幼稚園の日記(ブログ)

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2013年3月16日 土曜日

今日は、今年度最後のフリースクールでした。今日のテーマは、『ぼたもちを作ろう!ーぼたもちとおはぎは同じ?ー』たくさんの方が参加して下さいました。

今日も教師たちの劇で始まりましたが、ところどころツっこまれる副園長からの質問に、教師たちはしどろもどろ。アドリブをきかせながら、いっぱいいっぱいでしたが、会場からは笑いももれ、和やかに見て頂きました。劇中で、お彼岸の日にせっせとお母さんがおもちを作っていました。どれも同じ形、同じ顔だけど、一体それらは『おはぎ』?それとも『ぼたもち』?今の季節はぽかぽかあたたかくなってきた『春』です。春に咲く花、『ぼたん』の名にちなんで、春のお彼岸に作るのは『ぼたもち』。秋のに咲く花『はぎ』の名にちなんで、秋のお彼岸には、『おはぎ』を作るのだそうです。おじいちゃん、おばあちゃん、そのまたおじいちゃんなど・・・ご先祖様のことを思い出しながら、みんなでお墓参りをしたり、ワイワイお話しながらぼたもちを食べたりする日が、お彼岸。暑さも寒さも彼岸まで。お彼岸を過ぎると、ぽかぽかの春がやって来ます。

さて、エプロン・三角巾をつけて、ぼたもち作りが始まりました。とっても簡単にできるので、おうちでもすぐ作る事ができますよ。各テーブルに分かれて、みんなでお米ともち米をつぶしておもちにしていきます。1人ひとりに分量のご飯が配られ、次はみんなの番!あんこをくるくるとまわして包んでいきます。きなこのぼたもちは、みんなが作る泥だんごと一緒。さすが三葉っ子、さら粉をかける要領と一緒で、手つきもサマになっていました。

あっという間にかわいいあんこときなこのぼたもちが完成!自分で作ったぼたもちを持って、戸外やテラスでゆっくり食べて頂きました。春のぽかぽか陽気の下で食べるぼたもちは、少しピクニック気分で嬉しくなり、みんなにこにこで食べていました。

最後はみんなでエビカニクスを踊って盛り上がりました。保護者も一緒に踊って下さり、ノリノリな子どもたち、野球拳も勢いで踊り、最後のポーズもかっこよく決まりました。年長児にとっては、自由登園も兼ねていた今日のフリースクール。名残惜しく、まだまだしたい!まだまだ遊びたい!という気持ちが窺えました。

年間を通してずっと行ってきた『フリースクール』。教師たちの自己研修という事で、様々なテーマに沿って考え、研究してきましたが、たくさんの方のご参加、ご支援、そしてアドバイスを頂き、私たちも成長する事ができました。時には失敗もありましたが、あたたかく見守って下さり、ありがとうございました。今後も、もっともっと楽しくなるように、研修を重ねていきたいと思います。よろしくお願いします!

ところで、あずきの栄養、効能はとてもすごいのです。  (1)玄米に近い量のビタミンB1があり、糖質をエネルギーに変えます。疲れをとる、肩こり、筋肉痛、だるさ、夏バテに効きます。   (2)解毒作用、体内のアルコールをとります。二日酔いに効きます。  (3)中性脂肪やコレステロール、高脂結晶や高血圧の抑制   (4)利尿作用、むくみをとります。 昔の人は季節の変わり目に、このような食品をとって、体調を整えたんですね。

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2013年3月16日 土曜日

朝保育士と「おはよう」と元気よく挨拶を交わしたAくんは家庭での出来事を話しながらくつを片付けました。水筒をはずし、ロッカーの前に座るとリュックを自分ではずしました。くつ下も片方ずつ脱いで2つ合わせるとロッカーの中へ片付けます。保育士がリュックの止め具をはすずと「自分で」と言ってもう一度止め直し、自分ではずしました。それからスプーンセットやエプロン、ナフキンを一つひとつとり出し納得のいくようにケースの中に並べていきます。時間はかかりますが、全て自分でやりたいという気持ちが強くそれができると大満足でシールを貼りに行きました。Bちゃんも同じように自分で片付けていきますが、まだ少し小さいのでカバンのファスナーだけは保育士が手伝います。タオルやコップもひもの部分をしっかり持って自分の場所にかけていました。こうして2歳児・1歳児なりのやり方で一人ひとりが自分で所持品を片付けていきます。集団生活の中で毎日1つずつ繰り返していくうちに生活習慣が身につき、自信につながっていくのです。

又、自分より小さい子が来ると側に行き優しく顔をのぞき込んだり、おもちゃを手渡したりしてかかわろうとします。おもちゃをもらったCちゃんは振ったり、たたいてみたり色々なことをして試していました。それを見ていたDちゃんも側に来て同じように遊ぼうとしている様子です。戸外で幼稚園のお兄ちゃんお姉ちゃんにしてもらった事を今度は自分より小さいお友達にしているのです。このような姿を見ると、同じ年齢だけでなく幼稚園児とかかわるなかで体験したことをそのまま同じように行動に移しているんだなと改めて実感しました。2歳児の小さなお兄さんお姉さんも日に日に成長している様子が見られ、嬉しく思うと共に私達も一人ひとりの育ちや発達に合わせた保育を心掛けていきたいと思いました。

 

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