2013年11月20日 水曜日
今朝は、来週の焼き芋に向けて焼き芋を焼くための落ち葉を集める場所を作っていました。そこに、「先生、何しよん?」と興味をもってやって来た年少組のSくん。「焼き芋をするために、落ち葉を集めるんよ。」と言うと、「僕もする!」とゲージの中に落ち葉を拾って入れていきました。その様子を見ていた子ども達も集まってきて、協力し合ってたくさんの落ち葉を集めることができました。これから、焼き芋の穴掘りなども教師と子ども達が進めていきます。子ども達が準備から片付けまですることで、様々な体験をし学びや知識として次の体験や経験へと生かしていくのです。
昨日のぺんぎん組とちゅうりっぷ組のお店屋さんごっこで、商品を作って盛り上がっていた子ども達は、今日はお金作りを始めました。その中で、ちゅうりっぷ組のOくんはお金をどうやって作ればいいのか戸惑っている様子でした。そのことに気付いたぺんぎん組のMちゃんは、一緒に廃材の中から紙を探してきて数字を書きました。Oくんは、Mちゃんが作っている様子をじっと見ていました。一週間、合同で生活することで年少児に対して優しく接したり、仲間同士で助け合ったりする様子が見られるようになったぺんぎん組です。
作品展が終わった今日は、保育室の片付けを子ども達と一緒にしました。自分の作品を大切に保育室まで運んだ後、展示に使った布を片付けました。布はとても大きくて、一人や二人の手では上手くたたむことができません。そこで、子ども達に「どうやってたためば上手くできるか、みんなで考えてみたら?」と教師は提案しました。すると、子ども達はどことどこを重ねるか、そのためにどことどこをくっつけるかなど、たくさんの意見を出し合って片付けていきました。こうした活動の中には算数の要素が含まれており、子ども達は頭を働かせながら活動しているのです。
三葉幼稚園の子ども達は、幼稚園で行われる行事や活動の準備から片付けまで教師と一緒にします。全てを準備してもらうのではなく、自らかかわって進めていくことが、三葉っ子達の主体性を育てているのだと感じました。
昨日と今日は、こあら保育の給食がありました。今日は園の手作り給食ということもあり、たくさんの方に参加して頂きました。コロッケは子ども達に大人気で、保護者の方は切り干し大根を喜ばれていました。とても和やかな雰囲気のこあら保育でした。
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