2013年4月13日 土曜日
ぴよぴよの部屋は毎日笑顔であふれています。朝泣いていた幼児も友達の様子を見ているうちに自然に遊びに入っていきます。4月に入園してきたAちゃんのところへちょっぴり先輩のBちゃんがやってくると、保育士に抱っこしてもらっているAちゃんに、ころころところがすおもちゃを手渡してました。Aちゃんはそのおもちゃを受け取るとしっかりと大事そうに握りしめました。最初は何を渡しても手にすることはなかったAちゃんがお友達から受け取るようになったその変化を見て保育所の雰囲気に慣じんできたことが分かりました。
又ぴよぴよにもすっかり慣れてきたCちゃん。言葉はまだまだ出ないけれど、Dくんの隣りにちょこんと座わり手をぱたぱた動かしながら何かを伝えようとしている様でした。
また戸外では押し車が大好きな幼児達はくつをはくと押し車をめがけて走っていきます。そしてその押し車に乗っているSちゃんとKちゃんを見つけると後ろから押してあげていました。SちゃんとKちゃんはまだハンドルを上手に動かすことができず、あちこちにぶつかっていましたがゆっくりゆっくり気長に押してあげる姿がみられました。
そんな中スマイルハウスの中からは「いらっしゃい いらっしゃい」と元気な声が聞こえてきました。小さなレストランの始まりです。お皿の中に入った砂を両手でこぼさないようにしっかり持っています。このような姿を見ると幼稚園児が友達とかかわりながら遊んでいる様子をよく見ているんだなと感じました。広々とした自然いっぱい子どもいっぱいの園庭は幼児が刺激を受けるとてもよい環境だと思いました。
2013年4月13日 土曜日
年少さんが入園して第一日目の保育日、初めて3学年そろっての登園日となりました。初日という事で、年少さんの中には登園を心待ちにしていた子、お母さんと離れて少し寂しいと感じている子、それぞれに色々な思いを持って登園してきていた事でしょう。私が朝、お迎えで乗ったバスにもちょっぴり不安で泣いている子がいました。話したり関わったりする内に、少しずつ落ち着いてきたようでしたが、時々思い出したように泣いていました。そんなAちゃんが急に泣きやんだのです。気が付くと、きりん組のT君が隣の友達の背中の後ろを通して、隣の隣にいるAちゃんの背中まで手を伸ばし、小さな声で「大丈夫よ」と言いながら、そっとさすってあげていたのです。その時のT君は、とても素敵な優しい顔をしていました。私が見ているのに気付くと、ちょっぴり恥ずかしそうにしながらも「泣き止んだよ。よかった」と言ったT君の横顔を見ながらニコニコしながら見ているAちゃんを見ると、胸がジーンとしてあたたかい気持ちになりました。T君が一生懸命腕を伸ばして、さすってくれた手のひらはAちゃんにとって、すごくあたたかい手のひらだったでしょう。他にも、お兄さん達の話を聞いて同じ年長児になってきた気分で話に入って楽しんでいる子もいました。バスに乗っている1時間もかからない内にも子ども達は、色々な事を感じ、学び、社会生活への第一歩を踏み出しているんだなと感じました。
さて、園庭では、元気一杯遊ぶ子ども達の姿がたくさん見られました。初日にも関わらず、楽しそうに遊ぶ子ども達を見て、教師達の間では今日の遊びについて話が盛り上がりました。
そこで、今日の子ども達のしていた遊びトップ10を紹介します。
・秘密基地→ これはビッグボスと、木のお家をくっつけて教師が造った遊び場です。その中で料理を作ったり、松ぼっくりを沢山集めて隠したり、子どもらしい遊びの姿がみられました。
・包丁ままごと→野菜や食器の位置を変えて空間を作り新しいお皿、包丁も入った事でいつも以上に盛り上がっていました。野菜で動物を作ったり、たけのこの皮をむいて、折り紙のように折って、おひな様を作ったりする子もいました。自分達でイメージして楽しんでいます。
・砂場、泥場→新しい砂、泥が入り大喜びで砂山や泥団子を作っていました。
・ボールあそび→やわらかくて丸いボールは、手になじみ、落ち着くようです。
・花いちもんめ→年長児たちが、誰からともなく集まって、20名程で楽しんでいました。
・色水→花をすり鉢ですって、色が出るのを楽しみ、大切に持ち帰っていました。
・うさぎ→かごの上を開けて直接触れるようにした事で、かわいいうさぎに野菜をあげて、年少さんもニッコリ!!!
・ドーム→園庭の中心に出した事で、子ども達はすぐに目に入ったようです。ドームの上からは、園庭全部が見渡せます。
・踊り→音楽に合わせて楽しそうに踊っていました。「音楽もう一回かけて!」と、言っていた程です。
・鬼ごっこ→年長さんは、自分達でルールを決めて楽しんでいました。
来週からは、もっともっと盛り上がっていく事と思います。楽しみです。
コメント (「一緒にあそぼ」 ぴよぴよ 檜垣美恵子 はコメントを受け付けていません)