幼稚園の日記(ブログ)

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2013年2月5日 火曜日

 今日は赤コースの園内総練習がありました。少し肌寒い中、着替えを始めた子どもたちは、それぞれの衣装を手に取り、目をキラキラ輝かせていました。カメラマンのカメラが近くに来ると、ニコニコでピースをしたり、友達と笑い合ったりしながらワクワクしていました。年長組の部屋では、自分達で作った衣装を友達と見せ合ったり、腕や頭を通すときには、ゆっくりと破れないように大切に扱ったりする姿がみられました。着替えが終わると、テラスを通り、ホールに上がった子どもたちは、役員さんが来てくださっていることもあり、少し緊張した様子でした。元気のいい年中さんのはじめのことばから始まり、総練習がスタートしました。

 先週配布した案内状の話を聞いている子ども達は、お父さん、お母さんが見に来てくださることを思いながら練習に励んでいました。

 

 しかし、そんな中で、まだまだ意識の足りない子がいたり、全員で取り組めていなかったりする場面もみられました。今週末には市民会館のリハーサルを控えており、来週は本番です。残り1週間で、そんな子ども達の気持ちを盛り上げていくのも私達教師の役割です。

 今日は、子ども達の頑張りに負けないよう、私達教師も1人ひとりが自覚と責任感を持って、全員が夢中になって取り組める発表会作りをしなければと、反省する1日になりました。

 さて、年長児は今週から小学校の説明会が入ってきています。それぞれが新たな気持ちで小学校への入学を心待ちにしていますが、生活習慣や生活態度をもう一度見直し、立派な一年生になれるようにしていきたいと思います。

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コメント (園内総練習 赤コース                くま組 細川 渚 はコメントを受け付けていません)

2013年2月4日 月曜日

今日は朝から大雨。子ども達は室内で発表会で使う道具作りや、廃材遊び、お絵描きなどをしたりしていました。
りす組では、金曜日に作った鬼のお面をかぶって遊んでいると、休んでいた子ども達も気付いて作り始めました。そして、豆を作っていないことに気が付いて、急いで豆を作りました。みんな豆まきが待ち遠しい様子でした。

11時から豆まきです。みんな、自分で作った鬼のお面を嬉しそうにつけてホールに上がりました。一つも同じものがないお面、子どもたちの思いがギュッと詰まっているのだろうなと思いました。
まず初めに、副園長に節分についての話をしてもらいました。節分の日というのは、冬と春の分かれ目だそうです。昔はみんな仲良く暮らしていました。しかし、争い始め、みんな、自分のことばかり考えるようになりました。そして、顔が怒った顔になり、ついには、角が生えてきました。心まで怒り、「あの子が弱そうだから、いじわるしてやろう!」と物を隠したり、たたいたり、ひっかいたりして暴れだしました。そして、鬼になってしまったのでした。子ども達はこの話を真剣に聞いてました。きっと、今まで自分がしてしまったことがあったことを思い出したのではないかなと思いました。
「みんな、角は生えていないかな?」と副園長から質問され、みんな自分の頭を触ってみていました。


そして、その後は、子ども達の素敵なお面に負けないようにと先生達のお面コンテストをしました。正直な子ども達は、一番気に入った先生のお面に手を挙げていました。そして、コンテストで一番になったのは、丸山利夫先生の鬼でした。利夫先生のお腹の中にいる鬼をみんなで追い出すことになりました。


各学年に分かれて鬼になって豆を投げてもらったり、福の神になって豆を投げたりしました。一番になった利夫先生は、すべての学年の豆まきに参加しました。年長では、すごい勢いで豆が飛んできたそうです。

 

豆まきの後は、副園長特製の恵方巻きでした。恵方巻きは、本当は喋らずに決められた方向を向いて食べるけど、三つ葉幼稚園では、「みんなでにこにこ楽しくお話ししながら食べようね。そうすると良いことがいっぱい寄ってくるよ!」と副園長に話してもらったことをしっかり覚えていた子ども達は、「おいしいね。」「楽しいね。」ととても嬉しそうに食べていました。本当に子ども達はこんなに食べれるんだと驚くほど、がぶっと恵方巻きにかぶりついていました。

帰りは、自分の作ったお面をつけて帰りました。お面が重くて今にも倒れそうになっていたA君を隣のB君が支えてくれていました。又、お迎えのお家の方も楽しそうに笑顔で迎えて下さり、子ども達はにこにこで降園しました。

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コメント (「悪い鬼さんを追い出したよ!」  りす組 竹田佳那子 はコメントを受け付けていません)

2013年2月2日 土曜日

ぴよぴよの部屋では、毎日、戸外遊びに行く前にみんなで歌を歌っています。中でも、子ども達は『トントントントン ひげじいさん』の替え歌バージョンの『トントントントン アンパンマン』が好きで片付けが終わり歌が始まる頃には、アンパンマン・しょくぱんまん・バイキンマンなど、オルガンの上に並べ始めるのです。そこで、棚の上に置く場所を決めると誰からともなく置き始め、次から次へと真似をして置いて行くようになりました。月齢の低いNちゃんまでもバイキンマンを持って来て背のびをして一生懸命置こうとするのです。最近は、集まりが始まる前に保育士役のYちゃんが保育士の座る場所に座り「トントントントン アンパンマン」と歌い始めると他の子ども達数名が前に座って歌う姿が見られるようになり微笑ましく思います。特に、最後のフレーズで「アーン!」と言うとみんなが大きな声で握りこぶしを作り手を高く挙げて一緒に「パンチ!」と言って大合唱になるところは保育士もいつの間にか仲間に入ってこぶしを振ってしまいます。他にも『コンコンクシャンのうた』『ふしぎなポケット』の歌など沢山の歌を身振り手振りで歌って楽しんでいます。
 
      

生活発表会では『たまごのうた』の表現あそびをすることになりCDをかけてみんなで踊っていましたが、副園長のアドバイスでダンボールで大・中・小のたまごも作ってみました。それぞれのたまごからひよこ・青虫・怪獣が出て来て踊るのです。今までも『いない いない ばぁ』が好きでいろいろな所に隠れて「ばぁ!」と顔を出して遊んでいた子ども達は、このたまごの後ろに隠れては、思い思いに楽しんで表現しています。中には隠れたまま、こちらが上からのぞいて「ばぁ!」というのを待っている、お茶目さんもいます。ほとんどの子ども達が初めての発表会です。これから、園内リハーサル・市民会館リハーサルがあります。幼稚園のお兄さんやお姉さんの演技を見たり自分達も見てもらったりすることが、少しずつ大勢の人の前で踊ることにも慣れてくることと思います。

     

『トントントントン アンパンマンの歌詞と遊び方』

  トントントントン        ※握りこぶしをして右、左こぶしを交互にのせる
  アンパンマン         両手の握りこぶしをほっぺにあてる
  トントントントン        ※に同じ
  しょくパンマン         両手をひろげてほっぺにあてる
  トントントントン        ※に同じ
  カレーパンマン        両手でほっぺをつまむ
  トントントントン        ※に同じ
  バイキンマン         両手の人差し指をたてて頭につのをつくる
  トントントントン        ※に同じ
  ドキンちゃん         片方の人差し指をたてて頭の上に当て、その上にもう片方の人差し指を上に重ねる
  
  キラキラキラキラ      両手を頭の上からキラキラさせて左右におろす
  手はアーンパンチ!    右手握りこぶしをして胸の前から頭の上にあげる

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コメント (「歌ったり踊ったりするのって楽しいな!」 ぴよぴよ 政所恵美 はコメントを受け付けていません)

2013年2月1日 金曜日

 2月3日は節分の日。今日は、4日の園内の豆まきに向けて子ども達と鬼のお面や豆作りをしました。4月の入園から廃材に親しんできた年少児達も秋の作品展を経験して発想力も豊かになってきました。パステルで鬼の絵を描いている子。ヤクルトのカップを鬼の角に見立てて廃材をくっつけて鬼の顔を作っている子。子ども達の素敵な発想がたくさん見られました。ちゅうりっぷ組のMくんは、廃材の中から紙のクッション(紙を細かく切ったもの)を探してくると、「鬼の髪の毛やぁー!」と言ってパステルで描いた鬼の顔にくっつけていました。他にも様々な廃材を工夫して使って楽しいお面が出来上がりました。三葉幼稚園の豆まきでは、同じお面は1つもなく、どれも個性的なお面ばかりです。月曜日の豆まきでは、どんなお面に出会えるのかとても楽しみです。
      
      
 今日は2月17日に行われる生活発表会の案内状を持ち帰りました。三葉幼稚園では、「秋の運動会」「秋の作品展」「生活発表会」の3つの行事の案内状を、全て教師達の手で作っています。今から25年前の話です。三葉幼稚園に赴任してきた副園長は、一人で子ども達のために手作りの案内状を作り始めました。それは、「子ども達の後押しをしたい。子ども達に心を届けたい。」という思いからだそうです。その思いに感銘を受けた教師達は、副園長を手伝うようになり、いつしか手作りの案内状は三葉幼稚園の名物になっていました。今回の案内状は、年長児の劇がテーマになっています。初めて発表会の案内状を目にした年少児達は、「これは年長さんの劇やろ!」「このお菓子の家はヘンゼルとグレーテルのお話!」とイメージを膨らませながら嬉しそうに案内状を眺めていました。教師の手作りであることを伝えると、「お外が真っ暗になるまで作ってくれたんやろ?先生、ありがとう!」とお礼を言いに行く子どもの姿も見られました。自分達がくじを引いた座席のページでは、「僕は11を引いたけん、ここの席!お母さんはここに座るんよ!」と発表会を見に来てもらうことを楽しみにしている様子でした。手作りの案内状は、「創造・情緒・社会性」などたくさんの要素が含まれた総合的な教材なのだと驚かされました。今回の案内状が、生活発表会に向けて子ども達の気持ちを盛り上げる後押しになってくれれば嬉しいなと思います。
               
 昨日から子ども達が楽しみにしていた手作り給食の献立は、「豚丼・キャベツ、きゅうり、大根とソーセージのサラダ・人参とかぼちゃのおやき・パイナップル」でした。今日のサラダは、副園長が味付けをしたのですが、いつもと違う味の変化に年長児は気づいていたようでした。豚丼の甘さとサラダの塩気が抜群にマッチしたおいしい昼食でした。
            

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コメント (「楽しいお面ができたよ!」 ひまわり組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)