幼稚園の日記(ブログ)

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2013年5月21日 火曜日

 

「トントントン・・・」

今朝は園庭に心地良い音が響き渡っていました。今日から三葉オリジナルの「たたき染め」のコーナーが子ども達の遊びの仲間入りをしたのです。「たたき染め」とは、副園長が考案した遊びで、白い布の上に草花をおいて折りたたみ、それをまな板の上にのせて、木槌でたたいて色をだすのです。準備をしている時から、子どもたちが興味をもってどんどん集まってきました。昨年遊んだ経験のある子どもたちは、布を広げると自分達で次々と花や草を並べてトントン・・・と遊び始めました。心地良い木槌の音と共になんだか心も弾んで来るようです。

ぱんだ組のA君は、初めに出てきた模様を広げて見るとまたその中に違う色の花びらを模様の間にのせて、はさみ、また、トントン・・・何度もそれを繰り返しながら気に入った色合いになるなるまで試しながらしていました。またHちゃんは、たまたまできた形がひよこに見えてかわいいいひよこさんができたと大喜び!次はうさぎさんを作って見るんだと花びらの形を選び、置き方を工夫していました。

年長のF君は、葉っぱで、緑色の模様ができると、そのまわりにピンクの花びらを1枚1枚置いて「桜の花」を作っていました。1枚の布に時間をかけて何度も重ねて模様を作る子供たちが多く見られて驚きました。

またスタンプのコーナーを覗いてみると・・・ここでもまたちびっ子デザイナーたちが考えながら模様作りを楽しんでいました。

今日は、T先生がスタンプでアンパンマンの顔を作ったことがきっかけで、バイキンマン、アンパンマン列車、カタツムリ・ロボット・・・などどんどん発想を広げながらスタンプ遊びを楽しんでいました。

ただ押して遊ぶだけでなく、位置や形の組み合わせ、色合いなどすべて考えながらキャンパスの中にデザインしているように見えるのです。

その姿はまさに「ちびっ子デザイナー」です。

将来そんな仕事を選ぶ子どもたちも出てくるのかなぁと思うととてもわくわく、楽しみになります。

 

いっぱい遊んだ後は、全学年でリトミックをしてみました。年中さんも年少さんもひよこさんもあこがれの年長さんになりきって「トンピッピ」と指さしをしたり、鯉のぼりや蜂さんになったりしていました。年長さんがかっこよくリトミックをしているのを見て、いつの間にか年下の子達が覚えて同じ様に並んでいるのです。本当に驚きです。

そんな子ども達を見て、澄みきった青空で泳いでいる鯉のぼりも何だか嬉しそうにみえました

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