2012年7月13日 金曜日
色々な遊びを体験し、たくさんの経験を溜め込んでいる年長児はピタゴラスイッチのテレビ視聴をきっかけにお化け屋敷作りや高速道路作りが始まっています。年長組で始まっている遊びが年中児や年少児まで広がりつつある今日この頃です。ぱんだ組のS君は、登園するなり「今日は、お化け屋敷に入れるかな」と手作りのチケットを握りしめてくま組の部屋を覗いていました。すると「準備中で入れません」と年長さんから入場を断られてしまいました。そこでぱんだ組に帰って考えたS君は、ナイロン袋を利用して「おばけちゃん」を作り始めました。テレビの「つくってあそぼ」ではナイロン袋を膨らませるためにストローを利用していましたがストローがありません。そこでS君は広告で剣を作り始めました。その時のS君のつぶやきは「固い剣は、息がでんけん、空間を作らんといかん」という内容でした。このつぶやきを耳にして、遊びの中で色々な学びをしているなと感心するばかりでした。この遊びは、クラス中に広がりついに自分達でお化け屋敷を作ろうとカラー積み木を積み上げて壁を作り始めました。そして、「今度もする」「続きをしよう」と期待しながら降園しているので来週の遊びも楽しみにしたいと思います。
一方、くじら組では、高速道路作りが盛んになっています。毎日、形が少しずつ変化し、今日は竹の長さを切りそろえて道路を支える支柱にしていました。くじら組のY君は、それを「ついたて」と言ってクラスの中で中心になって道路作りを進めています。その高速道路の横では以前から女の子を中心に立体駐車場作りをしていました。今日は、Mちゃんがエレベーターを作り、毛糸でエレベーターが上に上がるように仕掛けを作っていました。本当にどの遊びをとっても経験が溜め込みになっていて今後の活動にわくわくドキドキしてきます。もちろん、一緒にその様子を見ていたぱんだ組の子ども達も貴重な経験になりそれが溜め込みになっていることと思います。
今日は、副園長にアドバイスをもらって夕涼み会に向けて素敵なアーチとちょうちんをセッティングしました。「ゆうすずみかい」と書かれた色鮮やかなアーチを見て子ども達の気持ちも夕涼み会を意識して高まってきました。早速、登園して来たクラスからアーチの前で写真撮影です。きれいな星がいっぱいでちょうちんで飾られたアーチの前で子ども達はかわいい笑顔いっぱいでカメラに収まりました。もちろん、このちょうちんは自分達が作った物です。みんなで夕涼み会に向けて雰囲気を盛り上げて素敵な夕涼み会にしたいと思います。
本日の手作り給食は、
・豚丼・ブロッコリーサラダ
・ポテトチップス・かぼちゃチップス
・オレンジでした。
みんな沢山、おかわりをしました。
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