2012年12月4日 火曜日
今日、年中組は生石農園に玉ねぎの苗を植えに行きました。農園に着くと副園長が二つの苗を見せてくれました。「一つは玉ねぎの苗、もう一つは昨日の給食のおみそしるに小さく切ってはいっていたもの!」というクイズに子ども達はすぐに「ネギ!」と答えていました。二つの苗は良く似ていて、小さいうちは同じようだけれど、ネギは緑の部分が、玉ねぎは白い部分がおいしくなるように栄養や水を吸収して育つという違いを教わりました。
そして、運転手の山本さんは「野菜を育てる名人」ということで、玉ねぎの苗の植え方を教えてくれ、子ども達もしっかりと聞いていました。一人七本の苗を持って、お隣さんとくっつかないようにして、大きな玉ねぎに育つよう願いながら、一本一本丁寧に植えていきました。水をやる時は「おおきくなぁーれ!」と声を掛けていました。
農園にはびわの木といちじくの木があります。びわの木は寒いこの時期に木いっぱいに花が咲いていました。又、寒い冬を乗り越えるためにまるで毛皮のコートのようなふわふわの洋服を着ていることを副園長に教えてもらい、子ども達は興味津々で見ていました。終わって、農園を出発する前に子ども達に副園長がこんな提案をしました。「今日玉ねぎを植えていない先生がいるよね?その先生達にも植えてね!と声を掛けよう」という提案です。子ども達はバスの中でもどのような言葉で伝えるのか考えていました。幼稚園に帰るとすぐに各クラスの今日行っていない先生達に子どもたちなりの言葉で伝えていました。
園内ではイチョウの葉がたくさん落ちていたのを見つけた子ども達が、布団のように寝っ転がって遊んだり、くまででもっとたくさんの葉っぱを集めたりしていました。ちゅうりっぷ組のR君は「葉っぱでお家を作ろうよ!」と先月の月間絵本で見たお話を思い出しながら友達と楽しそうに会話していました。
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