2012年9月20日 木曜日
今日、くじら組は習字がありました。1学期の習字では、”とめ”や”はらい”がある字を書きました。いよいよ今学期からは、”はね”のついた字を教わる段階に入りました。菅野先生が、”こ”、”さ”、”き”、それぞれの字を書くのに大切なポイントを丁寧に教えて下さり、先生の筆の動きを見ながら集中して描くことが出来ていました。1学期には、手が黒くなったり、机の上が墨で汚れたりしていましたが、少しずつ道具の使い方や書く姿勢が良くなってきたことで手もきれいなまま終える子どもが増えてきて、先生も下さいました。習字の準備から後片付けまで、自分達で進め、毎月の習字を楽しみにしている子ども達です。
その後、年長5クラスは手話教室がありました。久し振りの手話だったので、挨拶や天候をおさらいしました。すると、子ども達はよく覚えていて山中先生も驚いていました。天候の手話で子ども達が一番喜ぶのが台風の手話♪勢いよく手を回転させて本当の台風のようです。その後、今回の運動会のテーマである、『あきのうんどうかい2012?はしろう・わらおう・てをつなごう』と、全クラスの手話を教わりました。年少組の花や年中組の動物は、それぞれの特徴を表現するのでとても分かりやすく、「全部覚えた!」と言って、子ども達も得意になってしていました。また、他の学年に教えてあげようと張り切っています★
一方、第一回目のこあら保育がありました。室内でゆっくりと過ごした後、運動会の種目にあるかけっこの練習をしました。ゴールには年中の子どもが両手を広げて迎え、こあら組の子どもたちも喜んでいました。
2012年9月20日 木曜日
絵本が大好きなぴよちゃん達は、お気に入りの絵本を見つけるとニコニコ顔で保育士のところまで持ってきます。そしてお集まりになると「おはなしおはなしパチパチパチパチー♪」と手をたたいて絵本を読んでもらう事を期待して待つのです。絵本を読み始めると、保育士がページをめくる度に指をさしながら、大きな声で出てきたものの名前を言います。その日は三浦 太郎さんの「くっついた」の絵本を見ていました。ぴよちゃん達のお気に入りの絵本のひとつで、たくさんの動物が出てくるところや繰り返しがあるところが魅力です。「ぞうさんとぞうさんがー」と保育士が言うと大きな声で「くっついたあー」と続く子ども達。「おしまい!」とお話が終わると「ありがとうございました」と片言ながら言ってくれます。お話が終わると絵本を見ていたAくんが「Aくんと先生がくっついた!」とほっぺをぴたっ!と保育士のほっぺにくっつけてきました。そこからお部屋の中は「くっついたー」とほっぺとほっぺをくっつける子ども達でいっぱいになりました。あちらこちらで「BくんとCちゃんがー」「くっついた!」とほっぺを合わす姿がみられ、それはとってもかわいらしい姿でした。いつのまにか、お友達の名前がスラスラ言えるようになっていて、すごいなあと思いました。
2012年9月19日 水曜日
今日、年中では松山市女性防火クラブの方々による防火紙芝居がありました。紺色に松山市女性防火クラブの文字が入ったハッピを身につけたおばちゃん達に、園児達はすぐに親しみを持ちました。そこへすかさず副園長が、「みんなにも幼年消防クラブのおばちゃん達と同じハッピがあるんだよ。お話がよく分かったら着せてもらおうね。」と声を掛けました。防災紙芝居を見た後はおばちゃん達とのお約束です。「おさない、かけない、しゃべらない、もどらない」これは火事になった時に逃げる時のお約束で「お、か、し、も」と覚えます。次に「雷が落ちてきそうな時はどんな風にすればいいかな。」と聞かれると、子どもたちはすぐにダンゴ虫になりました。しかし、それは地震の時。雷の時は足をそろえてお尻をつかないで座るといいということを学びました。これは雷の電流が足を広げていると両側に流れて危険だということでした。
その後、子ども達は上手に話を聞けていたということで副園長から合格をもらっって、ハッピを着ることができました。子ども達はとても嬉しそうにハッピの袖に腕を通していました。ハッピを着てから火が体についたらどうするかということで、転がる練習をしました。おばちゃん達が面白く楽しく話をして下さったことで子ども達もリラックスして訓練をすることができました。
今日は、手作り給食の日でした。献立は、胚芽米のご飯・筑前煮・大根サラダ・塩サバ・トマトでした。子ども達は、調理室の近くを通る時「いいにおいがする!今日は何かなぁ!」と期待に胸をふくらませていました。お昼になり、子どもたちは「おいしい!おいしい!」と言って何度もおかわりをしていました。筑前煮の中に入っている厚揚げが木綿と絹ごしの2種類だということに気付いた子が年中組にいて驚きました。子ども達は、一口一口を味わいながら食べているのだと分かりました。
ぺんぎん組では、降園前に「つくってあそぼ」のDVDの「ころこボール」を見ました。子ども達は目を輝かせて見ていました。そして、一人ひとりが作りたいというものがあったようで口々に作りたいものを言っていました。この時、Aちゃんが「ころこボールを作りたいけど、家にストローがないんよ。」と言っているのを聞いたKちゃんが「私が持ってこようか?」と言うと「お願い」などというやりとりが聞かれました。DVD視聴を通して、子ども同士のかかわりのきっかけにもなったようです。
預かり保育では、今日はおにぎりパーティーの日でした。副園長の提案でひよこ組は自分でおにぎりを握ることが難しいのでガチャポンのケースの中にご飯を入れてシャカシャカシャカシャカと何回も振るとま?るいま?るいボールのようなおにぎりになりました。それを嬉しそうにほうばる年少児の姿はとても微笑ましい光景でした。
2012年9月18日 火曜日
今朝、園庭の掃除をしたり、運動会の練習ができるようにテントを張ったりしていると、「園児の待機用のテントの所が暑いからかわいそうだね」と副園長が声をかけてくれて、日よけシートを吊る事にしました。そこは、朝日がいっぱい入ってとても暑いのです。教師が陽よけシートを、ひもや洗濯バサミを使ってとめていると、「これも使う?」と言って、すみれ組のA君とY君が気づいて、洗濯バサミを持って来てくれました。2人のお手伝いもあって、涼しい園児席が完成しました。
しばらくして、日よけシートが地面にくっついてしまっているのを見た副園長が、テントの足に日よけシートをひもでくくって、たくりあげてくれていました。そこで、私も反対のすそをくくろうと、ひもを取りに行って戻ってくるとA君が、その日よけシートをたくりあげて、すぐにくくれるように手で持って待ってくれていました。副園長と私の動きを見て、次にする事を見通して準備して待っているA君の姿を見た私は、驚きと感激で、胸がいっぱいになりました。『子どもって、本当にすごいなぁー』と、しみじみ思いながらA君と一緒に日よけシートをたくりあげて結びました。
又、休日の強風で今日はぎんなんが園庭にゴロゴロと落ちていました。「臭いー」と言いながらも1つ1つ拾う子ども立ち。2つくっついたぎんなんを見て「さくらんぼみたい?」と言って楽しむ姿も見られました。ぎんなんに初めて出会った年少さんの中には「これ本当にさくらんぼなの?」という声も聞かれました。「桜の木にできるのが、さくらんぼ。この木は何?」と言うと、年中児がすぐに「イチョウ」と答えました。「イチョウの実はぎんなん」という事を知り、年少児は匂いとともに「ぎんなん」という名前を覚えて嬉しそうに「ぎんなん、ぎんなん♪」と、口ずさんでいました。
きりん組とくじら組は、合歓の木のおじいちゃんおばあちゃんの所へ行って、交流してきました。今回は、おはなしでてこいの「はなさかじいさん」の話を聞いて、自分の心に残った場面を絵に描き、その絵について1人ひとり発表しました。くじら組の子どもの声を聞いた、おばあちゃんは「子どもが腹から声を出してくれて嬉しいな?。この声を聞くと、私も腹から声を出したいー!っていう気持ちになるんよ」と言って下さいました。とても嬉しい言葉でした。今日は、今まで恥ずかしくて人の前で大きな声を出すのが苦手だったTくんが、一生懸命声を出して自信を持って言う事ができました。このような発表の場を頂く事で、子ども達の自信になり、また1つ成長させて頂きました。
2012年9月14日 金曜日
暑い日が続き、汗をかいた後のプール遊びがとても楽しみな子ども達ですが、今日で最後ということで、遊んだ後や踊りの後、昼食後に順番にプール遊びを楽しみました。プール開きの頃に比べると、水に慣れ、ほとんどの子が顔をつけたり、泳いだりできるようになりました。プールから上がると、「あー気持ちよかった!」と言う声がたくさん聞こえてきました。タオルで髪の毛を上手に拭けるようになったり、着替えも早くなったりと、日々の成長には目を見張るものがあります。
今日は、『マーブルアースママブラス』というブラスバンドの方々が来園して演奏会をして下さいました。ホールに集まった子ども達は、テレビでしか見たことのないような楽器に興味を持って見入っていました。演奏が始まり、最初にワンピースの曲が流れると子ども達は一斉に歌い始めました。美しい曲、楽しい曲、そして子ども達がよく知っている曲、となりのトトロや手遊びの歌など内容も豊富でした。知っている曲が流れると、演奏に合わせて元気に歌う子ども達。又、イントロクイズでは、曲の最初を聴いて「はい!」と元気良く手を挙げるなど色々な曲を楽しんでいました。
楽器紹介では、大きな楽器や小さい楽器、長い楽器など10つの楽器の名前と音を教わりました。トランペットを見て、「ラッパ!」と自信満々に答えた子に幼稚園の鼓隊では「ラッパ」なんだねと笑いもありました。最後のアンコールは三葉の三人の教師も加わって「世界に一つだけの花」を演奏しました。この曲は今年の運動会の鼓笛隊の曲となっています。この曲を聴きながら年長児達は、いつの間にか音楽に合わせてポンポンの振りをしたり、鍵盤の吹くまねをしたり、旗や太鼓のパートの部分をそれぞれがしている姿がありました。鼓笛隊を楽しみにしているのが伝わり、ますます運動会が楽しみになりました。
演奏会の後は、みんなの大好きな手作り給食です。少し早目の昼食でしたが、時間たっぷり使ってたくさん食べていました。「おいしい」と言ってにこにこの笑顔でした。
今日のメニュー・・・豚丼(具材:豚肉、えのき、豆腐、玉ねぎ、ニラ)、
野菜炒め(具材:キャベツ、人参、ちくわ、玉ねぎ、えのき)
梨
2012年9月14日 金曜日
ブロック遊びが大好きなぴよぴよちゃん。A君は「おかあさんといっしょ」のテレビ視聴をした後、そのまま余韻を楽しむかのように座っていました。そしてブロックを選ぶと「出来た!」と保育士に見せに来てくれました。「テレビ」と言うと、お部屋のテレビを指差して「一緒だね。」と嬉しそうに教えてくれました。その様子を見ていたBちゃんはブロックを目元に当てて、メガネに見立てて隙間から見ていました。又、C君はさっと耳に当てて電話にしました。保育士が「にっこにこに」と写真を撮っているとD君もブロックでカメラを作り、「カシャ」と写真を撮る真似をしました。他にも、「ピロピロ」と口元に当てて笛を表現したり、携帯電話のおもちゃを持つ友達と自分で作った電話を使って話をしたりするなど、何かに見立てたごっこ遊びがたくさん見られるようになりました。身近にある物も自分たちなりに利用して遊ぶ姿に改めて凄いなと思いました。遊びの中で子どもたちの良さを伸ばしていけるように関わりたいと思いました。
2012年9月13日 木曜日
今朝、年少のAくんがある物をみつけて、教師の所に持ってきました。イチョウの木の下にあったと持ってきた物は、銀杏でした。イチョウの木の周りを見渡すと、黄色く熟れた銀杏がたくさん落ちていたのでした。早く登園してきた子ども達に声を掛けて銀杏を拾い、小さなボールいっぱいの銀杏を採ることができました。銀杏が何なのかわからないBくんに、「茶碗蒸しに入っている黄色いやつよ。」と説明すると、「食べたことあるよ!」と納得した様子でしたが、銀杏を知らない年少児にとっては、良き体験となりました。一方、砂場では年中児のCちゃんが緑色の虫をみつけていました。「何の虫かな?」とCちゃんは図鑑で調べてみることにしました。よく似た色や形の虫の名前は、「ツユムシ」と「マツムシ」の2種類があり、断定することはできませんでした。しかし、”夏の終わりから秋にかけて、音を鳴らす虫である”と紹介されていて、秋の訪れを感じることができました。園内の自然の中で動植物達が季節の移り変わりを知らせてくれています。そのことに、いち早く気づいたり感じたりする子ども達の感性に驚かされました。
今日は17日の敬老の日に向けて、子ども達がおじいちゃん・おばあちゃんに出す完成したはがきを投函しに行きました。年少、年中児は幼稚園の近隣のポストへ。年長児は西郵便局のポストへ投函しに行きました。ポストにはがきを出した経験がない年少児達に、ポストに手紙を入れると郵便屋さんが届けてくれる話をすると、ポストにはがきを入れることを楽しみにしたり、ちゃんと届くようにお願いしたりする姿が見られました。年長児は、西郵便局の方に、郵便物が届く経路について話をしてもらいました。西郵便局の方から、「今日出したはがきは、明日には届くんだよ。」と教えてもらうと、子ども達から驚きや喜びの声が上がりました。市外などの遠方へは西郵便局でスタンプを押した後、飛行機やトラックで各地域の郵便局へ運ばれ、そこからバイクで配達されること。島へは船で輸送し配達されることを知り、子ども達は自分達のはがきが配達されることに、胸を膨らませていました。副園長から、「このはがきは、おじいちゃん・おばあちゃんの宝物になるんだよ!」と声を掛けてもらった年長児達は、1枚1枚大切にポストに投函していました。
子ども達の思いが、明日にははがきと一緒におじいちゃん・おばあちゃんの元へ届くことでしょう。
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