2012年7月5日 木曜日
「明日も続きしよう。」「明日こそは木工するぞ!」と家から何をしようか考えて登園してくる三葉っ子。今日もそんな姿を見ることができました。
空が少し明るくなってきた頃、ぺんぎん組の男の子2人が1階のテラスの椅子に座って空を見上げていました。「どうしたの?遊ばないの?」と聞くと「今日はどうしてもそうめん流しの続きがしたいんよ。」「もう雨もやむと思うんよね。」と話していました。その後すぐに雨が止んだと思うとその瞬間、誰よりも早く砂場へ走り、自分たちの使いたい道具を集め、水の流し方を工夫して、どうしてもしたかったそうめん流しを楽しんでいました。
また、今週に入って毎日木工を続けているY君は毎日必ず続きの作品を部屋から持ち出し、シーソーや滑り台、家などを作り続けていました。Y君に影響を受けた5,6人の子どもたちが思い思いに遊具を作り「先生は幼稚園を作ってよ。」と教師まで巻き込んで幼稚園づくりを進めていました。今日も完成したブランコに乗せる人を厚紙で作っていました。集中すると作業も早くアイディアも次から次へと出てくる子どもたちの力に感心させられました。まだまだ完成の様子はなく「明日もする。」と言って降園した子どもたちですが、また明日は家でどんなアイディアを蓄えて登園してくるのかとても楽しみです。
今日の片づけの時間「凜々子が赤くなっとる。」と大騒ぎ。みんなが集まってみるとせっかく赤くなっていた凜々子のお尻の部分が黒く腐っていました。自分たちの凜々子が大変と思ったりす組の子どもたちは何でなのかを話し合い、調べてみることにしました。すると「これや!」と見つけた同じような病気は『尻腐れ症』でした。その病気になった実は栄養がその実にいってしまうためとってしまわないと書いてありました。それを見た子どもたちはあわてて実をとっていきました。そして水が足りないのもいけないし、多すぎるのも良くないと書いてあり、「どうしよう。」と今日は良い解決方法が見つかっていません。またこれから子どもたちと一緒に解決方法を探していきたいと思います。
年長組は月に1回の手話教室がありました。今日は『七夕』の歌を手話で教わりました。今、幼稚園でも願い事を書いたり、飾りを作ったり、歌を歌ったりしていることもあり、覚えるのも早く、すぐにマスターすることができました。そして、お昼の放送で「年少、年中さんにも教えてね。」と言われると、気持ちはいっぱしの手話講師!いつもとは違う表情で年少、年中の前に立ち、『七夕』の手話を教えてくれました。年少、年中児も憧れの年長さんから教えてもらい嬉しそうに真似をしていました。
コメント (「今日はそうめん流しをするぞ!!」 ぺんぎん組 中田拓成 はコメントを受け付けていません)