2013年1月11日 金曜日
今日は、肌が痛く感じる程寒い朝でした。それもそのはず、今日は0度を下回っていたそうです。そして、その寒さは私達の周りの物にも変化を与えていたのです。それに一番に気づいたのは、やはり子ども達でした。砂場の水道の蛇口をあけようとした年少児A君が「水が出んよー」と言って来たのです。それを見て、年長児B君が「寒いけん、凍っとんやないん?」と声をかけました。私達も、水道が凍っているなんてと驚いていたのですが、その後、ままごとコーナーのお皿に入っている水が凍っていたり、おしぼりが凍っていたり、あぶり出しに使う、かぼすの絞り汁が、シャーベット状になっていたり。。。と、見つける度に楽しくなっていきました。中でも、おしぼりで拭いた机についた水滴が、十分程で凍る様子は、とても奇麗で感動しました。その後、子ども達は「これも凍るかな?」と、嬉しそうに、自分で見つけてきた鍋などの入れ物に水をためたのですが、それもみるみる内に、薄っすらと氷ができていました。子ども達と過ごす中で、毎日ワクワクする事が沢山あります。子ども達に負けないように、色々な事に気づいたり、不思議に思ったりしながら、楽しい事をどんどん見つけていきたいです。
今日は、発表会の座席を決める為の、くじ引きがありました。役員さんのお手伝いの中、間違えることなく、くじを引く事ができました。年少さんも「ドキドキする」と手を胸に当てている子に、「何のくじを引くんだった?」と質問してみると「発表会で、お母さんたちが見てくれる場所を決めるくじ」と答えました。年中、年長の所では、副園長が「自分の引いた席番号を覚えて帰ろう」と、声をかけてくれました。自分の引いた番号を何度も唱えて、家まで帰った子ども達はきっと「自分がお母さん達の席を決めた」という意識を持って発表会への期待も高まってくることでしょう。プログラムを持ち帰った時には、子どもさんと一緒に座席表を見て「ここから見るんだよー」と、楽しく席を確かめて頂けると嬉しいです。
今日の手作り給食は手作りカレーと、さつま芋とリンゴのサラダでした。朝からいい匂いがしていて、楽しみにしていたカレーを子ども達は「おいしいね」と言って沢山食べていました。そして、今日のデザートは伊予柑でした。副園長に「今日の伊予柑は自分達で剥いて、どういう風に分けれいいか考えて食べてみよう」と放送をしてもらい一生懸命に皮を?いていました。そして、一ふさずつ配って分けるグループ、おおよその大きさで分けるグループ、何ふさあるか数えてから計算をして分けるグループなどそれぞれで考えて分ける姿がみられました。伊予柑の上と下で、皮の固さが違う事にも気づいていたようです。年少児は、薄皮を自分で上手にむいて食べる子、ちゅーっと中の果肉を吸って食べる子、薄皮ごと食べる子などそれぞれで、面白いなーと思いました。このような機会を利用して、楽しく考える場を作っていきたいと思います。
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