幼稚園の日記(ブログ)

 Home /幼稚園の日記(ブログ)

2012年11月20日 火曜日

吐く息も白く、肌寒さを感じるようになってきました。しかし、まだまだ裸足で遊んでいる子もちらほら。とっても元気な三葉っ子たちです。「サッカーしよう。」と呼びかけ、数人でグループに分かれて赤・青の2チームに分かれました。ビブスを着ていると、「私もしたい!」「僕もしたい!」とたくさん集まってきて、いつしか大勢になりました。年少から年長児、色々なカラーの帽子が混ざっていました。準備を整えてキックオフ!!「キャーキャー。」とはしゃぎながら、ボールを追いかける年少さん、ボールの行く先を読んでまわり込む年中さんなど、ボールは場外に出まくりですが、必死でボールを追いかける姿がとてもかわいいのです。年少児も、最近はおにごっこやしっぽとり、じゃんけん列車やサッカーなど、簡単なルールのある遊びをどんどん経験しています。時には思い通りにならず泣いてしまう事もありますが、決まり事をちょっとずつ理解して遊ぶ事ができるようになってきました。

「ゴゴゴゴゴー。」という音がするので、何だろう・・・と耳をすませていると、隣の創価学会の駐車場に大きなショベルカーが来ていました。興味を持った4、5人の子どもたちがフェンスのそばでじっと食い入るように工事の様子を見ていました。「何をしているんですかー?」とみんなで尋ねると、おじさんが「木を抜いている所ー。」と答えて下さいました。コンクリートも掘り起こし、穴を掘ると、大きな木の根っこが出てきました。ショベルカーは穴を掘ったり、土を運んだりする事しかできないのかと思っていたら、木の根っこをちぎったり、土をならしたり、ロープで引っ張って抜いたりと、強いパワーでなんでもやってのけるのです。「すごいすごい。」とみんな何かをする度に感動しては拍手をしていました。気が付くと、フェンスの前にはたっくさんの子どもたちが集まっていました。自転車を乗りつけて見ている子、友達を呼びに行って連れてくる子など・・・園庭中から集まって、みんなショベルカーの虜になっていました。ひよこ組の時からショベルカーの運転手になるのが夢のさくら組のA君は大興奮で、今日の給食も夢を叶えるために栄養をとって大きくならないと!と意気込んで苦手な野菜も残さずきれいに全部食べる事ができたそうです。貴重な物を見る事ができた1日でした。

今週から、たんぽぽ組はうさぎ組と合同保育をしています。「うさぎ組のお部屋は作品展の展示のお部屋になるんだって。」と、子どもたちに話すと、「いらっしゃい、どうぞどうぞ。」と大歓迎です。給食を食べたり、一緒に歌をうたったりと、同じ場を共有しながら楽しく過ごしています。時には世話してもらったり、「コップはここに置くんよ。」と得意そうに教えてあげたりしているたんぽぽ組さんなど、毎日、異年齢児同士の楽しいかかわりがたくさん見られています。

トラックバック
コメント (「頑張れショベルカー!」  たんぽぽ組 岩城悠 はコメントを受け付けていません)