2012年9月13日 木曜日
今朝、年少のAくんがある物をみつけて、教師の所に持ってきました。イチョウの木の下にあったと持ってきた物は、銀杏でした。イチョウの木の周りを見渡すと、黄色く熟れた銀杏がたくさん落ちていたのでした。早く登園してきた子ども達に声を掛けて銀杏を拾い、小さなボールいっぱいの銀杏を採ることができました。銀杏が何なのかわからないBくんに、「茶碗蒸しに入っている黄色いやつよ。」と説明すると、「食べたことあるよ!」と納得した様子でしたが、銀杏を知らない年少児にとっては、良き体験となりました。一方、砂場では年中児のCちゃんが緑色の虫をみつけていました。「何の虫かな?」とCちゃんは図鑑で調べてみることにしました。よく似た色や形の虫の名前は、「ツユムシ」と「マツムシ」の2種類があり、断定することはできませんでした。しかし、”夏の終わりから秋にかけて、音を鳴らす虫である”と紹介されていて、秋の訪れを感じることができました。園内の自然の中で動植物達が季節の移り変わりを知らせてくれています。そのことに、いち早く気づいたり感じたりする子ども達の感性に驚かされました。
今日は17日の敬老の日に向けて、子ども達がおじいちゃん・おばあちゃんに出す完成したはがきを投函しに行きました。年少、年中児は幼稚園の近隣のポストへ。年長児は西郵便局のポストへ投函しに行きました。ポストにはがきを出した経験がない年少児達に、ポストに手紙を入れると郵便屋さんが届けてくれる話をすると、ポストにはがきを入れることを楽しみにしたり、ちゃんと届くようにお願いしたりする姿が見られました。年長児は、西郵便局の方に、郵便物が届く経路について話をしてもらいました。西郵便局の方から、「今日出したはがきは、明日には届くんだよ。」と教えてもらうと、子ども達から驚きや喜びの声が上がりました。市外などの遠方へは西郵便局でスタンプを押した後、飛行機やトラックで各地域の郵便局へ運ばれ、そこからバイクで配達されること。島へは船で輸送し配達されることを知り、子ども達は自分達のはがきが配達されることに、胸を膨らませていました。副園長から、「このはがきは、おじいちゃん・おばあちゃんの宝物になるんだよ!」と声を掛けてもらった年長児達は、1枚1枚大切にポストに投函していました。
子ども達の思いが、明日にははがきと一緒におじいちゃん・おばあちゃんの元へ届くことでしょう。
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