2013年10月27日 日曜日
最近1歳児が増えてきたぴよぴよではハイハイをしていたAくん、Bくんがトコトコと歩けるようになりすっかりみんなの仲間入りです。マットの上に座っているAくんの側にやってきたCくんは絵本をさし出して「どうぞ」と手渡してくれました。その目は自分よりちょっと小さなお友達に優しく接しているお兄ちゃんのようでした。Aくんはその絵本を手にすると表紙の絵を見て指さしました。するとCくんが「これはうさぎよ」と教えてあげました。又畳の上ではDちゃんはしまじろうのパズルをBくんの手に1つずつのせてあげていました。まだしまじろうがわからないBくんが落とすと何度でも拾っては手の上にのせてあげていました。Bくんはそれがおもしろくなって今度は少し手を伸ばして遠くに投げて喜んでいました。それでもDちゃんは笑いながら持ってきては手の上にのせていました。
またある時は部屋の隅にあるすべり台に登ろうとしているBくんに「そこはダメよ」と教えたいのですが伝わらずEくんはちょっと困った様子でしたが、いつも保育士が声をかけているようにそっと側に近づき教えてあげていました。2歳児同士では同じものが使いたくてけんかになったり「イヤ!」と言っておもちゃの取り合いで泣いてしまうこともあります。しかし、自分より小さいお友達には自分から側に行き「かわいいね」といいながら自分の顔を近づけてさわらせる姿も見られます。幼稚園の園庭に出るとお兄さんお姉さんに優しくしてもらっている経験が生かされているのだと思います。
大きい子が小さい子をいたわる優しい気持ちが育つのも幼稚園の中にあるぴよぴよだからだと思います。
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