2012年6月15日 金曜日
バスが到着し、大きな声で「おはようございます」と、挨拶をしながらきた子ども達は、門を入ると園庭にいい匂いが漂っているのを、敏感に感じていました。そして、「今日のご飯何?」と、そわそわ。
以前教師が、園庭の畑に種をまいて育てていた春菊・小松菜・ほうれん草が生長し、食べごろになっています。それを収穫して副園長が今日の給食に入れてくれることになりました。そこで子ども達が抜いて1本1本根っこを切って洗っていましたが、「これなーに?」「これ給食に出るん?」と、期待いっぱいで話していました。戸外遊びが終わって、「さぁ、給食だー!!」と、はしゃいぎながら大急ぎで準備をして待っていると「どーぞ」と声がかかりました。今日は、食育サークルのお母さん達がお手伝いに来て下さって丁寧に盛りつけながら、「全部食べてね」「残さず食べてね」と、一人ひとりに声を掛けて下さいました。子ども達は、「ありがとう」と、お礼を言って受けとるとお皿に並んだお料理を見ながら嬉しそうにテーブルに座りました。そしてクラスのみんなが揃って「いただきます」と言うと、最初に取ったのが、豚のカツでした。口に入れたとたん「おいしい!!」と言って、食べていました。そしてデザートは、子ども達の大好きなメロンでした。全部食べ終え、お皿をピカピカにすると、「おかわり」と言って、お皿を持って行きました。年長フロアーでは、お替わり分で少しもらっていた、カツとメロンの争奪戦になりました。三葉幼稚園ならではの風景でしたが、副園長の心のこもった手作り給食には、いろんなパワーと思いが入っています。週2回の手作り給食を、子ども達は楽しみにしています。
先日、「しぜんとあそぼ」の、テレビ視聴をした年長児が、テラスにあった虫かごに「ほたる」が入っていることに、気付きました。するとA君が、「ほたるが光ってない、夜しか光らないのかなぁ?」と、不思議そうに言いました。B君は「ほたるって、何食べるん?」と、つぶやくと、図書館に調べに行きました。見つけた図鑑には昼間は寝ていて、夜に活動していること・食べ物は貝類を食べることが分かりました。子ども達は他の友達に伝え、とても嬉しそうでした。
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