幼稚園の日記(ブログ)

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2012年6月26日 火曜日

昨日、年長児が田植えでもらって来て植えた里芋の葉を見ていると、ひまわり組のAちゃんが「先生。なにしよん?」とやって来ました。そこで、里芋の葉に水を2・3滴落として、里芋の葉が水を弾く様子を見せました。すると、葉の上でころころ転がる水滴を見て、「わぁー!!」と驚いていました。ちょうど、近くを通りがかったくじら組のBくんに、なぜ里芋の葉は水を弾くのか聞いてみると、「里芋に水をあげ過ぎんようにするためよ!」と得意気に答えてくれました。私もひまわり組のAちゃんもBくんの答えに感心し、なるほどと納得したのでした。

今日は、雨上がりの気候のせいか湿度が高く、しゃぼん玉のコーナーでは、たくさんのしゃぼん玉が飛んでいました。しゃぼん玉の膨らまし方を試行錯誤し始めた年長児は、吹く力を調節しながら、どうすれば大きなしゃぼん玉ができるのか挑戦していました。また、年少児も石けんを削ることにも慣れ、水の量を調節してしゃぼん液を作ることができるようになってきました。しゃぼん液をつけて勢いよく吹いていたうさぎ組のAくんとBくんは、強く吹くとたくさんのしゃぼん玉ができることを発見しました。大きさの違う様々なしゃぼん玉が空へ飛んでいく様子を見て、「あの大きいのはお父さんとお母さん。小さいのは赤ちゃんのしゃぼん玉やね。」と、二人は顔を見合わせてとても嬉しそうでした。その言葉を聞いて、子どもの優しい感性に心温まる思いがしました。

ひまわり組の保育室では、昨日折ったシール帳折り紙の続きをAちゃんとBちゃんがしていました。見本で折っていたカタツムリの4分の1の大きさの折り紙で折ったAちゃんとBちゃんのカタツムリを、「赤ちゃんカタツムリ!!」と嬉しそうに見せてくれた二人は、壁面に飾ってあるお母さんカタツムリの横に赤ちゃんカタツムリを貼ってとても満足そうでした。その様子を見て、「私もやりたい!」と女の子達が集まってきました。カタツムリを折る子、浸し染めでアジサイを作る子など、自分の作りたい物を作っていると、「私はカエルを描く!」とCちゃんが思いつきました。みんなが作ったカタツムリやアジサイを飾って、Cちゃんの描いたカエルは、アジサイの後ろからそっとこちらを覗いています。子ども達が考えて作った素敵な壁面の飾りが出来上がりました。春の作品展の作品作りを通して、作ったり描いたりすることが楽しくなったひまわり組の子ども達は、今日も友達と雨の日のイメージを広げながら作ることを楽しんでいました。その成長した姿が見れてとても嬉しく思いました。

また、赤コースはコミュニティーセンターにコスモシアターの「ピーターパン」を見に行きました。映画とは違った立体的な映像はピーターパンと一緒に宇宙に吸い込まれるような迫力がありました。手作りのおにぎりやニラ味噌をつけたきゅうりも大変おいしかったと好評でした。

 

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