2012年10月24日 水曜日
朝一番にひよこ組のY君が園庭から創価学会から上に伸びている木をじーっと見ていました。その目線の先からは「トントントントントン…」と音が聞こえていました。音がする方を見ると、鳥が木に穴を開けていました。登園してきた子ども達が鞄をかけたまま、次々と集まって来てそーっと観察していました。それはまるで子ども達が木工で釘を打っているようなリズミカルな音でした。そして、幼稚園まで伸びている大きな木にはところどころに鳥が突いた丸い穴があいていました。きつつきが虫を探してあけた穴でしょうか?とてものどかな光景でした。
うさぎ組の子ども達と鬼ごっこをして遊んでいると次々と年長児達が「僕も入れて!」と入って来て園庭を駆け回っていました。くじら組のI君はみんなの前に立って何をして遊ぶのか多数決をとってまとめていてさすがだなと思いました。
室内では、くじら組さんが先週から続いているピタゴラ遊園地では更に壁にフライパンをつけて跳ね返って違う道に行くような工夫がみられたり、エレベーターを作ったり、新しい発想が展開されていました。
また、年長組のお店屋さんでは、明日の閉店セールに向けて準備をすすめていました。ケーキ屋さんは人気のない商品を集めて「詰め合わせセット」を作ったり、お好み焼き屋さんでは「宅配サービス」をしたり、呼び込みのためにチラシを作ったり、自分達のお店の物が売れるように工夫していました。明日の閉店セールが楽しみです。
年少さんは遊ぎ場までお散歩に行きました。坂道を登り始めると「ワッショイ♪」とみんなの掛け声や「さんぽ」の歌がたくさん聞こえてきました。通り道でこおろぎを見つけたさくら組のY君は、すぐ近くにあったペットボトルを見つけて、虫カゴ代わりにしていました。そして、お昼の時間には自分のお弁当のきゅうりをわけてあげていました。ちゅうりっぷ組のH君はお母さんがお迎えに来てくれるとすぐ「今日トトロの道お散歩したんよ!」と話していました。子ども達にはいろいろな経験をたくさんさせてあげたいなと思いました。
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