2013年5月1日 水曜日
とてもいれいな青空が広がっている下で遊んでいる子どもたちの中では、裸足になる子が増え、気持ちよさそうに土の感触を楽しんでいます。三葉幼稚園生活ベテランの年長児たちは、身体を動かして遊ぶのが大好きで、鉄棒やつりかんでは「先生、見て見て。」と言って教師を誘い、色々なポーズを決めて見せてくれます。ぞう組の女の子たちはまだまだ新しい技を開発中・・・友達と見せ合いながら研究しています。
さて、たんぽぽ組前のテラスに行くと、ぱんだ組のA君が「大変!大変!」と言いながら慌てた様子で呼びに来ました。「だんご虫が溺れよるんよ。助けんといかん。」と言って、水をはった足洗い場の所まで連れて行ってくれました。水に浮いているだんご虫を手ですくって、なんとか救出成功!ですが、だんご虫はしばらく丸まったままで動きません。「大丈夫かなぁ・・・?」と、心配そうに見つめる子どもたち。ドキドキしながら見ていると、ゆっくり動き始めてほっと一安心。だんご虫の体を乾かそうと、牛乳パックでおうちを作ったり、雑草を集めてふかふかのベットを作ったりしてあげていました。その姿がなんともかわいらしくて、心があったかくなりました。そして、お部屋からポケット図鑑を持ってきていたぞう組のT君が、「だんご虫載っとったよ。」とページを開いて見せてくれました。”だんご虫はエビやカニの仲間”ということが分かって驚いていました。図鑑を見ると、他にも春の草花がたくさん載っており、今度は幼稚園の自然散策をしよう!ということになりました。すると、マーガレットの花がたくさん咲いていることや、びわの実がついていること、綿毛になりそうなたんぽぽがあることなどに気がつきました。桜の木の下には小さな赤い実が落ちており、「さくらんぼの赤ちゃんかな。」と盛り上がっていました。園庭のすみに生えている雑草にも目を向け、「これは何ていう名前だろう・・・。」と、調べる姿が見られました。改めて探してみると、園内にはたくさんの自然であふれていました。自然の恵みに感謝し、今しか見ることのできない、今しか感じることのできないたくさんの不思議を子どもたちと探していきたいと思います。
そして、今日から平成25年度、こあら保育がスタートしました。ドキドキでバスに乗ってきたこあらさん。お兄さん・お姉さんとお話したり、手をつないだりしながらにこにこで登園してきました。在園児に交じって踊りをおどったり、お兄さん・お姉さんのかけっこを見て一緒に走ったりして楽しんで遊んでいました。調理の武智さんと石井さんがこあらさんのために手作りしたおやつの『あんだんご』もぺろり!おいしそうに食べていました。「また来るね!」と言って、にこにこで降園していったこあらさんでした。
※就園前保育(こあら組さん)は、随時募集中です!対象年齢(平成22年4月?平成23年3月生まれ)の方は、見学などいつでもできますので、気軽に遊びに来て下さい♪
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