2012年6月12日 火曜日
今日は、朝から雨が降っており、バスの中では「今日は外で遊べんね。」「でもままごとの所で遊べるけん、お団子も作れるよ。」などと子ども達は園に着いて何をして遊ぼうかと考えながら登園してきていました。
バスを降りると木工の力強い音が響いてきました。昨日は、年長・年中児がさんや市場の畑へ出掛けていたこともあり、年少児は独占して楽しんでいました。そして今日も作りかけの作品を持って来て「続きをする!」と言って集中して作っていました。「?を作りたい。」と好きな木片を幾つか持って来て組み合わせてから釘を打つ子ども達は目的を持って遊びに来ていました。
年中組のKちゃんは、昨日玉ねぎ掘りに行ったことを絵に描きたいと言って、描き始めました。電車が通っていたこと、やぎがいたこと、畑のたくさんの種類の野菜など楽しかったことを画面いっぱいに描いて満足そうでした。それを教師に頼んで飾ってもらってとても嬉しそうにしていました。そこから他の子達にもお絵描きが広がっていきました。楽しかった経験をすぐに絵に描きたいと思うこの気持ちがとても大事だなと思いました。
子ども達は、身体や手先を使って、頭を働かせ、考えながら遊んで色々なことに気付いたり、学んだりしています。そんな子ども達に驚かされるばかりです。私自身も、もっと身体や頭を使って一緒にたくさん学んでいきたいと思います。
ちゅうりっぷ組では、登園して来ると、かいわれ大根を見るのが日課になっている子がいます。「昨日よりおっきくなっとるよ。」と身振りを付けながら話してくれる子どもの姿がとてもかわいらしく笑ってしまいました。土日の連休明けで昨日は、ぐーんとペットボトルからかいわれ大根がはみ出ていたので、今日持って帰ることになっていました。運動会前にした時には、失敗してしまったのですが、副園長がもう一度次はペットボトルでしようと提案してくれたので、子ども達は大喜びでもう一度種をまきました。ペットボトルということで前は見えなかった種から芽が出る様子、根が伸びて絡まっている様子をじっくりと観察することができました。前回は黒のビニール袋をかぶせていたことを覚えていたAくんは、「新聞にしたけん良かったんやない!?」と言い、なぜ?と違いに気付くことがすごいと驚かされました。一人ひとりかいわれ大根を配るととても大事そうに持ち帰っていました。「何のお料理で食べたか教えてね。」と声を掛けると「前はもやし炒めにしたんよ。」と話してくれました。また明日子ども達からどんな話が聞けるか楽しみです。
こあら保育の様子です。
コメント (「かいわれ大根が上手にできたよ☆」 ちゅうりっぷ組 立川留美 はコメントを受け付けていません)