幼稚園の日記(ブログ)

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2011年12月1日 木曜日

 今日、年中・年長の赤コースは、伊予鉄スポーツセンターに、アイススケートに行きました。今日の日を心待ちにしていた子どもたちは、朝からワクワク。すべれるかな、ころぶかな・・・と、期待半分、不安半分でバスに乗りました。スケート場に着くと、建物の中に入った瞬間に、ひやりと肌寒く、冷たい空気がほっぺにあたりました。

 スケート靴を履いて出てみると、あたり一面に氷のリンクが広がっていて、子どもたちは、「ワー!!」と、歓声をあげました。「ひろーい!」「さむーい!」と口々に言いながら、慣れないスケート靴でヨイショ、ヨイショ・・・と1歩ずつ歩いていきました。「靴の先には、包丁のように尖った鉄がくっついているので気をつけようね。」という話を思い出して、注意して歩きながら、少し広い所まで進んで行きました。そこで、リンクの上での立ち方を副園長に教えてもらいました。「1.まずはハイハイで広いリンクまで行く。 2.両手を氷についたまま、片足を立てる。 3.まだ手は氷につけたまま、もう片方の足を立ててカエルさんになる。 4.両手を前に出して、おばけのように立ち上がるんだよ。」と、実際にやってみて、なんとなく感覚をつかんだ様子です。

 そして、いよいよリンクへ!!小さいリンクから大きなリンクまでの長い距離をハイハイで進みます。年長さんは、さすが経験者というべきか、多数の子どもたちがすぐに感覚を思い出して立ったり、スイスイすべることができていました。年中さんは初め勇気が出なくて固まっている子もいましたが、Aちゃんが真ん中でステーンと転んだのを見て、ふっと笑いがもれました。みんなの緊張も溶け、よーし!やってみよう!と意気込んで立とうとする姿が見られました。Aちゃんに「大丈夫?」と声をかけると、「全然平気!もう1回!」と、逞しい返事が返ってきました。

         

 今日はみんな何回も何回も転んだけれど、その分、『挑戦してみよう!』という気力と、『まだまだ負けない!』という根性が培われたように思います。終盤になると、年中さんもほとんどの子が立つ事ができて、「見てみてー!」と、満面の笑みでアピールしていました。たくさん遊んだけれど、「もっとすべりたいね。」「また来たいね。」と、スケート靴を脱ぐ時も、バスに乗る時も、園に帰ってからもずーっと話していました。氷の世界を思う存分楽しんだようです。

 一方、園に残っていた年少組・ひよこ組と、青コースの子どもたちは、焼芋をしました。お芋を洗って、新聞紙で包み、アルミホイルで巻いて火の中に入れると、「まだかな、まだかな。」と、焼けるまでずっと火が燃える様子を見ている子もいました。やがて、おいしそうな焼芋の匂いがしてきて、お芋が焼けました。できた焼芋を割ってみると、ほかほかの黄色いお芋がフワフワーっと見えて、みんな大喜びでした。ひよこ組のB君は、『やきいもグーチーパー』の歌を思い出して、「アチチのチーやね!」と、にっこり微笑んで食べていました。

         

 そして、今日は夕方5時から、幼稚園がピカピカにライトアップされました。クリスマスイルミネーションの点灯式に訪れて下さった方や、預かり保育の子どもたちと一緒にカウントダウン!!「5・4・3・2・1!」の掛け声でピカーっと光ると、「ワー。」「キャー。」と拍手があがりました。もうそれが楽しくて楽しくて、カウントダウンのアンコールで、何度も何度も点灯がある点灯式になりました。あったかいおしるこを食べて、夢見心地の子どもたちでした。なお、クリスマスイルミネーション点灯は、12月25日まで、毎日午後5時から8時半までです。近くに来られた方は、ちょっと立ち止まってご覧になって下さいね♪

         

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