2012年6月27日 水曜日
今日は青コースの園外保育でした。朝から青コースの子ども達は、「今日ピーターパンよね?!」と嬉しそうに話していました。今日、子ども館で遊べるということで少し早く出発しました。コミセンに着いてから、副園長のお話を静かに聞いていた子ども達は、副園長と「時計の長い針が3の15分になったら集まって、コスモシアターに行くからね。」と約束しました。りす組の子ども達が行った時には、年長児と年少児がとても楽しんで遊んでいました。普段、異年齢の子ども達が一緒に遊べる環境の中で園生活をしている子ども達は、何の不安もなく年長児達の中で、しっかり順番に並んだり、譲り合ったりして遊んでいる姿を見て、とても嬉しく思いました。
汗ばむほどいっぱい遊んだ後は、いよいよコスモシアターです。いつもと雰囲気の違う所へ入った子ども達は、とても静かでした。赤コースのお友達から聞いていましたが、本当に立体的で、自分達がピーターパンのお話の中に吸い込まれているようでした。見終わった子ども達は「動きよったよね!」「ちょっと怖かったけど、面白かった!」と口々に言っていました。
年少児、年中児は園に帰ってからの昼食になりました。お部屋での配膳でしたが、自分の準備をする前に「おにぎりや!」「見て!きゅうりよ!やったー!」と大喜びでした。いただきますをして、あっという間に食べ終えると何度もおかわりをしていました。本当に大人気の【にらみそ】はお皿に残らないように、きれいに食べていました。
園内では、くま組のA君がおたまじゃくしを持って登園して来ました。タッパーに入れて持って来ていましたが、狭くて元気がないことに気が付いた子ども達は、どうしようかと相談を始めました。そして、水槽に入れてあげたら良いと思いつきました。さぁ!水槽はどうしようかと散々考えていました。何で作ろうか、どんな物だとおたまじゃくしが元気に泳ぐことが出来るのか…廃材箱の中を探して、見つけたのは、大きなペットボトルでした。側面に穴を開けたいと言い、教師の手を借りながら穴をあけることが出来ました。
しかし、横に寝かせるとそこが丸くなっているのでゆらゆらしてしまいます。考えた子ども達は、木工で固定出来る物を作ることにしました。そして、何人もの子ども達が協力し、考えて作っている姿が見られました。お部屋に帰ると、「カエルとおたまじゃくしの食べる物は違うよね?」と図鑑を見ながら調べていました。おたまじゃくしが一匹来ただけで、こんな所にまで活動が広がって、みんなで色々なことを考えて動く姿に年長児の創造性と共同性の育ちが見られ、驚きました。
おたまじゃくしに足が出て、手が出る過程もしっかりと観察していきたいと思います。
今日は水曜日。お楽しみのおにぎりパーティーです!副園長が提案してくれたのは、お花のおにぎりです。まず栄養士の今井さんが人参を花型に切って準備をして下さっていたお花をおにぎりにのせます。その上をラップでおおい、手をそえてひっくり返し、きゅっきゅっとしぼると…てるてるぼうずのようになりました。とてと可愛いおにぎりができると、見せ合っていました。年長児のA君はみんなのラップを集め、大きなてるてるぼうずも作っていました。発想が本当に面白いなと思いました。
こんなに楽しいパーティーがあるのを知って預かりを利用される方もいるそうです。毎週おにぎりパーティーがありますが、毎回使う材料も違い、ねらいも違い、又、子ども達の様々な発想を知ることが出来て、楽しませてもらっています。
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