2013年5月16日 木曜日
昨年度、幼稚園で見つけて飼育ケースに入れておいたカマキリの卵がかえっているのを見つけた子ども達は、虫かごをテラスに持ってきて、興味深々で覗いていました。小さな小さなカマキリが、何匹も何匹も数えきれない程動いていました。触ろうとする年少児に、年長児が「今は触ってはいけないよ」と、優しく声を掛けていました。順次登園してきた子ども達も、一度足を止めて覗いてから部屋に上がっていました。昨日帰りに、何を食べるのだろうとくま組で話題していたことで、Nちゃんはお母さんに聞いて、アブラムシを持ってきました。そのアブラムシがついている葉っぱに、カマキリを乗せると、「あっ!!今食べた!!」と、大はしゃぎしていました。他にも、何を食べるのか自分達の図鑑で調べる姿も見られました。そして、みんなに見せたいと一階のさくら組テラスの横にセッティングして、表示もつけました。
畑に水やりに行くと、以前自分達が植えたトマトのりり子に黄色い花が咲いているのを見つけました。子ども達は嬉しくなって葉っぱをめくって、他にも咲いていないか探していました。前に植えた時よりも伸びて、大きくなっているりり子に年長児達は、「いつトマトの実が出来るんかなぁ」と言いながら、水やりを続けていました。野菜畑の近くで元気いっぱい育っている向日葵やマーガレット・タチアオイにも水やりしながら、「早く大きくなるといいね」と、優しく声を掛けていました。
こうして、園内や周辺にあるたくさんの自然の中で、子ども達は改めて野菜や花・動物が生きていくためにお互いが助けたり、助けあったりしていて必要であることに気が付いていくのです。私達教師は、一緒に感じたり話をしたりしながら、その心を伝えていきたいと思うのです。
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