2012年12月15日 土曜日
ぴよぴよの幼児達も室内では友達とかかわって遊ぶ姿が見られるようになってきました。牛乳パックで作った椅子を見た副園長がガムテープむき出しの状態を見てアドバイスしてくれ、包装紙を貼ってお化粧をするとたちまち幼児達に大人気になりました。最初は並べた椅子に座っていたAちゃんは隣に座ったBちゃんのことが気になりそっと顔を見ました。するとBちゃんはその椅子を持って立ち上がるとみんなと違うところへ持って行ってしまいました。Aちゃんはしばらくそのまま座っていましたが、人形を持ってくるとその椅子に寝かせてベットに早変わりです。タオルを布団にしてお昼寝のようです。保育士の様子をよく見ておりトントンとたたきながら寝かせていました。そこへやってきたCちゃんは残った椅子をひとつずつ積み重ね3つ積み上げるととても満足そうに眺めていました。それを見ていた周りの幼児達も寄ってきて倒れないように手で支えていました。言葉かずは少ないけれど、そこは幼児同士言葉を交わしながら大人には理解できない会話でもそれぞれの思いがしっかりと伝わっているのだと感じました。
水曜日にはこあらぐみさんとのお楽しみ会に参加しました。年長児の出し物に目を輝かせながら見ていた幼児達はかっこいいお兄さんお姉さんにくぎづけでした。こあら組の教師たちの劇が始まると登場してくるいろいろな動物を指さしながら笑顔で見ていました。その劇に加わっていたぴよぴよの保育士の姿を見つけるとさらに喜んでいました。お部屋に戻ると「ちびっこサンタさん」がプレゼントを持ってきてくれました。一人ひとりに手渡してもらい大喜びの幼児達でした。このような経験は幼稚園の中にある保育所だからこそできることであり、お兄さんお姉さんとかかわり、より多くの経験を早い時期からできる幼児達は知恵も心も自立心もいち早く身に付けていくのだろうと現場にいて気付く毎日です。
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