2013年9月12日 木曜日
「ちょっと先生きてきて?」と年長組の男の子達に呼ばれ、手洗い場へ行ってみると、蛇口から落ちた水滴をカマキリが飲んでいたのです。「カマキリも水飲むんやね」と言いながらしばらく観察していると、らいおん組のH君がカマキリを捕まえて「カマがあるん知っとる?」「こないだの踊りと同じカマキリなんよ。でもあんまり痛くないんよ。」と言って近くにいた年少児Cちゃんの腕に近づけました。「ほんとや!あんまり痛くない」と言いながらカマキリに触れたことを喜ぶさくら組のCちゃん。そんなやりとりに心を和まされたひと時でした。
それからしばらくすると、男の子が3人で腰をかがめながら何かを追いかけていました。「捕まえた!!」と嬉しそうなS君の手には大きなトンボが握られていました。図鑑を持ったT君が「ぎんやんまって言うんよ。同じ色やろ。」と見せてくれ、もう一人のI君は、虫かごを持ってきました。虫かごに入れようとしたとき、ふと羽を見ると羽がボロボロになっていることに気が付きました。「かわいそうやね・・・どうする?」と相談した結果、逃がしてあげることにしました。羽がボロボロだったので空高く飛ぶことはできませんでしたが、姿が見えなくなるまで3人は「ぎんやんま」を見届けていました。
さて、敬老の日が近づいてきました。今年も大好きなおじいちゃんおばあちゃんに手紙を書きました。ポストに投函しに行く前に、副園長に話をしてもらい、ハガキを大切に持ってバスに乗ること、ポストに入れるときには車やバイク、自転車の邪魔にならないように先生の話を聞くことを約束しました。
そして、副園長と「いってきます」「いってらっしゃい」のやりとりを楽しんだ後、バスに乗り込みました。ポストの前に立った子ども達は、手紙が入る口が2つあることに気が付き「字が書いてあるね」「ハガキと同じ大きさの口に入れるんよね」と言いながら、1枚ずつゆっくりと入れ、「カシャン」という音がするのを確かめていました。「小さい口と大きい口があるけど大きい口には大きなハガキを入れるんかな?」とかわいらしい会話も聞こえてきました。遠くのおじいちゃんおばあちゃんには、飛行機で届くかもしれないよという副園長の話も聞き、自分達が書いたハガキが届くことに期待を持ちながら降園していきました。
明日西郵便局に投函しに行く年長児達は、郵便局のおじさんからハガキがどのようにして届くのかお話をしてもらうことになっています。又、あいテレビの取材もあるそうです。楽しみです。
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