幼稚園の日記(ブログ)

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2012年2月8日 水曜日

今朝一番、ひよこ組の三輪車隊と一緒に園庭を走っていると 突然「バキバキ!」と大きな音がしました。鋭いみつばっ子たちは音のする方へ走ります。それは団地の駐車場の大きな木が倒れる音でした。「木が倒れるよ?」の声にあちこちから子どもたちが、大勢集まってきて あっという間に門では、大観衆となりました。 団地の駐車場を整備するため、団地の周りの木をすべて切ってしまうという事でおおきなショベルカーやダンプカー、運搬車など 普段見たこともないような「働く車」が次々と登場し、大活躍していました。大きな木が倒れるところを目の前で見て、子どもたちはその様子に釘付けになっていました。よっぽど、その様子が珍しかったのでしょう。ほかの学年の子がみんな部屋に入ってしまった後も、何人かのひよこさん達は、門の前でしばらく動かず見入っていました。

そんな中、3学期に入って今日は、ひよこぐみ28人がみんなそろったので、写真を撮ろうと子どもたちにイスを運んでくれるよう頼んだところ、「いいよ」と次々とやってきてイスを運び始めました。ところが、ふと後ろを振り返ってみると、運んだイスは、ちゃっかり門の前に並べているのです。そして、いすにすわってみんなが並んで、またショベルカーの動きを見ているのでした。

そして こんな声も聞こえてきました。

A君「A君は黄色いショベルカー運転するけん」

B君「Bも黄色いの運転したい」

A君「黄色はA君やけん、B君は、緑色にしたら・・・・・」

と言う何ともかわいらしい会話が聞こえてきました。

そしてA君は、給食の時も「一杯食べてパワーがないと、運転できんけん」と言って、苦手な物もぱくぱく食べていました。

発表会の練習の合間のちょっと ホンワカとした ひとときでした。 子どもたちには大変印象強い出来事だった様ですが、こうして 自然が無くなっていってしまうことは とても寂しいことだなと 教師間で話しました。

さて、発表会へ向けてのかわいいエピソードです。

ぴよぴよちゃんも発表会に参加するのですが、なかなか大勢のお客さんの前で踊ることに慣れず、普段通りに動けなかったり、泣いてしまったりすることがありました。そこで副園長が、ふと思いついたように年長さんの女の子に一緒に踊ってくれるよう声をかけたのです。そしてそばにいた年長の女の子にぴよちゃんの間に立って踊ってもらいました。するとどうでしょう。さっきまで動けなかったぴよちゃんたちが踊り始めたのです。そしてその中に入ったCちゃん、Dちゃん達の動きのすばらしいこと。はじめに副園長から少し入り方を教えてもらっただけなのにそれは私たち教師も顔が赤くなるほど、自然な振る舞いで優しく、笑顔で、踊りながら さりげなくエスコートをするのです。それは、とても自然で、温かく 微笑ましい光景でした。発表会当日も お姉ちゃん達に入ってもらおうかな・・・・・・・。と考えているところです。

そしてもう一つ、三葉ニュースです!!

幼稚園で飼育しているウサギに赤ちゃんが生まれていたのです。今日きりん組さんが、ウサギの世話をしているときに見つけたのです。

寒いせいか、どうやら土の中の穴で育てていたようです。毛もたくさん生えてまるまるとした、かわいい赤ちゃんが3羽初めて土の上に上がってきたようです。まだお母さんのおっぱいを飲んでいる時期なので、みんなで大切に見守って行きたいなと想います。

さて明日は、いよいよ市民会館でのリハーサルです。どの学年も皆とても張り切っています。発表会まで後2日。

どうか体調を崩さないように 皆で元気に参加できることを願っています。

*お知らせ*

2月1日からひよこ組にもう一人先生が増えました。竹内直美先生です。竹内先生は午後は預かり保育の先生として預かりのお友達の世話もお願いしています。よろしくお願いいたします。

そして、預かり保育の三好香先生は2月10日で退職されることになりました。今後は看護師さんとして活躍される予定です。

卒園式には出席してくださるそうなので、そのときにお別れを言いましょう。ありがとうございました。

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