幼稚園の日記(ブログ)

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2012年3月15日 木曜日

「明日は卒園式だね」と言って、ちょっぴり寂しそうに帰った子ども達。今日の朝は、お天気も晴れてとても気持ちの良い気候でした。門をくぐって入る子ども達は、いつもと違った雰囲気に少し緊張しながらも、にこにこ笑顔でお部屋に入って行きました。そして友達同士で顔を合わせると、「今日髪型違うね」「今日で年長さん最後だね」と、お互いに言葉を交わしていました。

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いよいよ卒園式。会議室に控えた子ども達は、「トイレ大丈夫?」「襟大丈夫?」と自分達で服装を整えたり、トイレの心配をしたり、姿勢をしっかり正して入場の合図を待っていました。そして「第40回卒園式を始めます」と言ってピアノが流れると、たくさんの保護者の拍手の中を、胸をはって入場してきました。みんなで歌う最後の園歌も、元気よく歌いました。

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修了証書授与では、担任が一人ひとり顔を見ながら名前を呼ぶと、大きな声で「はい」と返事をして壇上に上がり、副園長から「〇〇ちゃん、卒園おめでとう」と言葉をかけてもらうと、どの子もニコッと笑って証書を受け取りました。そして回れ右をして反対を向くと、お母さんがにこにこしながら待っててくれました。花道を堂々と歩いて「ありがとう」と言いながら、証書を渡しました。副園長の挨拶の中で、大地震で学んだこと、幼稚園でのみんなのお仕事は遊ぶこと仲良くすること、自分のことは自分ですること、みんなで助け合うこと、みんなで1つのことをやり遂げるようになること、そして小学校へ行くと、お勉強と言う仕事と、新しいお友達を作るお仕事が増えることと言う話を、真剣に聞いていました。

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わかれの言葉では、在園児を代表して13名の子ども達が、年長児に向けてお祝いをしてくれました。年長児のわかれの言葉では、代表の子ども達が壇上にあがり、三葉幼稚園で楽しかったこと・嬉しかった3年間の思い出を振り返りました。みんなで歌った”君とぼくのららら”では、年長児と保護者、そして教職員が一つとなって心を込めて歌いました。今までの思いがよみがえり、涙を流しながら歌う子どももいました。

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そして緊張しながらも、一生懸命描いた砥部焼のお皿、3年間の思い出がたくさん詰まったアルバム、小学校に行って勉強で使う国語辞典、大きくなったらなにになりたいかを撮った卒園DVD、自分達で描いた絵が表紙になって、お父さんお母さんのメッセージが入った卒園文集、後援会からいただいた紅白のお餅を、卒園記念品として、子ども達の手に配られると、卒園文集では、「みんなが作った表紙がこんなになったよ!!」と見せると、「うわーやったぁー!!」と大喜び。一人ずつ渡すと、自分のページがどこにあるかなぁとめくっている子もいましたが、「やっぱり帰ってからのお楽しみ」とわくわくしている子もいました。そして、たくさんの先生が見送ってくれる中、にこにこ笑顔でアーチをくぐって帰る子どもたちを笑顔で見送ることが出来ました。預かり保育の子ども達も、年長さんの卒園のお祝いのお餅を分け合っていただきました。あまーいお餅は年長さんとの思い出の味でもありました。

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この1年間、本当にあっという間に終わってしまいました。今まで子ども達と過ごし、たくさんの思い出が出来ました。じゃがいも掘りや稲刈り、夕涼み会、運動会、作品展、生活発表会、年長でしか出来ないお泊り保育など、いろいろな行事がありました。そして、副園長が作ってくれた手作り給食も本当に気持ちよく食べ、食べられなかったものも、食べられるようになって、心も身体も大きく成長しました。楽しかった3年間を忘れないで、小学校に行ってもみつばっこパワーで頑張って欲しいと思います。いつまでも応援しています。

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コメント (第40回 卒園式   きりん組 河野ゆい はコメントを受け付けていません)

2012年3月14日 水曜日

卒園式を明日にひかえ年中、年少、ひよこ組の子ども達と年長さん全員が揃うのは今日が最後です。年長児と別れの言葉を代表して言う年中児以外はお休みなので今日の卒園式の練習は、全園児が参加する「ミニ卒園式」をお別れ会も兼ねて行いました。

副園長が昨日今まで遊んでもらったり、世話してもらってありがとう!という気持ちと、自分たちも一つ大きい組になるんだという自覚をもって参加しようと話してもらっていました。 保護者席に座っていた在園児(年中、年少、ひよこ組)の子ども達は手拍子で年長さんを迎え、その姿を目で追いながら卒園式の様子に見入っていました。

今日証書授与の練習のとき卒園児たちは副園長が一人ひとりの名前を呼びながら渡していくと少しリラックスした笑顔で受け取って花道を歩いて行く姿がみられました。 卒園式の練習が終わると続いて卒園する「年長さんを送る会」です。 年少、ひよこ組と向かい合って座ってもらい年中児が年長さんを囲んでから「思い出のアルバム」を歌いながら一年間を振り返っていきました。

副園長のアドバイスで在園児と年長児が一緒に歌ったり、言葉のかけ合いをしたりしながら楽しかったこと、嬉かったこと、頑張ったこと色々あった一年を振り返りました。 年長さん達は思い出のいっぱいつまった幼稚園生活の一つひとつがよみがえってきたのではないでしょうか。春から夏、秋、冬と歌が進んでいくうちに「ああ、これで年長さんとお別れなんだな?」という実感がじわじわとわいてきました。

最後に皆で年長さんに「ありがとう!小学校へ行っても頑張って下さい。」と言うと年長児から「がんばります!」という言葉が返ってきたので園に残る年中、年少、ひよこ組もそれぞれ進級することを声に出して、「年長になります、年中になります、年少になります!と宣言しました。 そして退場していく年長さんを「おひさまになりたい」を歌いながら見送るとき卒園する年長さんが年少だった時に担任だった私は3年間大きくなっていく姿を他の教師と一緒にみてきた事を思い出して急に胸が熱くなりました。

送る会の余韻を感じながらホールを出ると「さあ!お待ちかねのお別れ会の会食です。」会食は副園長が年長さん最後の手作り給食ということで腕によりをかけて作ってくれたごちそうでした。 今日は年長、年中、年少、ひよこ組の皆でコース別に分かれて一緒に食事をしました。子ども達に人気の今日のメニューは鳥の骨付き肉のオーブン焼き、ピラフ、肉じゃが、ブロッコリーサラダ、生野菜、そして手作りのミニおはぎでした。  

皆で食べる最後の手作り給食、またいつもの食べっぷりのいい子ども達の笑顔でいっぱいでした。  ちょっと残しそうな年少、ひよこ組達の分も年長、年中さんが食べてくれておなかいっぱい・・でも今日はそれにおやつとカルピスもありました。もちろん食べ過ぎないように量は加減しましたが、それも全部残さず食べていました。

お帰りの時間が近づいた頃卒園する年長さんに在園児が作ったペンダントや手作りカードを自分で手渡ししていきました。そして年長さんにお別れをして降園するときに「プレゼントありがとう。」と言って笑顔で帰っていきました。

明日は年長さんの晴れの卒園式、全職員で精一杯心を込めて送り出したいと思います。

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コメント (「年長さんありがとう!」  たんぽぽ組 日野美雪 はコメントを受け付けていません)

2012年3月13日 火曜日

桃の花が色づき、幼稚園の裏山では、うぐいすが鳴き方の練習を始める頃になりました。三葉幼稚園にも春がやって来ました。園庭もぽかぽかあったかくて、登園して来た子から嬉しそうに戸外に遊びに行っていました。

つりかんや縄跳びも、3学期に入った頃に比べれば、とても上手になりました。りす組の子どもたちが友達をたくさん誘って、4人組で長縄跳びに挑戦していました。始めは息が合わず、みんなで跳ぶ事がなかなかできなくて、みんな悔しがっていましたが、「みんなでせーので跳ぶんよ。」「大きくジャンプするんよ。」と、励まし合って、最後には13回も跳ぶ事ができて、とても喜んでいました。また、ブランコの隣の桜の木では、ぺんぎん組の男の子たちが木登りを楽しんでいました。A君が、とても高い所に登って、クラスの友達に「おーい!!」と、手を振っていました。身軽に登るその姿を見て、いつの間にスイスイと登れるようになったんだろうと思っていると、子どもたちの身体が、なんだか大きくたくましく見えてきました。この1年でとっても大きくなったなぁ、と感じると共に、たくさんの遊びを通して腕や足の力もいっぱい鍛えられただろうなぁ・・・と思いました。

そして、A君の後に続いて登ったB君が、「あ!」と言って指さしました。桜の木の枝の先に、小さなつぼみができていたのです。ピンクのかわいらしい桜の花が咲く頃、みんなが年長さんになるのも、あと少しです。

また、今日は今年度最後のお弁当の日でした。年長さんは、幼稚園で食べる最後のお弁当。くま組のCちゃんのお弁当には、お母さんからのお手紙が添えられていました。今日は、みんなで戸外やテラスで、あったかい陽だまりの中、いろんなクラスのお友達と一緒に食べる事ができました。工事の様子も間近で見ながら、「屋根ができよる。」「もうすぐ完成やね。」などと話しながら、様子を見ていました。お弁当も、「おいしいね。」「おいしいね。」と、隣の友達と顔を見合わせながら、味わって食べていました。幼稚園の手作りお弁当も、今日はあんかけ豆腐、にんじんの天ぷら、ポテトサラダ、みかん、玄米ご飯と、とっても豪華で、注文している子も、「おいしそう!」と、嬉しそうでした。食べ終わった後、お母さんにお礼のお手紙を書いている子たちの姿も見られました。お手紙をそっと覗くと、今日食べたかわいらしいお弁当の絵が描かれていたのを見て、なんだか微笑ましくなりました。

明日は、年長さんのミニ卒園式と、年長さんを送る会があります。ミニ卒園式では、在園児がお客さんになります。年長さんへのプレゼントの絵や、みんなで作ったお花などを飾って、会場もどんどん準備が進んでいます。明日、年少さん・年中さん・年長さん、みんなで過ごす1日を、大切にしたいと思います。会食もとっても楽しみです。

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コメント (「ぽかぽか陽だまりの中で。」  ぺんぎん組 岩城悠 はコメントを受け付けていません)

2012年3月12日 月曜日

 今日は、朝から季節外れの雪が降っていました。子ども達は、登園すると「雪降りよったよ!」と嬉しそうに話していました。部屋の中から雪の降る様子を見ていた子が、雪が止んだことに気が付くと、友達を誘ってすぐに戸外へ飛び出して行きました。「全然寒くない!!」と言う元気いっぱいの子ども達の姿が頼もしく見えました。

 踊りの曲が流れると、いつものようにちゅうりっぷ組の前のテラスはステージに早変わりです。年中・年長のお兄さん、お姉さんに椅子に座ってお客さんになってもらうと、年少児達が海のダンスパティーの自分のお気に入りの役になりきって踊っていました。次に運動会の踊りの曲を流すと、私は振り付けがあやふやになってしまうところがあったのですが、子ども達はしっかり覚えていて他の学年の踊りも上手に踊っていました。

    

 片付けの後、年少・年中でホールに集まってさよなら会の練習をしました。副園長のアイディアで年長児がDVD収録をした思い出のアルバムを歌い、季節ごとに色々なことがあったことを振り返っていきます。すると、この1年間が思い出されてきました。年長児に、泣いていると優しく手をつないでもらったり、運動会や発表会ではかっこいい姿を見せてもらったり、一緒に遊んでもらったり…。年中・年少児にとってそんな年長児はいつも憧れの存在でした。花道を年長児が退場する時に、みんなの大好きな「おひさまになりたい」を歌います。今日は、年長児の代わりに教師が花道を歩くと、とてもいい顔で歌いながら手拍子をしていました。あまりにもかわいらしい表情に花道を通った教師も、思わずもう一度戻って歩いてしまいました。さよなら会の日にも、今日のような素敵な顔で送ってほしいと思います。

      

 今日のパン給食の付け合わせは、玄米粥でした。あたたかい玄米粥に大喜びで、何度もおかわりをして、野菜も喜んで食べていました。

  

 すみれ組もあと4日になりました。給食後には、じゃんけん列車がしたいからと友達にも呼びかけて早く片付けをしていて、次の活動を考えて行動する姿に成長を感じました。「ひつじ組になる」「私はぺんぎんがいい」と期待いっぱいです。一日を大事に楽しく過ごしていきたいと思います。

  

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コメント (「もうすぐ年中さん」 すみれ組 立川留美 はコメントを受け付けていません)

2012年3月10日 土曜日

 先週の土曜日に 幼稚園のフリースクールがありました。 幼稚園の遊具を使って遊ぶことからのスタートでした。 ブランコ、鉄棒、滑り台など手や足などを使ってバランスや反射 身体のバネなどが準備運動の要らない自然な形で育っていることに改めて気づかされました。

 そして、キッズコアプログラムでは、発育 発達の段階に沿った機能を引き出すことで. いい身体の使い方を知りました。これは、寝返り、ハイハイ、たかばいなど ぴよぴよの子ども達にとっては つい最近まで この様な過程を通ってから歩くことにつながって発達してきたことなのです。 そこで、雨の為、外遊びが できなかった火曜日に室内で からだを使って遊ぶことにしました。

?最初の導入では、二月にした発表会の曲をかけると 、みんな ノリノリで「ひよこのかくれんぼ」を踊りました。 次は大好きな動物になって 手や足 からだに力をいれました。 片方の手を顔の前で振り、もう一方の手は腰やお尻の方に置いてゆっくり歩くのは ゾウの表現。 両方の手を顔の横に置き指を立ててガオはライオン。 顔や身体全体からその表現が出来ていました。動物の表情や仕草を瞬時によく観察しているのだと驚かされました。 「赤ちゃんになって」の声をかけると すぐにゴロンゴロンと寝返り 両足を上げてオムツ替えポーズ ハイハイをしながら友だちと顔を合わせたり 頭を突き合わせたりしながら笑い合って 気づくと行列になって移動していました。 そのうち たかばいになると 四つ足の動物に変身。 一人ひとりが自分のイメージで動き回って楽しみました。

         
水曜日には、じゃがいもを植えた畑に「ぴよぴよのじゃがいも」と書いた小さな立て札を立てに行きました。「どこに立てようかな?」と聞くと「ここ」とちゃんと教えてくれ 立てると よくできましたと言わんばかりに手をたたいてくれたのです。みんなでニコニコ. 何かしらぴよぴよちゃんがひとつになったような気持ちになれた そんな雰囲気でした。 横に植えられていた薄い黄色の花を見つけて「これきれいね!」って声があがったので「何のお花かな?」と聞くとuちゃんが、葉の下の方から顔をのぞかせていた小さなかたまりを見つけました。そのかたまりが、手作り給食に出てきたことを覚えていて「ブロッコリー」と答えてくれました。 その日のお弁当の中には入っていませんでしたが、1さい4か月のuちゃんの持参のお弁当の中に入っていたブロッコリーを見つけて「あ ,おんなじ」と. 実際に見てきた体験と同じだと感じることが出来ていたのでした。 こんな風に日々の出来事の積み重ねが、子ども達の成長につながっていることを大切にしながら 一層保育に力を入れていきたいと思います。

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コメント (「楽しく身体を動かそう。」 ぴよぴよ 西宮京子 はコメントを受け付けていません)

2012年3月9日 金曜日

 今日、年長児はクラス別お別れ会がありました。卒園式に向けて、保護者の方と子ども達が一緒に最初で最後の練習をしました。保護者の方が歌の練習をしている間子ども達は、隣の会議室で耳を澄ませて保護者の歌声を聞いていました。

  

 さぁ、入場!子ども達は入場の途中にチラッとお家の方の顔を見ながら背を伸ばして歩いて座席に着いていました。証書渡しの練習中も副園長との約束を守って後ろを振り向きたい気持ちを抑えながら座っていました。そして、副園長のお話の時に「みんな約束を守って前を向いていたから回れ右しよう!」と声を掛けてくれ、子ども達は大喜びでした。背伸びして首を長くしながらお家の方を見つけている子ども達に保護者の方も手を高く挙げて「ここだよ!」とふってくれていました。

    

 みんなで「きみとぼくのラララ」を歌った時はハンカチをそっと目元にあてているお母さんの姿もみられました。退場の時に副園長が「防災頭巾をお部屋に持って帰ってね。どうやって持って帰ったらいいかな?」と子ども達に話すと、みんな賞状と同じように脇に抱えて、どのこも笑顔で行進していました。卒園式本番、三葉幼稚園の年長児として一番かっこいい姿をみせられるようにしたいなと思いました。

  

 卒園式の練習が終わって、クラス別お別れ会でぞうぐみは、ピカピカの勲章やペンダントを作ったり、みんなが大好きなビリーブの曲を歌ったりしました。

  

 くまぐみでは、山田先生についての〇×ゲームをしました。「山田先生の好きな食べ物は焼き肉か?」正解は…「〇!」などの質問で盛り上がりました。

  

 らいおん組では先生とのふれ合いじゃんけんゲームをしました。じゃんけんをして勝った子がくじを引いて抱っこをしてもらったり、グルグルしてもらったりしました。

  

 きりん組は一人一言で、10年間家の前を通っていたバスが通らなくなると悲しい。9年間子ども達が通った幼稚園とお別れだと悲しい。と涙を流して話していた方がいました。

  

 一人一言の時は、「3年間ありがとうございます。三葉幼稚園のことが大好きでした!」と言って下さる方がたくさんいました。そんな風に思って下さるのは自分の力ではなく、副園長や他の先生方、そして保護者の方が温かい目で見守って下さったおかげだと感じました。役員さんへのプレゼント渡しでは、各クラス子ども達が考えて作ったものです。「すてきなプレゼントありがとう!」と言って下さり、子ども達はとても嬉しそうでした。

  

 幼稚園生活最後の親子で食べる手作り給食は、子ども達が大好きな豆乳カレーでした。また、炒り玄米もあって、子ども達は大喜びであっという間にお皿を空っぽにしていました。

      

 又、今日はお家の方にサプライズでお雛様のメッセージ付きプレゼントを渡しました。

  

 年中、年少児は雨の中でも着々と進んでいる工事の様子を今日も見に行っていました。今日は、どんどんできる足場を憧れの目で見ていました。重たい足場の道具を運んで組み立てている姿を見てちゅうりっぷ組のM君は大きくなったら大工さんになりたいという夢の話をしていました。園舎が大きくなって形になっていくにつれ、子ども達の期待も大きくなっているようです。

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コメント (「3年間ありがとう!」 ぞう組 神岡会里 はコメントを受け付けていません)

2012年3月8日 木曜日

今朝は園庭の工事現場にドカンと座った大きなクレーン車に登園した子どもたちは目が釘づけでした。バスの中でも「あれ何?」と年少児が言うと「クレーン車だ!幼稚園とどっちが高いのかな?」と口ぐちに言いながらバスから降りると一目散に走って見に行く姿がありました。今日は大安でこの日にたてまえができるように工事を進めてくださっていたのです。昨日まで見ていた工事の様子とは違って、立体的になっていました。釘を打たずに木を組み合わせていく様子に驚きながら子どもたちは我を忘れて見入っていました。大黒柱は神社の柱のように大きな、しっかりしたツルツルの丸太が使われていて見るからにどっしりと建物を支えています。トラックに乗った木材は近寄ると久万の杉の木でとても良い香りがしていました。年中児も工事の様子を見て、釘を使わなくて元々あいた穴に木と木をはめ込んで大きな木槌で打ち込んでいく様子を見ながら絵を描き始めました。また1階のテラスでも工事の様子を見ていた年少児が「絵を描く。」と画板を用意してクレーン車を見上げて集中して描き始めていました。年少児の目線からはフェンスも印象的でフェンスを描いたり、木を組み合わせていく様子を描いたり、自分のパステルの色とクレーン車の色を見比べてよく似た色を慎重に選びながら描いていきました。

そんな中りす組のAちゃんが「鬼ごっこしよう。」と声をかけてくれたので、クラスの子を誘って入ることにしました。そして鬼ごっこを始めると子どもたちが足が速くなっていることに驚きました。何度かするうちに、「たくさんの友だちとしたい!」と言うのでぺんぎん組の子どもたちがしていたけいどろに入れてもらうことにしました。じゃんけんをして警察になった子は帽子の色を変えて皆で数を数えて追いかけに行ってました。ルールを理解して遊ぶこともできていて、警察になった子はつかまえたどろぼうを逃がさないように囲んで見張る子、捕まえて連れてくる子と分担していました。

そして年長児は最後の手話教室がありました。これまでに「手のひらを太陽に」「もりのくまさん」「さんぽ」「見上げてごらん、夜の星を」の4曲の手話と簡単な日常の言葉を覚えました。今日それをやってみながら完璧に覚えている子どもたちに山中先生も感動して下さいました。最後に山中先生にお礼の寄せ書きを渡して感謝の気持ちを伝えました。今回教えて頂いたことが子どもたちには手話の心と心の表現として残るでしょう。

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コメント (「わぁ!クレーン車だ」  りす組 古江由貴奈 はコメントを受け付けていません)