2013年10月13日 日曜日
地方祭の日、給食はお休みで、お家からのお弁当の日です。子ども達は、登園して、いつものようにかばんをあけると、真っ先に「お弁当!」と言って取り出して「ママ、作った!」と嬉しそうでした。この日は、お祭り。預かり保育の子ども達は、おみこしも見れないのは可哀想と団地のおみこしが三葉幼稚園にやってきてくれました。戸外で預かりの幼稚園児と一緒に遊びながら団地をまわっていた おみこしを見ることができ、一緒に「ワッショイ、ワッショイ」と声をあげ、お祭りを楽しみました。そして、待ちに待った昼食。人数が少なかったので、今日は、2つの机をくっつけて丸くなって食べることにしました。お弁当をあけると「アンパンマン!」とKちゃん。Rちゃんも「たまご(やき)!」と言って嬉しそうに食べていました。今では、どの子も給食の野菜も好き嫌いなく食べるようになっていますが、お母さんが作って下さったお弁当は、期待いっぱいで、すぐ食べてしまいました。今月は、遠足を含めると4回、お母さんのお弁当の日があります。子ども達にとって、お母さんが作って下さったお弁当は格別です。子ども達にとっては、お母さんの手作り弁当は、いつまでも心に残るものです。
水曜日は、幼稚園青コースの総練習でした。普段、戸外遊びをしていても、幼稚園児の競技や踊りが始まると興味を持ち、手を止めて見入ったり手を動かして踊ったりするぴよぴよの子ども達も総練習では、朝から園児席に座って見ることにしました。『ノリノリみかん』の体操が始まるとテントの中で立って幼稚園児の真似をして手足を動かして踊ったり応援合戦で太鼓の音がすると、その場で、小走りをした後、拍手をしたり「フレーフレー」と保育士と一緒に応援したりしていました。そして、自分達の番です。『むすんでひらいて』では、年長児が手をつないで入場して一緒に踊ってくれました。優しく手を取ってくれる年長児を不思議そうに見ている子もいましたが、一緒に踊ることができました。親子ゲームの『カートでゴーゴー』では、保護者役で役員さんが手伝って下さいました。いつもは、自分の足でこいで進めるのですが、土の上だったこともあり、重くて動かなかったり緊張したりして、なかなか進めない子もいました。最近、昼間は夏の暑さが戻ってきたような日が続いていますが、鼻水や咳が出ている子も多いので、当日は、元気に親子で触れ合いながら楽しく過ごしてほしいと思います。
2013年10月12日 土曜日
今日は天候にもめぐまれ、無事、運動会を終えることができました。午前中は青コース!午後の部は赤コース!体操のノリノリみかんでスタート!いつも以上に元気と笑顔いっぱいノリノリで踊りました。
続いての応援合戦でもやる気満々でどのクラスも応援の声が大きく、代表の子ども達は緊張している子もいましたが、堂々と役割を果たすことができました。 開会式では、副園長から年中さんの踊り「きみいろヒーロー」の歌詞を紹介してもらい、一人ひとりがヒーローになる一日になるよう、教師たちも全力で応援しようと身が引き締まる思いがしました。
まず、年中さんのかけっこです。今年は一人ひとり自分で名前を言って走りました。転んでも走りきる姿がとてもかっこよかったです。 又、次の年少さんの踊り「ブルブルブルドック」もいつも以上に元気な歌声と踊りでとてもかわいかったです。
ぴよぴよさんの親子の踊りでは、年長さんが待機そででうたをうたって、あたたかく見守る姿がみられました。 ひよこ組さんのかけっこでは、まだ入園していないお友達も加わって走りました。泣いてしまった子は、お母さんの応援で走ることができ、ほほえましく感じました。
次の組体操では、自分たちでしっかりと数をかぞえながら一つひとつのポーズを決めていきました。ポーズが決まるたびに拍手をもらったことがとても嬉しかったようでした。 年少さんのかけっこでは、いつも1番になれなくてくやしがるAちゃんは、こっそりと2番の札の列に並んでいました。?
年中さんの「力を合わせてデコジャンボ」では、気持ちが高まっていつも以上に転んでしまう子がいましたが、誰も泣かずに知恵を使って転がしたりおしたりしていました。
年長の野球拳は、数日前から水線などを引かずに、自分たちで考えて移動をすることができるようになり、今日は本番なので、年長の教師はとにかくドキドキしながら見守っていました。ですが、その心配もよそに堂々とした演技を見せてくれました。
ひよこさんの親子の踊りでは、親子一緒ににこにこで顔を見合いながらおどる姿がみられました。 年少さんの「まつりだわっしょい」は、Bちゃんの「みこしには鈴がついていたよ」の一言で今日おみこしに鈴がつきました。子ども達はそれがうれしくて、友だちと力を合わせてかついでいました。
年中さんの踊りの「きみいろヒーロー」は、かっこいい衣装とお面をつけて登場!とにかく歌もうたいながら年長さんに負けないくらいに元気いっぱい、ヒーローになって踊ることができました。
年長の鼓笛隊は、数日前に振りや動きをかえた上に、ラインを引かずに練習をしてきました。とにかく子ども達の自信がすごくて、それぞれのパートが一つになって演技をすることができ、胸がいっぱいになりました。
未就園児さんのかけっこと綱引きにもたくさん参加してくれてとても嬉しく感じました。これから入園する子、卒園した子の種目は、今後も残していきたいと思います。 年長のリレーでは、いつも以上にバトンを落としてしまいましたが、全員がトラックを走りきることができました。負けたのがくやしかったクラスは、食事の後にバトンを落とさないように練習していました。
最後のフィナーレの踊りでは、各クラスカラーのポンポンを持って元気いっぱいに踊りました。 今日の運動会で、改めて子どもの底時からを実感すると共に子どもを信じることの大切さを身にしみて感じることができました。子どものそこしれないパワーを自分達がしっかりと引き出すことだできるように日々の保育の課程を大切にしていきたいと思いました。
2013年10月11日 金曜日
明日はいよいよ運動会です!子ども達は待ち遠しいようで朝から口々に「後一回寝たら運動会やね!」と話していました。
年中児は、朝の時間にみんなでデコジャンボや踊りをしようということになり、5クラス合同で行いました。いつもと違うクラスも加わったことで更にとても盛り上がっていました。子ども達からは、「デコジャンボの練習しようよ!」などと教師に言って来て、楽しんでいる様子がうかがえて教師も一緒に楽しみました。みんなやる気と明日への期待が高まっていて、それが練習を見ていてとても伝わってきました。
一方年長児では、リレーの練習でどうすれば勝てるかを案を出し合ったり、リードをするところの練習をしたりしていました。それを見ていた年中児は、混ぜてもらって一緒に競争したり、応援をしたりしました。
運動会の練習を楽しんですっかりお腹がすいた子ども達。「今日は、カレーだ!早く食べたい!」と言ってすぐに準備をしました。今日の献立は、カレーライス・なすびのウスターソース和え・春雨サラダ・リンゴでした。カレーをおかわりしたいと言って、急いで食べようとしている子、なかには、なすびの方が好きだからと言ってカレーを先に食べている子など様々ですが、今日もみんなとてもよく食べていました。
降園前には、A君の掛け声につづき、みんなで「明日の運動会頑張るぞー!おー!」と言って気合いを入れました。
今まで一生懸命かつ楽しく運動会の練習をしてきました。明日は本番です。子ども達は、ご家族の方々が見にきて下さることをとても楽しみにしています。みんなで秋の運動会を盛り上げていけたらいいなと思います。
2013年10月10日 木曜日
いよいよ、運動会まで残すところ2日となりました。今朝は、子ども達と運動会に向けて園庭を整えていきました。スピーカーの線につまずかないように、土を掘って埋めてくれる子。稲が植えてある容器を力を合わせて移動してくれる子。それぞれに、考えながらいそいそと準備を進めていました。その中で、AちゃんはBちゃんに「あと2回寝たら運動会やね」と言って、嬉しそうに話し掛ける姿も見られました。
今日の野球拳の練習では、副園長が「みんな頑張ってかっこよく出来るようになったから、初めの渦巻きの線はなくても大丈夫?」と、声を掛けてくれました。子ども達は「うん!」と言っていつも以上に張り切った表情で走り出しました。私達教師は「渦巻きが線なしで出来るだろうか」と、正直不安いっぱいの中、子ども達は見事な渦を作り上げました。感動と感激で胸がいっぱいになりました。そして、子ども達と目が合うと真剣な表情の中「できた!」と言うかのように自信に満ちた表情で頷いてくれました。私もたまらなくなり、涙が出ました。
その後、「野球拳も線なしでできたから鼓笛隊も線なしでやってみる?」と副園長が声をかけてくれました。野球拳で「出来た!」という思いでいっぱいの子ども達からの返事はもちろん「やってみる!!!」 今まで、何本も書いていた水線が今日なしです。中には少し不安な表情の子どももいましたが、鼓笛隊も私達の不安を裏切り自分達で考え、直しながら上手に隊を作る事ができました。運動会まで、残り明日1日ですが、子ども達と一緒に最高の運動会になるようにしたいと思います。
2013年10月9日 水曜日
台風も過ぎ去り、曇り空の中練習が始まりました。運動会まであと2日、子ども達の意識も高まってきています。自分達の種目の準備、片付けも子どもたちでやってみたらという副園長の提案で年中児はぴよぴよや年少児のお手伝いましました。種目と種目の間も我先にとお手伝いに入る子どもたちですが、お陰で緊張感も高まってきました。子ども達が主体となり、子どもたちで作り上げていく運動会、今年もまた1つ成長が見られる運動会になりそうです。
昨日、鼓笛隊の衣装を初めて着た年長児でしたが、さすが年長さんです。2回目ともなると着替えるのも早くなり、何でも考えて自分達でできるようになってきました。新しく隊形が変わったり、それぞれのパートで動きが変わったりしましたが、1人ひとりが集中して周りの友達と協力しながら変わったところもすぐに直すことができていました。子ども達の集中力には驚かされた教師達ですが、本番はもっともっと感動的な場面が見られるのではと期待いっぱいです。
さて、練習も終わりに近づき、ふと空を見上げると曇っていた空が嘘のように晴れ渡り、青い空が広がっていました。「ぽっかり浮かんだ雲が、かぶと虫に見えるね」というちゅうりっぷ組のIくんの声に、周りにいた子ども達も空を見上げました。「だんだん形が変わってドラゴンになってきたー。」と言いながら気持ちのよい秋晴れの空を見上げる子どもたちでした。練習の合間にも、季節の変化や環境の変化に目を向ける子どもたち。子ども達のつぶやきに耳を傾けながら毎日を楽しみたいなと思いました。
今日は、お弁当の日です。練習の後の手作り弁当は、いつもよりおいしく感じました。
子ども達が大好きな踊り、きみいろ☆ヒーローは1人ひとりが輝ける素晴らしい歌詞になっています。歌詞を紹介します。
きみいろ☆ヒーロー
クレパスの色が ぜんぶおなじだったら
あまりにも つまらない 絵になりそう
ぼくらもみんな おなじ人だったら
なんて 色のない 世の中だろう
耳をすまして 目をひらいて
自分のこころの思うままに いきてゆけば
きっと すてきな世界
ひとり ひとり すばらしい ヒーロー
それぞれに 輝くことで
世界を 守る
きみは 世界で たったひとりしかいない
きみいろ ヒーロー
みんなの描く絵が ぜんぶおなじだったら
あまりにも つまらない 絵になりそう
ぼくらもみんな おなじ人だったら
なんて あじけない 世の中だろう
顔も力も できることも 違うんだから
こころとこころを あわせれば
きっと すてきな未来
ひとり ひとり すばらしい ヒーロー
それぞれに 輝くことで
未来を 変える
きみは 世界でたったひとりしかいない
きみいろ ヒーロー
2013年10月8日 火曜日
「先生昨日ねお祭り見に行ったんよ。」「お神輿みたんよ。」と昨日の地方祭の話でバスのなかは持ちきりです。地域の行事に参加して楽しかったことが伝わってきました。
さて、いよいよ今週末に運動会を控え今日は赤コースの総練習をしました。連休明けでしたが子ども達はやる気十分で「がんばるぞ!オー!」というかけ声と共に総練習がスタートしました。代表の台に上がった体操の呼びかけや応援合戦の進行をする年長児は自信がついてきたのか大きな声でハキハキと言えるようになって行進する年少、年中児の手の振りや歩き方も堂々としてきた様に思いました。
総練習ということでお手伝いする事があれば・・・と赤コースの役員さんと三役さんが来てくださっていましたが自分たちで準備して並んだり待機したり意識をもって行動する園児達の姿に当日の写真係と三役さん意外の方々は園庭の木陰やテラスの所で子ども達の演技一つ一つに拍手と声援を送って盛り上げてくださっていました。
振り返ってみると自分がどこでどうすればいいのか分からなかった時期はちょっと顔もこわばって友達について行くのが精一杯だった年少児でした。しかし今では「○○ちゃんの後ろにならぶんよ。」「手をつないでね。」と自分から友達と声を掛け合っている姿に1ヶ月にも満たない日数でよく自分で考えて動ける様になってきたとその成長ぶりには感心させられます。そして踊りもかけっこも競技もどれも力いっぱいする姿が見られかけっこで転んでしまった子ども達も誰一人泣かずに走りきりました。
活動している子ども達の表情は自分自身で楽しんでしているので見ている側でも自然と手拍子と拍手で応援したくなりました。総練習ということで運動会当日まであと3日子ども達が更に活動しやすい様に環境を工夫し今一度動きを見直したり出入りがスムーズに出来るように教師間で確かめ合ったりしていきたいと思います。
明日は青コースの総練習を予定しています。
2013年10月6日 日曜日
朝の片付けが終わり「アブラハムの子」の曲をかけると部屋のあちこちで遊んでいた幼児達がマットの上に集まってきました。しかしソファの上にちょこんと座って一等席を確保したKちゃんは、ガンとしてその席から離れず手だけを動かしていました。幼児達はこの曲が大好きで笑顔がたくさん見られます。またお集まりで「トントントンアンパンマン」とピアノをひくとAちゃんが「今度は早くなるよ」と手の動きはまだおぼつかないけれど、気持ちはスピードアップします。「おつかいありさん」の曲では両手の人さし指を出してありを表現しています。「あっち行ってちょんちょん」と自分の指で拍子をとっているBちゃんや友達の指をちょんちょんとさわっているCちゃんもいます。歌詞は全部覚えていなくても曲のリズムは体で覚えているようで、自然に身体が動いています。さっきまで泣いていた子も曲が流れると泣き止めて友達の様子を見たり、笑顔になったり、歌い始め力いっぱい歌う姿も見られます。2歳児のDちゃんなどは保育士の真似をして前に座わり大きな声で歌っています。「手をたたきましょう」の曲の時は笑いましょアッハッハと大きな声で笑ったり、怒りましょプンプンプンとほっぺたをふくらませて怒ったり泣きましょエンエンエンと泣いたりと歌詞に合わせて様々な表情をつくって見せてくれるのです。そんな中で月齢の小さいEくんも両手をばたばたさせて大喜びしていました。
そんなお歌大好きな幼児達は部屋の中で遊んでいる時も好きな歌を口ずさみながらブロックをしたりままごとをしたりする姿が見られます。まだ歌詞がはっきり言えない乳幼児ですが発達が著しいこの時期耳で聞いて身体で覚えることができる幼児の歌にぜひ触れさせたいものだと思います。毎日くり返しながら、歌うことで幼児達の心も豊かになることを感じました。
コメント (「みんなの前で踊ったりカートをしたよ!」 ぴよぴよ 政所恵美 はコメントを受け付けていません)