幼稚園の日記(ブログ)

 Home /幼稚園の日記(ブログ)

2013年6月4日 火曜日

「今日は、じゃがいも掘りやね!」などと言って子ども達は期待を持って登園して来ました。久しぶりにさんや市場を訪れると以前よりも大きくなったヤギのメイちゃんと犬のポンタくんが迎えてくれました。

じゃがいも畑に着くと集まって副園長の話を聞きました。「何の音が聞こえるかな?」とみんなで耳を澄ますと、とっても心地よい鳥の鳴き声が聞こえてきました。そしてとてもひんやりとした涼しい風が吹き抜けていきました。畑の周りには、栗や柿、桃などの果物の木が沢山あることも話してもらいました。「よーく見ると柿の花が咲いているよ。」と言われ柿の木を見ると、緑色の柿のヘタの真ん中に小さな柿の実がすでに終わりかけの黒い花を頭に乗せてちょこんと座っていました。かわいい柿の実坊やにみんな和やかな気持ちになりました。私自身も柿の花を見たことがなかったなと思い、緑色の花に驚きました。

さて、じゃがいも掘りの前に副園長が掘り方の説明をしながら掘っていると、沢山のじゃがいもが出てきました。黒い種芋がでてくると「お母さん芋はじゃがいもが大きくなるようにお仕事を頑張ったから土へかえっていく。」という話もしてもらいました。いざ掘り始めるとバッタやダンゴムシ、クモなどの虫が出て来て驚く子もいましたが、掘り進めていくうちにじゃがいもがコロコロと出て来て嬉しそうに教師や役員さん、友達に見せていました。お母さん芋が出てくると「お仕事頑張ったんよね。」と手に持って眺めていました。一生懸命掘って収穫を楽しんでいました。

年長児は、生石農園へ玉ねぎ掘りへ行きました。昨年度年中の時に植えた玉ねぎが大きくなりました。今日は、年長児が自分の分と年少・年中児の分まで玉ねぎを収穫してきてくれました。その後、年長児達はじゃがいも1株に何個付いていると数えて友達と競い合いながら掘っていました。

さて、年少・年中児達は、年長さんが掘ってくれた玉ねぎをおみやげの袋に1個ずつ取りましたが、どの子も「大きいの探そう。」と言って見比べて選んでいました。帰りのバスでは、りす組のAくんはくま組さんに「玉ねぎ掘って来てくれてありがとう。」とお礼を言っていました。昨日もビワで話し合ったように年長・年中・年少児それぞれのかかわりの中で年齢に即した経験を大切にしていきたいと思います。今日収穫したじゃがいもと玉ねぎは役員さん方でコロッケを作って下さることになっています。子ども達もその話を聞いてとても楽しみにしています。

トラックバック
コメント (「じゃがいも掘りをしたよ!」 ひつじ組 立川留美 はコメントを受け付けていません)