスも、とても甘くて「おかわり!!」と何回もおかわりをしていました。
明日からは、冬休みになります。1月9日の始園式には、元気な子ども達の笑顔に会えるのを楽しみにしています。よいお年をお迎えください。
2013年12月19日 木曜日
今日は待ちに待ったおもちつき。バスから降りてきた子ども達は、園庭を見ると「うわー!!おもちつきだー!!」と、嬉しそうに言って走っていきました。9時過ぎから赤コースの年長を先頭に、その後に続いて他のクラスもおもちつきをしました。おもちをつくコーナーでは、4人で1グループになり子供用のきねをしっかり持って、「ぺったんぺったんぺったんこ」と言いながら、おもちをついていきました。すると、後ろからも「ぺったんぺったんぺったんこ」と、周りにいたお母さんや業者さんも一緒に掛け声をかけて下さっていました。手水をつけておもちを返すお母さんと、おもいきりきねを後ろに力を入れてつく業者さんの動きを初めて見た子どもからは、「おーっ!!」と歓声があがり、その姿を真似しようとする年長児の姿も見られました。
おもちを丸めるコーナーでは、副園長が手が使えなくてちぎれないので、もち切り機で同じ大きさにもちを切り、泥団子作りが上手な子どもたちなので、丸めるのもとても上手でした。白・紅、いも、よもぎの4種類のおもちえをつきました。いももちのいもは畑でみんなが掘ったおいも、よもぎもちのよもぎは家庭から摘んできてくださったものです。よもぎを入れてつき始めると、真白だったもち米に緑色がいっきに広がっていきます。それを見た子ども達は、とても喜んでいました。
給食になり、「今日は、給食におもちが出るんやろ??」と、楽しみにしていたくじら組のYくん。いつもより準備を早く済ませて給食を取りに行くと、メニューを見た子ども達はガッツポーズ。大好きな切干大根とついたおもち、よもぎもちといももち、ししゃも、みかん、副園長手作りのあんこに白いおもちが入ったお雑煮でした。どのメニューも大人気で、おかわりもたくさんしていました。特にお雑煮は具沢山で、副園長が野菜を煮過ぎないよう心配りをして作ってくれたことで、「白菜がしゃりしゃりする、つもとなんかちがう!!」と、すぐに気が付いている子どももいました。役員さん方、日頃お付き合いのある業者さん方、新沢コーチ、運転手さん、たくさんの方が協力して下さり、おもちつきが11時過ぎには終わりました。スムーズにできたことに感謝したいと思います。ありがとうございました。
今日のおもちつきに、年中さん年長さんはエプロンを着けました。急なことで、年中さんには持っていない子もいてご迷惑をおかけしました。その中で、お母さんが夜なべをして作ってくださった子がいました。その子は嬉しくて嬉しくて、教師やお友達に見せて自慢していました。お母さんが自分のために寝ないで作ってくださったエプロンは、子どもの心の中に一生残り、宝物になるだろうと教師たちは話し合い、その子の気持ちを思い喜びと感動で胸がいっぱいになりました。何でも揃う時代だからこそ、お母さんの愛情をしっかり胸に刻みつけたことでしょう。ありがとうございました。
いよいよ明日で2学期が終わりますが、全員が揃って学期の日の終わりを迎えたいと思います。
2013年12月18日 水曜日
今日は、冷たい雨でしたが子ども達は、カルタや廃材遊び、お絵かき、ままごとなどして好きな遊びを楽しんでいました。らいおん組では高島屋のちびっ子フェスタで手話をした子がマフラーをしたことからマフラー作りが盛んになっていました。慣れた手つきでどんどん長く編んで得意気に見せてくれました。Aくんは作ったマフラーを首に巻くと「これで冬休みも寒くないね!」と話していました。
年中組では、先日のおたのしみ会の写真ができたのでアルバム整理をしました。写真を見ると「サンタさん来てくれたよね。」「プレゼントくれたよね。」「かっこよかったよね。」と友達と話していました。12月のシール帳の折り紙だった靴下やサンタさんを折ったり、ツリーを描いたりと思い思いにアルバムに貼っていきました。Kちゃんは、「ゆめかるたありがとう」「さんたさんすき」と書いていました。おたのしみ会が子ども達にとって本当に心に残る素敵な思い出になっていることを感じて嬉しくなりました。
もうすぐ2学期も終わり、新年を迎えるということでお部屋の掃除をしました。大掃除をすることを伝えるとMくんは、「1年間の感謝の気持ちを込めてするんよね!!」と張り切って掃除に取りかかっていました。自分達で心を込めて掃除をするということは大事だなと改めて感じました。自分で掃除する所を見つけて、棚の中やままごとのお皿も丁寧に拭いていました。
さて、明日はいよいよお餅つきです。お手紙でよもぎを呼びかけたところたくさんのよもぎが集まりました。「お父さんと採りに行ったよ。」「おじいちゃん、おばあちゃんに送ってもらった。」などと色々な方に協力して頂いていました。三葉幼稚園は本当にたくさんの方々に支えてもらって毎日の保育をさせてもらっていることに嬉しくなり、子ども達にとってより良い保育ができるようにと気持ちがまた引き締まる思いがしました。たくさん集まったよもぎは、子ども達と新芽を採り、明日のお餅つきに使います。残ったよもぎを見た副園長から、色々なものに使えるというアドバイスをもらって干しています。蒸しパンやお茶などに使っていきたいと思います。
2013年12月17日 火曜日
今日は、年長児が明後日のおもちつきで使うもち米洗いをしました。副園長からお米洗いの仕方を聞く年長児は、とても真剣でした。幽霊の手で優しく洗うこと、3回水をかえるけど1回目の水は、お花にあげると栄養になるということを聞いた子ども達は、頭の中で数を数えながら大切に洗い、1回目の水もこぼさないように持ってバケツに移していました。年中児は、じょうろでお米のとぎ汁をくみ、植えているちゅうりっぷの所にかけ、大きくなるようお願いをしていました。
また、今日は地震・火災の避難訓練をしました。年少児も、防災頭巾を被るのが早くなり、すぐに机の下に隠れることができていました。消防士さんから「震度6、7の地震の後火災になると、消防士が他の所へ行っていたら、来れるか分からないから自分達で避難しないといけない」ということを言われました。子ども達が自分で自分の命を守れるように避難訓練では、一つ一つの動きをしっかり指導できるようにならなければと思いました。消防車を見学した時に、消防士さんの服についているたくさんのポケットが気になった年少児は「ここは、何が入っとるん?」と聞くと消防士さんが長いロープを出して「命を守るために使うロープだよ」と見せてくれました。一つ終わると「こっちは?」と聞き、次から次へと出てくる物にとても興味津々でした。中でも、身につけているベルトがかっこよかったようで「変身するん?」と聞く年少児もいました。その他にも靴や帽子、手袋なども見せてもらいました。
たんぽぽ組では、今日サンタさんにもらったカルタをみんなでしました。早く取りたくてしょうがなくてお手つきをする子もいましたが、取ったカードは嬉しそうに持っていました。これからもみんなでしていきたいと思います。
2013年12月16日 月曜日
気が付けば2学期もあと1週間になりました。ぞう組では先週からままごとが盛んになっています。きっかけは「誕生日の友達をお祝いしよう。」から始まりました。2日前誕生日を迎えたA君には内緒で、思いを込めたパーティーメニューを作り、招待し、歌を歌いながら料理を出していました。そして、今日は「たくさんのお客さんを呼びたい。」と朝から張り切っていました。Hちゃんは、野菜の形を利用してお皿に柄をデザインしたり、大きなパプリカをお皿の代わりに使ったりしてイタリア料理のようなきれいな料理を作り、Yちゃんは大根とにんじんをすりおろし、小さなざるを使ってこしてスープを作るなど、今話題の和食を作っていました。そして、沢山の料理をテーブルに並べると「飾りが足りない。」と自分たちで駐車場に花を摘みに行き、飾っていました。
手作り給食で副園長が色を意識したり、一手間二手間心を込めて料理をしてくれていることを聞いたり、家でお母さんたちが自分たちの為に料理をしてくれる姿を見たりしている子どもたちが、今日は自分たちが人の為に料理をすることを楽しんでいる姿にとても嬉しく思いました。
また、年長5クラスで集まって鍵盤ハーモニカの練習をしました。中には初めて鍵盤を使う子どももいて、音が出ると大喜び。自分の楽譜を持っている子どもたちは「自分たちで練習をする。」と張り切っていました。
その後は、みんなの大好きなパンと副園長の副食です。今日はコーンスープだったのですが中には何とマカロニとご飯が入ってぼりゅうむたっぷりになっていました。ままごとをしている子どもたちは、「また古森先生がいつもと違う料理にしてる。」と興味津々。そして、明日はどんな料理を作ろうかとイメージの刺激にもなっていました。
コメント (「こんなのできたよ」 ぴよぴよ 檜垣美恵子 はコメントを受け付けていません)