2013年9月9日 月曜日
朝一番、アリの大群を見つけたチューリップ組のS君は「すごいよー大変だ」と言って年長さんに知らせにいきました。
集まってきた子どもたちは、腰を低くしてアリと同じ目線になってしばらく行く先を見ていました。アリが白い物を持ってどんどん行列になって巣の中に運んで行くのを興味深く見ていました。「アリさんも冬じたくかな」という教師の言葉を聞きながら「アリさんも食べ物がないとお腹すくもんね」という声が聞かれました。
少しずつ季節が変わりゆく様を遊びの中で感じている子どもたちです。
9月に入り、ひよこ組は20名になり活気がでてきました。ひよこさんならではの「キャツ!キャッ!」というかわいい声につられてひよこ組の前を通る先生達が必ず中を覗いて声をかけてくれます。人なつっこい子どもたちは、愛想良く笑顔でその先生のところに寄って行っては、話をしています。ひよこさんにとっては、たくさんの人と触れ合う事が、とても嬉しいようなのです。
今日も年長さんと手をつないで歩いたり、踊ったりしたことがとても嬉しかったらしく、「またやりたい!!」と張り切っています。またプールでは年長さんが、まるでイルカのようにもぐったり背泳ぎをしたりしている姿を見て、「すごーい!!」と大歓声!拍手をしていました。「あんなに泳げるようになりたいね」と言いながら色々な場面であこがれの気持ちが高まっていきます。
また、預かり保育では、ぱんだ組のS君が廃材で作った「パソコン」に見入っていたYちゃんは、ひとつひとつ説明してもらっていました。
ひよこ組や年少さん達は、大きい組さんの影響力が大きく、見たこと聞いたこと、してもらったことすべて真似っこをして覚えて行くのです。
プールの着替えの際には、裸ん坊になったひよこ組のH君とSちゃんがお互いに水着を着せ合っている姿がとてもほのぼのと可愛らしくしばらく見ていたい気持ちになりました。出来ることは何でも「できるよ」と言って自分でしようとするようになりました。こんな温かくて可愛い姿をたくさん見つけていきたいと思います。
今日の手作り給食は、
「ポテトパン、ツナ野菜サラダ、カボチャスープ、オレンジジュース」でした。手作りのカボチャスープは、カボチャをミキサーにかけ、細かくしたスープで、口触りがよく、子どもたちは大喜びでお代わりをして食べていました。お野菜の苦手なA君も「おいしい!!」と言ってにこにこ顔で最後のひとしずくまできれいに食べていました。野菜サラダも完食!笑顔・元気のもとは「よく食べること!」の頼もしい三つ葉っ子達です。
コメント (あこがれの大きい組さん ひよこぐみ 吉本多恵子 はコメントを受け付けていません)